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2010年03月02日

チリの大地震と津波(外務省の対応)

皆さんご存知の様に現地時間27日未明(日本時間27日15時34分)に発生したチリ中部での地震で大きな被害が生じております。現地では、今も尚瓦礫の下で救助を待っておられる方々が一刻も早く救助され、ひとりでも多くの人命が救われることをお祈り申し上げます。

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遠く離れた場所の災害でも、日本政府は直ちに対策を講じ、吉良州司政務官も政府の一員として、対応にあたりましたので、その一部をご紹介します。

地震発生の第一報はすぐに外務省に入りましたが、現地政府も被害状況の把握に多少の時間がかかりました。外務省もある程度の情報が収集出来た27日(土)の23時20分に第1回対策会議が招集されたのを皮切りに、29日(月)午前11時まで、昼夜を問わず断続的に合計5回の会議が開催され、対応にあたりました。

会議では、在留邦人の安否の確認、被災状況の把握、日本政府としてのチリ被災地に対する支援の検討、官邸や防衛省等の他省庁との連携、津波被害に関する太平洋諸国との連携・対応などが話し合われました。

外務省の情報では、今回のチリの地震とハイチとの違いは、ハイチは首都直下型の地震であり、政府そのものが瓦解してしまい相手国政府と何の連絡もつかない中、在京の大使と連絡をつけて医療チームや自衛隊を派遣したということ。

一方、今回のチリは、直下型の地震ではなく政府はしっかりと機能しており、相手方とコミュニケーションを取ることが出来るため、その意向に沿って支援活動を行っていくという方針となっているということです。当初、対策会議の最中には、チリ政府から状況把握が出来るまで、各国の支援は控えてもらいたいという意向が伝えられましたが、現在はチリ政府から正式な支援の依頼があったようです。

これら災害時の対応は、政府にとって重要な仕事の一つです。今回の対応にあたって、公務員の皆さんが、昼夜を問わずその職責を全うするという使命感を持っていることを知ることができました。

チリ並びに国内において、今回の震災で被災された皆様の一日も早い復興を祈念いたします。

2010年01月29日

3重苦の南米出張

1月18日~26日までの9日間、政務官・吉良州司は政府特使としてボリビア大統領就任式出席など南米出張に行って参りました。今回の出張も相当ハードなスケジュールだったことに加え、今回の出張のメインであるボリビア大統領就任式への出席のために滞在しましたボリビア首都のラバスは、空港が標高4000mの市内も標高3600mと酸素が平地の2/3しかないような場所です。加えて、南半球のため季節は日本と間逆の夏。南米二カ国出張に何故9日間もかかるのだとご指摘を受けそうですが、なにせ、東京からの直行便はなく、一度米国まで飛び、時には二度、三度飛行機を乗り継いで現地入りするという場所です。今回の出張では恐らく9日間のうちの約半分くらいが飛行機などによる移動時間という出張でした。出張の内容に関しては後日お伝えするとしまして、今回は出張スケジュールをご紹介致します。 

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日本政府の特使として新大統領に表敬訪問を行った直後、地元メディアに囲まれ取材を受ける政務官・吉良州司

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モラレス大統領就任式典にて

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大統領を表敬訪問

1月18日(月)
17:15 成田発(所要時間9時間5分)
10:05 ロサンジェルス着
12:30 ロサンジェルス発(所要時間12時間15分)
(機内泊)

1月19日(火)
6:45  サンパウロ着
8:25  サンパウロ発(所要時間1時間47分)
10:12 ブラジリア着
午後  ゲーハ文官府副大臣との会談
    パッソス運輸大臣代行との会談
(サンパウロ泊)

1月20日(水)
午前中  アレンカール副大統領との会談
ジャグアリーベ外務省副次官主催昼食会
午後   その他面談複数
     イイホシ拍日国会議員連盟会長等との夕食
(サンパウロ泊)

1月21日(木)
11:30 ブラジリア発(所要時間1時間35分)
13:25 サンパウロ着
17:00 サンパウロ発(所要時間2時間45分)
17:48 サンタクルス着
19:00 サンタクルス発(所要時間1時間)
20:00 ラバス着
(ラバス泊)

1月22日(金)
午前中 チョケワンカ外相との会談
    大統領就任式典出席
    モラレス大統領主催昼食会
    JICA専門家・協力隊員との懇談
(ラバス泊)

1月23日(土)
午前中 モラレス大統領表敬訪問
午後  キンタナ前大統領府大臣との会談  
    ゴメス鉱山冶金大臣との会談
    在留日本人・日系人との懇談
(ラバス泊)

1月24日(日)
7:55 アバス発(所要時間9時間10分)
16:05 マイアミ着
(マイアミ泊)

1月25日(月)
6:20 マイアミ発(所要時間3時間15分)
8:35 ダラス着
10:10 ダラス発(所要時間13時間25分)

1月26日(火)
14:35 成田着

因みに今回の総飛行時間は計算すると55時間となります。搭乗待ち時間や乗り継ぎ時間を含めるとさらに膨大となります。帰国後、やはり時差ボケがひどいようで昼間でも少し頭がボートすると言っておりました。ただ長い移動時間や、季節が真夏でかつ4000mの高地に行っても、吉良本人は高山病には全くかからなかったようですが、帰国後すぐに外務省の日程が通常通り入り、いつもと全く変わらない日程をこなしております。徐々に体調も回復しつつありますが、皆さんどうぞ暖かい目で見守って下さい。

最後に題にあります三重苦とは、温度差、時差、標高差の三つの差(苦)をさします。

2010年01月04日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。1月5日(火)今夜9時からのNHK総合
「ニュースウォッチ9」に吉良州司がスタジオに生出演します!
現在の外務大臣政務官としての立場を中心に年末に収録した映像を交え、
スタジオでもインタビューに答えます。みなさんはもちろん、
周囲の方にも声をかけていただき、一人でも多くの方にご覧いただければ幸いです。

今年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

吉良州司事務所スタッフ一同

2009年12月30日

仕事納め

皆さん、

今年一年吉良事務所秘書ブログをご愛読頂きまして誠にありがとうございました。今年は念願の政権交代を成し遂げ、鳩山新政権が発足する日本の戦後政治史にとっても歴史的な一年となったと思います。その新政権で吉良州司は外務大臣政務官として政府に入り、野党から与党へと吉良の仕事も環境も激変しました。新しい年を迎えるにあたり、われわれ吉良事務所スタッフ一同も、これまで以上に代議士を支えていけるよう努めて参ります。 
どうか皆さん、引き続きご支援の程を宜しくお願い致します。
吉良の活動は年末までまだまだ続きますが、このブログ上では年末のご挨拶をさせていただければと思います。

今年一年、本当にありがとうございました。また来年もご愛読宜しくお願いいたします!皆さま良いお年をお迎えください。

吉良事務所スタッフ一同

2009年04月02日

民主党大分県連第13回定期大会

3月28日(土)に大分市内のコンパルホールにて民主党大分県連第13回定期大会が開催されました。定期大会には県内各地から約250名もの参加者が駆けつけ、大会の中で吉良州司県連代表の再任が報告されました。併せて、新旧役員の交代の報告も行われました。
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吉良代表より再任の挨拶の様子です。
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定期大会終了後には、この日のために駆けつけて頂いた岡田克也民主党副代表より民主党大分県連10周年記念講演会が行われました。
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およそ400名もの聴衆と多くの報道陣が集まった中、「政権交代~この国を変える」の演題の下、以下の4点について約30分の講演をされました。

1. 世界同時不況と日本経済の動向
2. 麻生政権の混乱と迷走
3. 解散・総選挙のゆくえ
4. いま政治に求められているもの

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30分の講演終了後に15分の質疑応答の時間がありました。参加者からは積極的に質問が相次ぎましたが、逆に質問の数が多すぎて司会者が「時間がないので、最後の一問です!」と何度か制するほどの盛況ぶりになってしまいました。そんな状況の中でも、時間が過ぎても嫌な顔一つせず、むしろ最後の一人まで岡田副代表は丁寧に答えている姿がとても印象的でした。

翌日は、来県頂いた岡田副代表の大分視察に州司さんが同行致しました。その様子は次回のBlogにてお知らせ致します。

2009年01月05日

明けましておめでとうございます

皆さん、良い年を迎えられたことと存じます。
正月休みも終わり、今日から本格始動という方が多いと思います。

さて、例年は1月20日前後から始まる通常国会ですが、今年は本日5日から早くも171回通常国会が始まり、平成20年度の第二次補正予算案を巡る与野党の攻防の火蓋が切られました。今年こそは、必ず政権交代をかけた衆議院総選挙が行われます。民主を中心とする政権か、自公政権の存続か、また選挙の動向によっては、55年体制を形作ってきた古い政治体制が本当の意味で瓦解する激動の一年になるかもしれません。

一方で、吉良州司本人からのビデオメッセージにもありましたように、経済は100年に一度といわれる大不況で、大きな荒波の間を漂っている様な状況にあります。しっかりと政策を議論し、国民全体の叡智を結集して可能な限り早くこの大不況を脱することが出来るよう、代議士はもとより各々の立場で努めて行きたいと思います。
そして、そんな日々の活動の様子を可能な限りこのブログ等を通じて皆さんにお伝えしていきたいと思いますし、また皆さん方からのご意見を頂戴したいと思いますので、本年も是非メルマガともどもご愛読の程よろしくお願いいたします。

                                        吉良州司事務所スタッフ一同

2008年12月26日

御用納め

皆さんこんにちは。年も押し迫り、今日は仕事納めという方が多いのではないでしょうか。私たちが働く議員会館は、衆議院という国の機関が所有する建物ですので、「御用」というお上の用語をいまだに引きずっている部分がありますが、他の官庁と同じく、今日26日が年内最後の開館日となります。

年末年始にかけて、代議士は地元であいさつ回りなどを精力的に行い、1月5日には国会開会のために上京するという例年にないタイトなスケジュールで動いています。今年は、思えば実は昨年の今頃から今まで、もうすぐ選挙だ、もうすぐ選挙があるといってせわしなく動き回ってきましたので、本当に腰の落ち着かない一年でした。来年こそは、任期のこともあり必ず1度は総選挙が行われますので、ぜひしっかりと戦える準備を抜かりなく進めてまいります。ぜひ皆さんにもご協力のほどお願いできればと思います。

それでは、地元での活動等はまだまだ年末まで続きますが、このブログ上は年末のご挨拶をさせていただければと思います。今年一年のご愛読、本当にありがとうございました。また来年もお付き合いの程、どうぞよろしくお願いいたします。皆さま良いお年をお迎えください。

吉良事務所スタッフ一同

2008年12月11日

東京キラキラ会を開催しました

皆さんこんにちは。
そろそろ紅葉の季節も終盤となり、大分では雪が混じるほどの寒い日も訪れ始め、にわかに冬本番を感じるようになっています。

今回は、東京で行った東京キラキラ会の国政報告会についてお知らせいたします。この会は、東京の吉良州司応援団の集まりで、知事選以来、ずっと応援を続けてくれている方々です。この「キラキラ会」という名称も、いまは地元大分でも使用していますが、実は東京在住のある方がつけてくださったもので、こちらが“元祖”です(大分との唯一の違いは、大分は「きらきら会」と、ひらがなとカタカナの違いがあるんです)。毎年何度か国政報告会を催していたのですが、今年は「総選挙近し」という観測のため、なかなか開催が出来ず、年末となってしまいました。この程、年内解散の可能性が以前より小さくなったことから、今年初めての開催となりました。

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東京キラキラ会でのご挨拶の様子


会では、まず吉良州司から今年一年の支援に関するお礼や、国政報告に代えて簡単なご挨拶をして、皆さんと懇談しました。その内容は、

1.この一年間の活動について。まさに「狼少年の1年」とも言える1年で、昨年末から、
  いつも「総選挙が近い」といい続けて、今に至ってしまったこと。
2.麻生総理の人物評について。総理を、「半径2メートルの人」と評する。いろいろな
  失言などで、支持率が落ちている部分はあるが、直接会って話をすれば、歯に衣着せぬ
  発言などにより、魅せられる人柄を持っている。ただ、漢字の読み間違いや、発言の
  二転三転によって、脇を固めるはずの官僚組織の中の評判も急速に悪化している様子が
  あるということ。
3.今後キラキラ会のような身近な人々が集まる会などをベースとして、3期目の活動に
  向けて東京後援会を作っていけるようにしたいと考えているので、そのときにはぜひ
  協力をしてほしい。

というようなものです。

もう12月も半ば。今年一年のご支援に、お礼を述べる季節がやってきました。今年もまだあと数回、このブログの更新はありますが、一足早く御礼を。今年も毎週のご愛読ありがとうございます。来年もまた、よろしくお願いいたします。年末年始、寒い日と忘新年会が続くことと思いますが、どうぞご自愛ください。

2008年11月25日

在京大分市人会に出席しました

皆さんこんにちは。
この週末は、土曜日曜と、絶好の行楽日和でした。ちょうど木々が色付き、紅葉狩りに行かれた方も多かったのではないでしょうか。

さて、22日(土)に、東京では、恒例の在京大分市人会の総会が開催されましたので、今回はその様子をお伝えいたします。毎年春と秋に行われる市人会の総会ですが、今回もご招待頂き、冒頭に皆さんへのご挨拶をさせていただく時間をいただきました。参加者は120―130名、国会議員は吉良州司とほか1名でした。大分からは釘宮市長、三浦市議会議長が上京し、この4名が挨拶しました。代議士は、挨拶では1)国会情勢 2)金融危機 3)大分の方言 “むげねぇー”について主に話をしました。

特に“むげねぇー”については、標準語の“かわいそう”とかの単純な言葉に置き換えられない、そこには“いとおしい”というような意味も加わった、大分独特の人を思いやる気持ちを表した言葉であり、今の閉塞感漂う時代からこそ、みんなでお互いを“むげねぇー”と思いやる気持ちが必要なんだ、と訴えました。
これが参加者に好評で、“いい話やったなぁ”とか、“そうやなぁ、むげねぇーを久しぶりに聞いたけど、やっぱいい言葉やなぁ”といった声を多数いただきました。


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在京大分市人会でご挨拶をする様子1


会場で相当数の方に、挨拶をしましたが、この会場から羽田空港に向かい大分に戻らなければならなかった関係で、全員の方に挨拶できず申し訳なかったのですが、裏を返せば回りきれないくらい“顔なじみ”になったということでしょうか。
故郷を離れて、遠い地でがんばっておられる同郷の方々との語らいは、非常に有難く、また良い刺激となります。これからもこのような交流の場を大切にしていきたいと思います。


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在京大分市人会でご挨拶をする様子2

2008年11月17日

内閣委員会で質問しました

皆さんこんにちは。

先週は田母神前航空幕僚長の問題や、定額給付金の支給方法等を巡り与党政府内でのごたごたなどが大々的に報道されました。そんななか国会は、前回もお伝えしたようにいわゆる「通常営業」の体制に入り、委員会や、関連の部門会議、年末の税制調査会の議論などが始まっています。今国会の会期は11月30日までであり、報道によれば延長はなされないようですので、質問の機会が何回あるかは分かりませんが、今回は内閣委員会での2回の質問についてお伝えします。

先週吉良州司は11月12日(水)、14日(金)の2回、内閣委員会で質問に立ちました。まず12日(水)は、7日(金)に行われた大臣の所信演説に関しての一般的事項、14日(金)は、銃刀法の改正案についての質問です。

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内閣委員会での質問の様子1

水曜の一般的事項に関する質問では、主に10月30日に示された追加的経済対策について、与謝野経済財政担当大臣、鳩山地方分権、地方再生大臣、甘利行政改革担当大臣に質問をしました。そのときの質問内容は、以下のようなものです。

与謝野 経済財政担当大臣
◎現下の金融経済情勢と追加経済対策について
1.確定給付金支給について
2.超低金利のツケ
   ・金融危機により、超低金利下で行われた円キャリートレードの今回の金融危機に
    及ぼした影響について
3.財政健全化の道程について
4.高速道路通行料金の無料化と値下げの違い(鳩山大臣からも)
5.高速道路会社の意思決定の仕組み

甘利 行政改革担当大臣
◎日本の政策金融制度について
1.日本政策金融公庫について
  ・政府系金融機関をまとめたことの意味と、役員構成のあり方について。
2.政府の追加経済対策と政府系金融機関について
  ・レアメタルなどの資源確保等について、何故「緊急対策」に盛り込まれたのか。
  ・JBICを日本政策金融公庫に組んだままで、レアメタル・鉄鉱石等の探鉱開発支援など
   経済外交の実質的実施機関として機動性を本当に発揮させられるのか

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内閣委員会での質問の様子2

また、金曜の質問では、昨年12月の長崎県佐世保市で起きた猟銃乱射事件や、茨城県土浦市や東京秋葉原で起きた無差別殺傷事件などを契機として、改正機運が高まってきた銃刀法の改正案について質問しました。この法案については、元々通常国会で与党の反対で廃案になりましたが、民主党が先に銃刀法改正案を提出していたことや、今回の政府案は大幅に民主党案の内容を盛り込んだものであることなどから、基本的に改正すること自体には賛成できるものです。ただ、折角改正をするのであれば、よりよいものを作らなければなりませんので、そういった観点から、不十分と思われる点などについて質問をしました。質問の内容は以下のようなものです。

佐藤 国家公安委員長、 巽 警察庁生活安全局長
1.実包(銃弾)の所持状況の届出の義務付けについて(4とも関連)
 ・所持状況の確認
  帳簿付けは政府案でも義務付け。届出義務を課すことにより、帳簿付けをより実効あらしめ、
  且つ、警察において確認が可能となるのでは。
 ・実包の売り渡し時の確認(本人確認、許可証の確認、帳簿の内容の確認)
  銃砲店の数、全国の分布状況についてどうなっているか(この件は、経産省より回答)
  費用、人員のことを考えれば将来的な話かもしれないが、銃所持許可者にIDを付与し、
  全国一元的に実包の購入、消費状況(実包の出納状況)が把握できるような
  ITネットワークの構築が出来ないか。
             
2.調査を行う場合における保管制度の拡充について(4とも関連)
 ・30日の保管について
  所持者調査等の執行体制は十分なのか、30日で調査が可能か
  不十分な場合に、銃刀の保管期限の延長ができないか(cf.拘置期限延長手続き)、
  また、調査が30日で可能でないならば、保管期間そのものを現実的な日数に
  延ばせないか(例:特別な事由のある場合、60日、90日に延長するなど)
  
3.銃砲刀剣類の確実な引渡しについて
 ・本人確認について
  個人間での、インターネット取引など、相対取引でない場合が問題では。本人確認を
  しっかりと担保できる形を考えるべき(例えば、銃砲店の数や分布が全国的に
  十分ならば、銃砲店に宅配させ、そこで本人確認する方式など)。
  銃砲店からインターネット経由で販売をし、郵送等で所持許可証を送ってもらった
  場合など、購入者と銃砲店が対面をしていない場合、銃を購入者の自宅等に
  宅配した際に受け取るのが本当に許可証の所持者かどうかということについての
  確認方法をどうするか。
            
4.銃所持者への確認補助人員について
 ・銃の所持内容等の確認
  帳簿の確認や、銃の保管状況の確認など、立ち入り調査の強化を今後
  行っていくか。やるならば頻度は。現状は、銃の許可申請などどれくらいの陣容で
  やっているか。昨年猟銃乱射事件が起きた、佐世保署の実例ではどれくらいの人数か。
  現状でそういうことが出来る体制か。              
  警察OBや警察OBなどが中心となるNPOなどの人材を活用し、確認業務等を
  委託して1年に一度は所持者とコンタクトをとることができないか

以上、先週の二回の質問について概要をお送りしました。衆議院では、審議の様子を中継及び、ビデオ収録して放映していますので、ぜひその様子もご覧ください。また、吉良州司HPにも、後日(衆議院作成の議事録が発表され次第)、委員会でのやり取りの議事録を掲載いたしますので、興味をもたれた方はそちらの方もご覧いただければ幸いです。

衆議院TV(審議中継)
吉良州司HP国会発言録

2008年11月10日

「通常」国会になりました

みなさんこんにちは。
この週末頃から、全国的に一挙に冷え込み、大分や東京でも最低気温は10℃前後になってきました。いよいよ秋も晩秋、これから紅葉の季節を経て、冬に向かい始めますね。冬といえば、大分ではふぐ、関アジ、関サバ、ぶり、ひらめなどの魚介類、カボスやみかんといった果物など、おいしいものが続々と旬を迎えます。それに、寒い時期の温泉はたまりません。ぜひぜひこの時期に一度大分を訪れてみてください!

さて、そんななか、国会周辺では、解散風がすっかり弱まり、国会も選挙の「臨戦態勢」・「特別営業」から、内閣提出法案の審議が続々と始まり、いわゆる「通常営業」の形になり、各委員会では大臣所信の聴取を始めました。大臣所信は、大臣の政治方針や姿勢を聞く、論戦の入り口です。今後、吉良州司の属する内閣委員会でも、昨年12月に起きた佐世保の銃乱射事件や、今年6月の秋葉原無差別殺傷事件などを契機とした銃刀法改正案が審議に付される予定です。銃刀法では、銃の入手・所持規制の強化や、ナイフの所持規制強化が図られます。当然ながら、強化をしたところで世の中の犯罪がなくなるというわけではありませんが、その危険を可能な限り少なくするという観点では、こうした規制はやむを得ないと思います。

これから、委員会情報など、政局でなく、政策の情報でお届けできることがたくさん出てきます。折に触れて情報をご報告してまいります。

大分県観光情報 ツーリズムおおいた

2008年10月14日

参院で補正予算審議が開始されました

みなさんこんにちは。
気候としては、秋の穏やかな日々が続いている毎日、いかがお過ごしですか?
大分では、13日に全国障害者スポーツ大会が閉幕し、県を挙げて準備を進めてきたチャレンジ!おおいた国体が全日程終了しました。多くの選手や関係者が来県しましたが、その方々に「豊のくに大分」のよさを少しでも知ってもらえたとしたら、この大会は大成功だったと思います。

さて、金融危機を発端に、株価が世界的に暴落する中、この週末にかけて行われたG7財務大臣・中央銀行総裁会議や、ユーロ圏の緊急首脳会議などでの対応が市場に一定の評価をされたようで、今日は東京でも株式市場で株価が急反発し、終値で先週末比1171円高の9447円となっています。

国会では、舞台を参議院予算委員会に移して、補正予算の審議を行っています。今日の審議では、与党側が民主党の政策をパネルにして追及し、たびたび「数字が違う」とか「内容が違う」といった野党理事からの指摘で審議が止められるという与野党逆転の構図が見られました。やはり、衆議院でいくら「真摯な議論を」というようなことを与党が言っていても、参議院のように、立場が事実上の「野党」に変われば行動は自ずといまの衆議院の野党がやっていることと同じようになるようです。前国会では参議院で、与党による審議拒否もありましたので、今日の様子をみて、それが実感として感じられました。

これから国会では、テロ特措法の延長法案を審議する予定で、解散総選挙を戦い抜いて、本当に政権交代が行われるのはいつになるのか不透明な状況ですが、着実にそのときは近づいています。粛々と活動を進めていきたいと思います。

2008年10月06日

補正予算審議が始まりました

みなさんこんにちは。
朝晩は肌寒いほどになり、秋の訪れを日々実感するようになりました。
民主党では「政権交代の秋」をスローガンに、次期総選挙に臨むことを決していますが、解散風は気まぐれで、強まったり弱まったり、目下解散がいつ行われるのかは麻生総理以外誰も予想不可能ということになっています。

全国で立候補予定者が暗中模索する中、今日国会では衆議院予算委員会で補正予算審議の火蓋が切られました。今日、明日と2日間だけは審議が決定していますので、NHKの中継も入り、朝9時から夕方5時まで激しい議論が行われています。8日以降は、9日から中川財務大臣がG7財務大臣中央銀行総裁会議の出席のため、日本を離れることや、採決を行うべきという与党と、解散を約束しないのならば徹底的に平年並みの5日間の審議を行うべきだとする野党の折り合いが付いておらず、衆議院の通過も来週になる可能性があります。

今後、衆議院を無事通過しても、解散を確約しない中で参議院の審議が無風で終わるかどうかは未知数で、難航すれば「野党の出方を見て」といってきた麻生総理の言葉通り解散に踏み切る可能性もありえますし、消費者庁や対テロ法案といった別の法案の審議に着手して、せめて衆議院だけでも通過させることで、可能な限りの実績を積み上げ、「重要法案に反対する野党民主党」という印象を残したうえで解散に踏み切るということも考えられるでしょう。

さらに、10月24日に北京で行われるASEANに総理本人が出席することを決定したことが報道されています。今言われているような11月9日、16日という日程での選挙になるのか、全く判らない不透明な状況ですが、今後解散するかどうかは前述のように総理の心一つですし、世論の動向、海外の情勢などをよく見極めながらの展開になってきます。私たちも、一喜一憂することなく、いま出来ることを着実に積み上げ、活動していきたいと思います。

2008年09月29日

麻生新総理の所信表明演説

皆さんこんにちは。
おととい27日には、いよいよ大分県で「チャレンジ!おおいた国体」の開会式が行われ、熱戦が展開されていますが、皆さんいかがお過ごしですか?

さて、先週24日には臨時国会が召集され、自民党総裁選で勝利した麻生太郎氏が首班指名選挙により正式に内閣総理大臣に指名されました。早々に組閣人事に着手し、麻生内閣がスタートしてからわずか5日で中山国土交通大臣が辞任にはさすがに与党も出鼻を挫かれた感はぬぐえません。 
今回は、本日行われた政府2大演説(総理の所信表明演説、財務相の財政演説)のうち、就任後初の麻生総理大臣の所信表明演説についてお伝えしたいと思います。いうまでもなく、全閣僚出席のもと総理大臣が所信を述べ、与野党各党の代表者から代表質問を受けるわけですから、国会演説のなかでも非常に格調の高いものとされています。

まず、麻生総理大臣の演説は福田前総理の突然の辞任に対する混乱への陳謝と中山前国土交通大臣の発言についてのお詫びから始まりましたが、終始小沢一郎代表の座る方向を睨みつけながら、民主党席から沸き起こる“野次”をものともせずに、民主党に対し2008年度補正予算案などへの賛否や見解をただすという対決姿勢を全面に出したものでした。国会運営に関して、参院で主導権を握る民主党に対して「政局を第一義にし、国民生活を第二義、第三義にとする姿勢に終始した」と痛烈に批判しました。国会において合意形成のルールを打ち立てるべきだと提案し、民主党にその用意があるかと厳しく問いただしました。麻生総理大臣が一番語気を強めたのは、今臨時国会で審議するか焦点となっている補正予算審議に対して「補正予算の成立はまさしく焦眉の急。のめない点があるなら、論拠と共に代表質問でお示しいただきたい。ただし財源を明示してもらいます」と力強く述べたときでした。

また、総理は、政策課題として緊急の課題として日本経済の立て直しを挙げ、以前から麻生総理が繰り返し景気対策、中期的に財政再建、中長期的には改革による経済成長を挙げていました。「日本の経済は全治3年」という言葉を使い麻生カラーとして景気対策に注力していくという意気込みは感じられました。また、総合経済対策の柱の定額減税は今年度内に実施すると明言しました。

通常国会冒頭での施政方針演説、臨時国会冒頭での所信表明演説はどちらも総理と内閣の意思を表明するものですから、政策内容、言い回し、分量についても熟考されるものです。近年の総理の演説で鮮烈に私たちの記憶に残っているのは『痛みを恐れず、既得権益の壁にひるまず、過去の経験にとらわれず、「恐れず、ひるまず、とらわれず」の姿勢を貫き21世紀にふさわしい経済・社会システムを確立していきたいと考えております。』と語った小泉元総理大臣の、2001年に行われた演説です。今期限りで引退する小泉元総理大臣から3人目の総理大臣となった麻生太郎氏の手腕を発揮するのはこれからですが、来月1日に行われる代表質問では小沢一郎代表が登壇し、麻生総理vs小沢代表の第1ラウンドとなります。
麻生代表の対決姿勢に対してどう臨むのか、国会での補正予算審議、或いは総選挙に直結するものですので、注目していきたいと思います。

チャレンジ!おおいた国体

麻生総理所信表明演説

2008年09月22日

党大会で小沢代表が再選されました!

みなさんこんにちは。
今日は昨日21日に行われた民主党臨時党大会の様子をお伝えしたいと思います。

この臨時党大会は小沢代表の無投票3選を正式に承認するための臨時党大会でありましたが、さながら総選挙直前の決起大会のような雰囲気を呈していました。現職国会議員、公認候補予定者、各県連代表者やオブザーバーも多数出席し、早めに会場入りしても座席を確保できなかったという秘書も多数いました。来賓として、社会民主党、国民新党、新党日本の代表者、連合の会長、そして経済界からは京セラの名誉会長、稲盛和夫氏が来られ、次期総選挙にて政権交代を必ず実現してほしいという強いメッセージを受けました。特に稲盛会長からは、「民主党の政策には財源がないと批判されるが、絶対条件がすべてそろってできるなんてことはない。夢があって思いがあって努力することが必要。ないものをやろうとするのが、新しいことをやる人間の絶対条件だ。我々はこうゆう新しい政策をやるんだ、財源も見いだすと言っていけばいい」と、企業家ならではのフロンティア精神溢れる力強いエールでした。

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演説をする小沢一郎 民主党代表

小沢代表は正式に新代表に承認されたあと、約20分間にわたる所信表明演説を行ったのですが、地方行脚が続いた為、小沢代表の声はかすれていて、演説の最初は聞いている私達が少々不安に思いましたが、演説が進むにつれ、かすれた声が逆に力強さ感じ、次期総選挙を自分にとっても「最後の戦い」と位置づけて政治生命を賭けるという力強い決意を述べ、いよいよ“天下取り”に向けて始動した、という印象を受けました。

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9月21日の臨時党大会の様子

具体的な演説内容としては、先回の記者会見でも小沢代表が示された9つの基本政策案を基に、今月中に総選挙のマニフェストを取りまとめることを約束しました。以前より指摘されている財源についても、一般会計と特別会計とをあわせた212兆円の約1割に当たる22兆円を、段階的に主要政策を実行する財源に組み替えていくことを示しました。さらに ①21年度予算に盛り込んで直ちに実施するもの ②2年以内に実行するもの ③4年後までに段階的に実行していくもの、と3つに分類した実行手順を明らかにしました。小沢代表は演説の中で囲碁にある「大場」と「急場」という言葉を挙げて、“今日の日本の状況は「大場より急場」、当面の急場を救うことを優先すべきである。国民生活の当面の急場を救うことで、新しい日本という大場を切り開くことができる”と力を込めて語りました。

22日午後には自民党両院議員総会の場にて麻生太郎自民党総裁が誕生しました。今後の自民党役員人事、麻生内閣編成、24日には臨時国会召集とともに内閣総理大臣の指名が行われ、来週から所信表明演説、財政演説そして各党の代表質問、という日程が予定されています。しかし、通常の新総理、新内閣誕生とは違い、国の舵取り、国会運営よりも、総選挙に向けた駆け引きが繰り広げられることでしょう。


小沢代表の所信表明演説

2008年09月16日

吹き始めた風

皆さんこんにちは。

朝夕はだいぶ穏やかな季節になってきました。週末にはリーマンブラザーズが民事再生法の適用を受け、日本でも株式市場関係者に大変な衝撃を与えています。負債総額はアメリカ史上最大で、日本円にして64兆円にのぼるという巨大な倒産となりました。また、そんな動きの中で、Bank of AMERICAは、メリルリンチを買収しましたし、AIGは政府当局に約4兆円のつなぎ融資を申し出たようです。世界有数のメガ金融機関が、今まさに存亡をかけてダイナミックな動きを見せています。これらの動きを捉えて、かつての1990年代の日本の金融恐慌の再来かという識者もいるようです。今日も官邸では金融関係の閣僚会議が開かれたようですが、昨日のうちに中央銀行などが緊急対応を決めていた欧米に比べて出遅れ感は否めません。ここにきて、福田総理の辞任表明に伴う政治空白が経済に大きな影を落としているといっても過言ではないでしょう。オバマ氏とマケイン氏が、党派政策は違っても、強い危機感をもってコメントをしたアメリカの政治に比べて、不意に総理大臣が政権を投げ出して政治空白を作り、これだけ世界的に大きな衝撃が駆け巡っているときに、5人の総裁候補からはほとんどこの件についてのコメントが聞かれず、今の日本の「政権与党」の体たらく、無責任さを如実に表しているのではないでしょうか。

さて、そんな中、民主党の第一次公認候補187名が発表され、吉良州司も公認を得ました。この中で最も注目されたのは、一次公認に小沢代表の名前がなく、自ら地元以外の選挙区での出馬を模索する動きもでています。不退転の決意で、自ら敵陣に討って出るという強い決意でした。さらに、この週末には長崎や愛媛などの空白区で立候補が取りざたされる人の名前が報道されたり、今日も小沢代表が国民新党の綿貫代表と政策協議をしたりと、解散総選挙へ向けて体制を整える動きが一挙に出てきました。

永田町の選挙の風は、次第に強まり、暴風になりつつあります。吉良事務所としても鋭意選挙に向けて準備を進め、来るべき選挙に向けて万全の体制で臨みたいと思います。

民主党公認候補一覧

2008年09月08日

政権交代に向けて!

皆さんこんにちは。政局の風が、日に日に強くなり、永田町は混沌とした情勢となってきましたが、そんな中、大分では大変うれしいニュースも飛び込んできました。昨日サッカーの大分トリニータが、Jリーグ ヤマザキナビスコ杯で、決勝進出を決めました!優勝すれば、トリニータにとって、J初タイトルです。大分地元「ど密着!」日本一を掲げる“我らが”トリニータの活躍は、非常に喜ばしいことです。11月1日に国立競技場で行われる決勝戦では、ぜひとも優勝目指して頑張ってもらいたいと思います。

さて、今日8日、正式に民主党代表選挙が告示されました。立候補者は、結果的に小沢現代表以外にはなく、無投票での三選が確定し、記者会見が行われました。この会見にあわせて、発表された政策の主な9本柱は以下のような内容です。

1.全ての国民が安定した生活を送れる仕組み
 ○確実・公正な「信じられる年金」の確立
   ・「消えた年金記録」は国が総力を挙げて正しい記録に直し、被害を救済する
   ・「年金通帳」を全加入者に交付して、記録が消えないシステムに改める。
   ・全ての年金制度を一元化し、年金の基礎(最低保障)部分は全額税で賄う
 ○誰もがいつでもサービスを受けられる医療・介護の確立
   ・後期高齢者医療制度は廃止し、医療制度を一元化する
   ・「医師派遣制度」を創設して、医療現場の崩壊を防ぐ

2.安心して子育てと教育ができる仕組み
   ・こども一人当たり月額2万6000円の「子ども手当て」を支給する
   ・公立高校の授業料を無料化し、大学などの奨学金制度を拡充する

3.まじめに働く人が報われる雇用の仕組み
   ・国としてあらゆる手立てを講じて、「働く貧困層」の解消に取り組む
   ・中小企業を財政的に支援したうえ、最低賃金の引き上げを進める
   ・パートや契約社員を正規社員と均等待遇にする
   ・働く意欲のある限り、生涯働ける制度を確立する

4.地域社会を守り再生させる仕組み
 ○農林漁業の再生
   ・農業者への「戸別所得補償制度」を創設して、農業経営を安定させる
   ・漁業についても、同様の所得補償制度の創設を検討する
   ・安全な食料を国内で安定供給し、食料自給率を高める
   ・森林・林業への自立支援を進め、100万人を目標に雇用を拡大する
 ○中小企業の再生
   ・「中小企業憲章」を定め、国がタテ割り行政を越えて総合的に支援する
   ・地場の中小企業に対し、税制面で研究開発や地域資源の活用を支援する

5.国民の生活コストを安くする仕組み
   ・全国の高速道路を無料化し、物流コストを引き下げる
   ・ガソリン、軽油の暫定税率を廃止し、増税分を国民に還元する
   ・国のプロジェクトとして石油・ガス、原材料などの確保に取り組む

6.税金を役人から国民の手に取り戻す仕組み
   ・特殊法人、独立行政法人、特別会計は原則として廃止する
   ・役人の天下りを全面的に禁止し、税金のムダづかいを根絶する

7.地域のことは地域で決める仕組み
   ・国の行政は、国家の根幹に関わる分野に限定する
   ・地域の行政は全て地方に任せ、本当の地方分権を実現する
   ・国の補助金は全て廃止し、地方に自主財源として一括交付する

8.国民自身が政治を行う仕組み
   ・国会審議は、国民の代表である国会議員だけで行う
   ・与党議員を100人以上、副大臣、政務官などとして政府の中に入れる
   ・政府を担う議員が政策・法案の立案、作成、決定を主導する

9.日本が地球のために頑張る仕組み
 ○地球環境の保全
   ・温室効果ガス排出量の半減に向け、省エネルギーなどを徹底する
   ・太陽光、風力など、再生可能エネルギーの利用を推進する
 ○主体的な外交
   ・強固で対等な日米関係を築くとともに、アジア諸国と信頼関係を構築する
   ・国連の平和活動に積極的に参加すると同時に、国連改革を推進する

今日の会見でも、非常に力がこもったやり取りが見られ、政権交代へ向けての意欲が感じられる内容でした。自民党総裁選挙への立候補者が数人会見を行っていましたが、その人たちと比べても、内容は非常によいものでした。

この代表選挙ですが、ここ1ヶ月ほど、マスコミでは複数の候補が立候補すべきだと、とかく「選挙」にこだわった報道がなされてきました。この点について少し触れておきたいと思います。

周知の通り、今回は野田議員の立候補を模索する動きなどがありましたが、結局立候補を断念して、小沢氏の無投票三選となりました。「代表選挙をすることで、政策論が深まって・・・」という意見は、多数ありましたし、それも一理あります。また、福田総理の政権「放り出し」で、急に同じ時期に自民党の総裁選挙が行われることになり、メディアジャックがなされているということも心配の一つであるようです。確かに2001年の参議院議員選挙や、2005年の衆議院総選挙のときにことを思えば、そういう心配もあるでしょう。しかし、安倍、福田と二代続けて政権を途中で放り投げる形で総理が辞任を表明しており、国民の意思に基づかない政権が好き勝手な振る舞いをすることに、国民は不甲斐なさを感じ、辟易しています。そんな状況で、2001年に彗星のごとく現れた小泉総理のような、80%以上の支持率を誇るような政権が、自民党総裁選候補の中の誰かに作れるでしょうか。また、2005年のようなメディアジャックを、解散から選挙期間中にかけてずっと行えるような政権ができるのでしょうか。とてもとてもそのようには思えません。
それに、アメリカでは、民主党の候補者指名レースが史上稀に見るデッドヒートとなった結果、今では有権者の間に「オバマ疲れ」なる言葉まで生まれ、肝心の大統領選挙本選の支持率では、民主党オバマ氏は、共和党マケイン氏の逆転、猛追を許しています。これから日本では、10月上旬にも解散が行われ、11月上旬に投票といわれ始めており、いま、このときに1つの注目のピークを民主党に集めるのがいいのか、悪いのかということは未知数です。

いまは、近く行われる解散総選挙に向けて、党所属議員が各自の選挙区で粛々と支援者に向けて政権交代の必要性を訴えていくということが必要でしょう。さほどの猶予はありません。誰が新しい総裁になろうとも、行き詰まった自民党政治に代わり、新たな政治を担い得るのは、現実的には民主党しかないのです。自民党がどうのこうのではなく、民主党が、しっかりと自らの主張を地道に説いていけば、国民不在の自民党総裁選に白けた国民には、必ず思いが届くでしょう。今回の無投票再選が吉と出るのか、すべての結果が出るのは、解散総選挙の投開票が済んだ瞬間になるのではないでしょうか。現在の状況が、必ずやよい結果につながることを切に願っています。

2008年09月01日

新「政党」改革クラブ

皆さんこんにちは。今年も早くも9月になりました。気温はさておき、急に“夏”が過ぎ去ってしまった感が強くなり、少し寂しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、先週は金曜に新「政党」の旗揚げが行われました。『「新党」改革クラブ』と命名されましたが、参加を表明していた姫井参議院議員が急転直下民主党への離党届を撤回し、参加を見送ったために、「新党」は幻のものとなりました。そもそも政党となるには、公職選挙法などで要件が以下のように決まっているのです。

   「政治団体のうち、所属する国会議員(衆議院議員又は参議院議員)を5人以上有するもの
  であるか、近い国政選挙で全国を通して2%以上の得票(選挙区・比例代表区いずれか)を得たもの」

つまり、姫井議員が外れたことにより、改革クラブは(もちろん名称上「政党」を自称することはできますが)法律上は、あくまでも政党ではなく「その他の政治団体」という扱いになります。政治活動を行う上で、政党でないと、法律上さまざまな差異がでてきますので、その例をいくつかご紹介します。

  ・政党助成金を受け取ることができない
  ・法律で認められたポスター・ビラ枚数や選挙カーの台数などが、政党所属候補よりも少ない
  ・衆院選では選挙区で政見放送に出演できない
  ・衆院選で比例区の重複立候補が認められていない
  ・企業(法人)からの政治献金を受け取ることができない(政党以外の政治団体は、
   個人献金のみ受け取れる)  
                                     など

4人が今後参議院において、会派(議会において政治上の主義、理念、政策を共有する議員が集まった団体)を結成した場合には、委員会での質問時間の割り当てなどが行われますので、参議院の中での活動はほぼ不自由なく行うことができますが、少数のため、本会議での代表質問などについては、割り当てはされません。残念ながら、もし質問をしたければ、大きな会派の「好意」で時間を譲ってもらうしかなくなります。この区別が適切かどうかはさておき、1人を失ったことは、その人数以上に大きな痛手であるはずです。

また、改革クラブについては、2つの大きな疑問が投げかけられています。一つは、いったいこの時期にあえて立ち上げをしたのは、なぜなのでしょうか。「結党」会見でも小沢代表の無投票再選など、いろいろな理由が述べられていましたが、実は、政党助成金の交付時期(4月、7月、10月、12月)のうち、次の10月までの政治日程を考えると、何とか理由をつけやすいのがこのタイミグしかなかったということも大きな理由として挙げられます。政党助成金が交付されれば活動の上でも確かに大きな違いとなりますが、あまりよろしい動機ではないように思われます。

さらにもう一つは、そもそも民主党「全国比例」候補であった議員たちが民主党以外の政党に移ることの是非についてです。参議院の選挙制度は、都道府県を単位とする「選挙区選挙」と、全国を単位とする「比例区選挙」の2本立てです。比例区選挙では、有権者は、政党名か、候補者の個人名を投票用紙に記入して投票することになります。当選者決定の仕組みは、政党の総得票数に基づいて、各政党の当選人の数が決まります(この方式をドント式といいます)。なお、政党の総得票数は、候補者個人の得票と政党名の得票を合算したものとします。そして、各政党に配分された当選人の数のなかで、 得票数のもっとも多い候補者から順次当選人が決まります。民主党には、2007年、2004年の参議院選挙で、比例票がそれぞれ2325万票(07年、当選者20人)、2113万票(04年、当選者19人)集まりました。それぞれ比例議員一人当たりで約116万票(07年)、111万票(04年)が必要であったわけです。渡辺議員、大江議員の個人名での得票は、渡辺議員約10万6千(04年)、大江議員約6万9千(07年)であり、この数字を大きく下回っている上、お二人は1議席に対して個人票が10%にもなりません。制度上も、得票数上も、民主党という政党に対して投票がなされた結果に、議員になれたということがわかります。ではなぜ今回のようなことが可能だったのでしょうか。それは、法律の盲点があるためです。公職選挙法では、比例議員の別の政党への移籍を禁じています。ただ、離党して無所属になることや、政党同士の合併や分割などは明文で認められています(公職選挙法99条の2)。ただ、無所属になった場合、新党を結成することについては規定がなく、今回はこの不備が利用されたものと考えられます。確かに、違法ではありませんが、政治的にはこれまで述べてきたような理由から、極めて問題のある行動ではないでしょうか。

2008年07月28日

広報誌作成しています

毎日暑い日が続きますが、みなさん夏バテなどしてないでしょうか?

さて本日は、8月中旬に発刊されます吉良州司の広報誌―「きらきら広報」の作成準備の様子を少々お伝えしたいと思います。

きらきら広報は通常国会終了後の夏と、新年の年2回発行しますが、お陰さまで今回で第10号目となります。まず、広報誌作成に当って、最も気をつけることは、大分と東京での活動をなるべく詳しくみなさんにお伝えしたい、ということです。しかしながら、限られた紙面の中で、数多い活動の中から何と何を選択し、端的に紹介するかは、なかなか容易ではありません。国会開会時期の話題とするのか、閉会直近の話題とするのか、また話題性に流されず、真に今国民に必要な話題は何か、等頭を悩ませます。
次に、選んだ活動報告とセットで写真を掲載する事が多いのですが、その写真を掲載しても良いかどうか、個人情報保護の問題から、当事者の方に確認しなければなりません。10―20人の中のお一人でも「NO」といわれると、掲載できなくなってしまいます。そうなると、次の活動を同様の作業で行なうので、結構時間がかかってしまいます。

そして、最も苦労するのが、巻頭文です。広報誌制作作業を開始してから完成まで2―3ヶ月を要しますが、開始時期に書いたものが、完成時期には既に「古いもの」となってしまいますので、「旬」のものに書き直さなければなりません。巻頭文はじめ基本的には吉良州司本人が全て執筆するのですが、ここではいつも苦労しています。今回も大分と東京往復が立て込むスケジュールのなかで 何度も手を入れ、書き直しを繰り返しました。

最後に、吉良州司本人が“大の写真嫌い”なので、撮影、選定に苦労します。本人曰く「アイドルなどの芸能人を尊敬するわ!あんないい写真俺には無理や。」と。

皆さんには「きらきら広報」完成までの長い道のりを思い浮かべながら読んでいただけたら私どもも幸いです。どうぞご期待ください。

2008年07月15日

民主党パーティー2008

皆さんこんにちは。
昨日は民主党主催のパーティーやそれに伴う諸行事のため、ブログの更新ができませんでしたので、本日そのパーティーの様子についてご紹介させていただきます。

党のパーティーは、年に1度支援者の皆さまとの交流を深め、関係者の士気を高めるために行われます。自民党や公明党、共産党など機関紙収入が大きな党と比べて、民主党は財政基盤が脆弱なためにパーティーをするというような説明がマスコミでなされることもありますが、売り上げと諸経費を考えると、実際にはあまり身にはなっていないということが実情のようです。

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 パーティーで挨拶に立つ小沢代表の様子

さて、肝心な内容についてです。都内のホテルで開かれたパーティーには、政財界、在京公館関係者などの来賓を含め約5000人の方々が来場し、大変な盛況のなか開催されました。
パーティー会場はまるで満員電車の車内のような状態でした。
ミスター年金こと長妻昭衆議院議員と、蓮舫参議院議員で司会がなされるなか、国民新党、新党日本、社民党の代表者や、連合高木会長などからの祝辞につづき、小沢代表からも力強い挨拶が行われました。

小沢代表は、一時期は任期満了までないだろうという雰囲気があったものの、選挙の時期が早まったという見方を示し、自民党は腐りきってはいるが、長らく政権与党の座についていた政党であり、選挙運動・地元活動の活動量もまだまだ民主党議員を凌ぐものがあるとして、来るべき解散総選挙に際しての奮起を再度促しました。自身にとっても、日本政治にとっても、次の解散総選挙は「世直し」の最後のチャンスであるとし、集まった支援者の皆さんに対しても、候補が慢心しないようより一層叱咤激励してほしいと求めました。代表の挨拶は、多くの方が「かつてないほど力強い」、「こんな代表は初めて見た」というほど、力のこもった、迫力あふれる名演説でした。

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 パーティーでスクリーンに映し出された次期総選挙の候補予定者の写真。吉良州司のものも見られます。

ぜひ皆さんも、ノーカット版でご覧いただき、その迫力を実感してください。

 民主党パーティー 小沢代表演説

2008年06月16日

国会が事実上休会しました

みなさんこんにちは。
この週末は、東北地方で大きな地震がありました。心ならずも命を落とされた方々のご冥福を心からお祈りいたします。そして、被害にあわれた多くの方々の生活が一日も早く再建されますように祈念いたしております。

さて、国会では、先週6月11日、参議院に野党側から内閣総理大臣に対する問責決議案が提出され可決されました。総理大臣に対しての問責が可決されたのは、史上初の出来事で、それ自体の意義は大変大きなものがあります。ただ、この問責決議には、残念ながら憲法上に規定された衆議院での内閣不信任決議案のような法律的な根拠がありません。
一方で翌12日には、逆に与党側から衆議院に福田内閣に対する信任決議案が提出され、可決されました。こちらもPKO派遣法を巡って宮沢内閣に対して提出可決されたものから16年ぶりの2例目となるそうです。こちらは憲法上の根拠があるものになります。

また、13日金曜日に21日まで、国会が延長されたものの、参議院の承認をまたずとも衆議院の承認により30日で自然成立する東南アジア諸国連合(ASEAN)との経済連携協定(EPA)の国会承認を図るためであり、国会を開会状態にしていることだけが必要な、日程消化中とも言える状態です。委員会などは開かれておらず、事実上休会といういわゆる開店休業の状態です(今後、「岩手・宮城内陸地震」の発生を受けて、災害対策特別委員会が与野党出席の下で開催される可能性があります)。

いずれにせよ、この会期末の顛末は、国民にとっては非常に分かりにくく、この「ねじれ国会」を象徴するようなドタバタ劇、泥仕合となりました。皆さんはこの動きをどのようにご覧になりましたでしょうか?
このような事の推移や、会期末の審議拒否をご覧になると、民主党はまた「反対野党」というイメージが再び想起されてしまうようですが、マスコミの報道には乗りにくいのですが、実は民主党もしっかりと国会運営をしているという一つの例を挙げてみたいと思います。

吉良州司が民主党「次の内閣」内閣府担当副大臣として、今国会で所属した衆議院内閣委員会では、以下の9本の法律が審議に付され、その結果可決されました。中には、マスコミでも大きく報道された国家公務員制度改革基本法のように、与野党がよりよい成案を得るべく修正案について協議をし、民主と自民、公明3党の共同提案という形で委員会に修正を提案し、可決されたようなものもあります。マスコミの報道の威力は絶大で、すぐに知れ渡りますが、一方でなかなかこういった地道な国会活動は報道に乗らないという側面があります。ぜひ、このような活動がなされているということにも、皆様のご理解をいただければ幸いです。

内閣委員会で審議・可決された法案
 6月4日  オウム被害者救済法案(与野党修正後可決)
 5月28日 国家公務員制度改革基本法案(与野党修正後可決)
 5月9日  宇宙基本法案(与野党修正後可決)
 4月25日 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律案
 4月11日 独立行政法人国民生活センター法の一部を改正する法律案
       消費者契約法等の一部を改正する法律案
 4月2日  地域再生法の一部を改正する法律案
       構造改革特別区域法の一部を改正する法律案
 3月28日 犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案

 以上9本

2008年06月09日

内閣委員会で答弁しました

皆さんこんにちは。
毎日傘の手放せない梅雨の季節となりました。一日のうちでも寒暖の差が激しい季節でもありますが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか?

通常の委員会では政府提案の閣法について質問する立場にある吉良州司ですが、このたび「国家公務員制度改革基本法案」について答弁者として委員会に立ちましたことをお伝えしたいと思います。

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ご存知の方も多いと思いますが、この国家公務鮮度改革基本法案は与野党間で考え方に隔たりがあり今国会での成立は非常に困難だと思われていました。改革の度合いは民主党案のほうが高い!として、自民党案との修正協議自体も難しいと思われており、今国会は平行線のままなのではないかというあきらめムードが漂っていましたが、5月27日に急転直下、与党側が民主党案に大幅に譲歩して修正協議に応じたことにより、自民・公明・民主の共同提案という形でこの法案が委員会に付託されました。民主党側の提案者のひとりである吉良州司が衆・参それぞれの内閣委員からの質問に対して回答する「答弁者」となって法案について説明する立場となりました。

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与野党合意できた主な内容は
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①内閣人事「庁」を内閣人事「局」に縮小すること 
②政官接触再現を廃止して情報公開を徹底させること 
③労働協約締結権の公務員の付与に関しては「国民の理解のもとに措置する」
④幹部人事名簿の作成は、内閣人事局に一元化する
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といったところです。

民主党が常々訴えてきた「天下り問題」については見送られ「問題の先送り」と一部では言われていますが、真実はその逆で、絶対に譲れない問題なので、ここで中途半端な解決をするよりも、敢えて合意せずに今後更に協議していく課題として、外した次第です。   いずれにしても、与野党が協議して改革に向けて一緒に動き出したという図を提示できたことは大きな前進だと思います。

委員会での答弁者は数人いて、5月28日の衆議院内閣委員会での答弁でいうと吉良州司の答弁は上記①の内閣人事「局」とは内閣人事「庁」であることと比較すると、行政の肥大化を防ぐことになる 上記②の情報公開を徹底することにより、口利きと言われるような政の官に対する圧力を排することができる、ということでした。
このように質疑内容によって答弁者も代わるので、委員会の前日には民主党議員での答弁者打ち合わせ、さらに与野党議員による打ち合わせも行われました。衆議院に続いて、6月3日には参議院の内閣委員会で同様の手続きを踏まえ、答弁者として質問に答えました。

吉良州司が答弁者席に立つのははじめてのことですので、さぞ緊張するのではと私たちも少々ドキドキしながら見ていたのですが、緊張するどころか堂々ととても落ち着いていました。委員会終了後、吉良本人も「一方的に自分で話すより、質問に答える方が好きだし、得意だなぁ」と言っていました。吉良州司の特性を生かすためにも、早々に政権交代し、すぐに大臣に任命していただき、答弁をお任せいただきたいものです!

2008年05月26日

在京大分県人会80周年記念祝賀会

昨日、25日の日曜日に「在京大分県人会」が都内のホテルで開催されました。今回は通常の会とは違い、「80周年」という大きな節目の会ということもあり、約1,600名もの参加者で盛大な祝賀会となりました。代議士も昨日の地元大分での予定を済ませ、当日の朝一便で上京し、会場に駆けつけました。


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  80周年を示す在京大分県人会の横断幕 

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  超満員の会場。通常総会の3倍~4倍の入りでした

会場では出身地別の旗のもとに集まり、久しぶりの再会を喜んだり、近況報告をしたり、と場内は盛り上がりました。来賓挨拶、懇談がしばらく続き、その後「鶴崎踊り」、「庄内子供神楽」、「豊後くれない太鼓」が披露されました。鶴崎踊りでは、次々と参加者が飛び入りで踊りだし、次第に輪が広がりました。そして最も会場を沸かせたのは「庄内子供神楽」でした。小学生から高校生までで構成されたこの神楽、その一所懸命な力強い踊りに参加者は釘付け状態で、終わった時には割れんばかりの拍手が鳴りやまず、参加者の感動ぶりがうかがえました。

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  次第に輪が広がった鶴崎踊り

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  勇壮な庄内子供神楽の熱演

代議士は踊り終えた子供たちが会場にでてきたところを、一人ひとりに声をかけ慰労して回りました。
代議士は最初から最後まで会場内で、在京の方、大分から上京された方など、多くの方々と懇談し、あっという間の3時間でした。結局お茶を少し口にした程度で、食べ物は口にすることができませんでした。
しかし、それだけ多くの方々と懇談したということですので、やはり有難いことです。

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  力強い豊後くれない太鼓の演奏

これからも、こういった故郷のつながりを大切にし、その代表として、皆さまにご恩返しをしていけるよう代議士はじめ事務所一同頑張っていきたいと思います。

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  庄内神楽を熱演した少年達と

2008年05月19日

東京での政策勉強会

皆さんこんにちは。
先週の更新でもお伝えしたように、私は地元大分で頻繁にミニ集会、地区集会を開催して地域の皆さんと対話を重ねていますが、今回は東京での勉強会についてです。

東京では、有権者の皆さんというより、活動の中で知り合った有志の皆さんと、政策について勉強をしています。勉強というのも、国会での議論の内容などをこちらから一方的に伝えるのではなく、テーマによって参加者の方にもスピーカーになっていただいて、一緒に内容を学び、議論をしていくというスタイルをとっています。

先日あった勉強会では、後期高齢者医療制度を含めた医療全般についてテーマとして、医師でもある参加者のお一人に1時間ほど現場で当事者として思っていらっしゃることや、現場での制度の受け止めについてなどの「生の声」を、その後質疑応答を1時間ほどという形で語っていただきました。今回講師をしてくださった方は、病院の診療現場はもちろん、ホスピス、介護の現場を経験してきた方で、現在制度上は医療介護と別個になっていますが、各現場を見てきた中で、それぞれ切り分け切れない現場の状況について深く、幅広い知見から語っていただきました。ただ、あまりにも幅が広く、また非常に分厚いテーマですので、今後も継続的に各論なども含めて議論をしていくことが重要だと考えています。

今後も、より良い政策を実現していくため、有志の皆さんとのこういった勉強会や、学識経験者、有識者などを含めた意見交換を頻繁に行い、政策の深化を進めて皆さんにもご紹介をしていきたいと思います。

2008年04月28日

山口補選と今後の動きについて

みなさんこんにちは。
大型連休の序盤、いかがお過ごしでしょうか。

さて、昨日行なわれた山口2区の補欠選挙では、民主党公認の平岡秀夫氏が116,348票を獲得、自民党候補に2万1944票(得票率では10.4%)の大差をつけて見事当選しました。ガソリン税や後期高齢者医療制度など、与党の大きな失政が相次いだことなどが民主党候補の勝因と考えられますが、ここでは、今回のことがしばらく政界に影響を与えることになりそうですので、今後の動きなどについて少しご説明したいと思います。

最初の大きな節目は、明後日です。揮発油税等(いわゆるガソリン税)の暫定税率について、参議院での審議が行なわれ、その答えを出すべき期限(※1)が4月28日、つまり今日でした。参議院での議決はなされませんでしたので、総理をはじめ政府与党首脳がこれまで言ってきたとおり、衆議院であさって30日には3分の2をもって再可決(※2)がなされることでしょう(あさってまでに急転直下の政治決断による翻意の時間と可能性は残されていますが)。衆議院で再度議決がなされるこの法案は、所得税法等の一部を改正する法律案(いわゆる租税特別措置法改正法案)といって、その内容は、いろいろな法律の内容を少しずつ変更するものです。今回の焦点となっている揮発油税について関連する部分は、第88条第十項で、租税特別措置法第89条を変更するものです。租税特別措置法第89条では、そもそも揮発油税第9条に規定されている税額を1キロリットル当り2万4300円から、1キロリットル当り4万8600円と、ちょうど倍に引き上げています。この租税特別措置法によって増やされた税額部分がいわゆる「暫定部分」なのですが、この「暫定」措置は、これまで数次にわたる延長によって34年間維持され続けてきました。前回の延長は平成5年で、今年まで15年間延長がなされましたが、今回は、平成30年までさらに10年間維持しようというのです(所得税法等の一部を改正する法律案第88条第十項)。

また、もう一つ、大きな節目があります。5月11日までに参議院で議決がなされないか否決された場合に、衆議院で再可決が可能となる道路整備費財源特例法改正案です。この法案は、道路特定財源の根拠となる法律です。この法案によって、ガソリン税は道路建設以外には使えないという「特定財源」の性質を先程の暫定税率の議論と併せて10年間延長しようとするものです。この法律の中では、「もし」財源が道路予算に使っても余った場合には、一般財源に回しましょうという安倍政権のときに出来た規定も盛り込まれていますが、国交省が検討している「道路中期計画」という道路整備計画では、65兆円以上(数字の根拠や詳細は明らかにされていません)が道路予算として今後10年に必要だという試算をしています。政府与党合意でこの総額は59兆円に減額されましたが、やはりこれも積算の根拠も減額した6兆円の根拠も不明です。また、59兆円だとしても、平成20年度の道路特定財源の税収見込み額5兆3千億円の10倍をはるかに超えた額であり、「一般財源に回す余裕はありません」と、お金をこれから使う国交省では言っているわけです。余ったら一般財源にまわすというのは、一見すると大変良い政治決断のようにも見えますが、官僚の手にかかれば、それをまったく無にすることなど他愛もないこと。あってないような規定にされてしまいました。そもそも、小泉総理も、そのあとを継いだ安倍総理も道路特定財源の一般財源化(※3)を画策してきましたが、自民党道路族の強硬な抵抗に遭い、挫折してきた経緯があります。しかし、昨今の報道によれば、少なくとも小泉総理チルドレンなど一部の自民党若手には、道路特定財源の一般財源化をすべきだという声もまだ根強くあるようです。地方に財源をばら撒くのに暫定税率を廃止されて、税収が減ってしまっては困るけれども、道路以外にも使える一般財源にするだけならば飲めない話ではないといったところでしょうか。

政府与党は、34年前のオイルショックのときに税収を確保するための暫定措置として導入された後、ずっと維持されてきた暫定税率、さらには、集めたお金を道路建設以外に使えないという「縛り」を更に10年延長しようとしています。民主党が既得権益の維持や腐敗の温床になるとして求めている暫定税率の即時廃止及び本則部分(揮発油税法9条による本来の税額)の一般財源化(一般財源化した財源は地方に回し、地方の判断により必要な施策に自由に使えるようにする)とは、大きな隔たりがあることはよくお分かりいただけることでしょう。現在与野党の間では、揮発油税の扱いについて、福田総理大臣が国民に直接語りかけた「来年平成21年度から暫定税率を含んだ揮発油税全ての一般財源化」の提案などを含めてどうすべきか議論をする協議機関(与野党の幹事長や政策担当者がメンバー)を設けて議論を進めています。しかし、そんな議論を進めるずっと以前から、政府与党は、4月30日には暫定税率の維持を、そして5月12日には特定財源の維持を衆議院での再可決によってすると宣言をしてきました。つまり、今後10年のことはすぐに再可決して決めてしまえばよいと考えていながら、全く反対の意見を持つ野党に、与党は表面上「協議」を呼びかけていたことになります。協議の前提がこれでは協議など無意味だという民主党などの野党を、与党は「協議を呼びかけても応じてこない」と批判していますが、この与党の姿勢は、単なる世間向けのパフォーマンスに過ぎないといっても言い過ぎではないでしょう。

今回の選挙の結果は、前述のようにガソリン税のことだけでなく、後期高齢者医療制度のことなども大きく影響しているものとは思いますが、この民主党候補圧勝の結果は、少なからずこれからの福田政権や与党の判断に影響を、そして特に一般財源化を支持する一部の自民党若手議員の判断に影響を与えることになるでしょう。今回の補選結果で、4月30日の暫定税率維持のための再可決で3分の2が確保できたとしても、福田政権が5月12日の特定財源維持のための再可決で3分の2を確保するには、大変な説得が必要になったと考えられます。その為には少なくとも福田提案を確実に実行するための何らかの「担保」が必要になることでしょう。一方の民主党は、今回の勝利を受けて、30日の再可決後の提出は見送ったものの、12日の再可決後など最も効果的なタイミングで福田総理への問責決議案を参議院に提出する検討を行なっています。また、後期高齢者医療制度や、お家芸ともいえる年金問題についても、より一層激しく攻勢を強めてゆくことになるでしょう。民主党が提出する問責案の参院可決に加え、万が一衆議院での2度の再可決で取りこぼし(再可決失敗)があった場合には、福田総理は、大きな決断を迫られることになりかねません。解散か、総辞職か、それとも全く別の手を考えることになるのか、しばらくは緊迫した、綱渡りの政治情勢が続くことになりそうです。

皆さんぜひ、今後とも注目して政治の世界をご覧ください。その時々の情勢について、ここでも随時分かりやすく皆さんにお伝えしていきたいと思います。


※1 日本国憲法第59条第3項の規定で、衆議院で可決された法律案を、参議院が受け取った後、国会の休会中を除き60日以内に議決しない場合は、否決したものとみなされます(みなし否決)。つまり、この60日以内に、参議院は審議を行い、院としての答えを出さなければなりません。
※2 日本国憲法第59条第2項の規定で、参議院で衆議院と異なった議決がなされたとき(※1のみなし否決も含む)、衆議院で出席議員の3分の2以上の多数で再度可決した場合には、法律は成立します。
※3 道路建設にしかお金を使えない道路特定財源を、一般財源として一般会計に繰り入れ、教育、医療などなんにでも使える財源にすること。

(次週5月5日は、休日のため更新をお休みさせていただきます。)

2008年04月14日

国民生活センターに視察に行ってきました

みなさんこんにちは。

先週8日、吉良州司は国民生活センターに視察に行ってきました。内閣委員会で、国民生活センターに関する法案が提出されるのを前に、民主党の内閣部会や人権消費者部会のメンバー声がかかったのですが、ご存知のように吉良州司は民主党「次の内閣」の内閣府担当副大臣でもあり、商社時代からやはり「現場」を見ることが重要だと考えてきたことからも今回の視察に加わりました。

常々「供給者の論理にたった政治」から「生活者、消費者の論理にたった政治」への転換を訴えている吉良にとっても、この国民生活センターのあり方は、重要なものです。今回11日に委員会にかけられた法律案は、国民生活センターに、消費者紛争の解決のためのADR(Alternative Dispute Resolution-裁判外紛争解決制度)機能を追加的に付与しようというものでした。一見すると体制整備が進み、非常にいいことのようにも見えますが、実はこれまでも消費者紛争を消費者と事業者の間で仲裁斡旋をしてきた国民生活センターに対して、この法律案は屋上屋を重ねるようなものになるのではないかと考えています。


   国民生活センター視察2.jpg
  国民生活センターで理事などから現状についての説明を受ける


現場を見て分かったことですが、職員117名のうち、全国からの相談の直接の窓口となる相談員は、一人もいません。実は、相談員は、消費生活専門相談員の資格を持つ人などを定員外の非常勤職員として採用しているのです。しかもその人数は、何十人もいるのではなく、現在は5、6名(一日当たりでいえば2~4人になるそうです)であり、全員が毎日出勤をしているわけではありませんので、通常開けている相談用の電話回線は、わずか2~4回線ほどだそうです。説明の担当者からは、国民生活センターは、全国の消費生活センターからの二次相談(経由相談)に特化するという動きが一時あったためという説明を受けましたが、その経由相談のコーナーにさえ、やはり職員はそのとき6、7名ほどしか見当たりませんでした。一方でそれらの相談員が受けた相談に対して回答をする補助者や、広報、研修等のほかの部門を含めた管理部門の人員は117名となります。私たちも、「全国で唯一つ、行政機関として消費者問題を専門的に取り扱う国民生活センター」といわれればもっと相談員たるオペレーターがたくさん、ひっきりなしに電話を取って相談に応じているようなイメージを持っていましたが、そのイメージはあっさりと消え去りました。


   国民生活センター視察1.jpg
  国民生活センターの相談員の活動の様子を視察


実際に現場を見た得た結論は、「国民生活の安定及び向上に寄与するため、総合的見地から、国民生活に関する情報の提供及び調査研究を行うことを目的とする」(独立行政法人国民生活センター法第3条)センターであるのに、①相談受付の間口が極端に狭い。②現在の体制を改善すれば、本来の相談機能、仲介斡旋機能の強化も可能になる(=屋上屋を重ねるような法改正をしなくても済むのではないか)ということでした。また、職員は平均年齢42.9歳で、平均給与820万円以上(国家公務員の一般事務職の1.2倍であり、センターは、相談、調査研究等の業務の達成のためには高い知識が求められていることを、この給与水準を設定している理由として説明しています)で、一方の相談員は、ある調査によれば67%以上が年収200万円以下であるという現状もあるそうです。このような不均衡を踏まえて、11日の委員会では職員自身が一番大事な現場である相談業務も行えるようにもっとスキルアップし、現有勢力での体制強化をすべしという提案をしましたが、担当の岸田文雄大臣も、今後検討していく必要があるという認識を示されました。おそらくこのような、現在の体制でもまだ改善の余地があるのに、新たな仕事をするための器をどんどん重ねて作り上げていくという事例は、国民生活センターの他にも行政機構全体で見ればもっともっとたくさん出てくるのではないかと思います。法律さえ通れば予算もつき、人も入ってくるという行政庁独特の体質が原因の一つになっていると思われますが、これからは必要以上のコストをかけたことが行われないように、内部で積極的な対応がなされていくことを期待し、またこの様子を引き続き注視していきたいと思います。


今回のブログに関連するリンク:
 独立行政法人 国民生活センター
 ADR(裁判外紛争解決制度)
 
4月11日の内閣委員会質疑の様子      
     このライブラリのページで、「平成20年4月11日開催、内閣委員会、発言者吉良州司」を
     選択していただくと、映像がご覧になれます(案件名は空欄で検索してください)。

2008年04月07日

小沢代表のメディア「行脚」

みなさんこんにちは。

先週来3日のTBS、6日のフジテレビ、NHKと、小沢一郎代表がテレビ番組にハシゴ出演しました。これまでメディアへの露出が少なかったために、記者会見以外の生でのやり取りを見るのは久しぶりだったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

報道の露出度もさることながら、日銀総裁人事、道路特定財源などについてこれまでは政府与党、福田総理の側からの政策提示が主にあり、民主党はそれらについての問題点を明らかにしてゆくというパターンが繰り返されていたように思います。予算委員会、国土交通委員会などで、各委員がそれぞれに冬柴国交大臣などと議論をしていくうちに、官僚による無駄遣いなどの不適切な使途が明るみに出てきました。これまでも、総理などの投げかけに対して鳩山幹事長や菅代表代行による意見表明もしばしば行われてきましたが、やはり代表者たる小沢代表が実際に意見を表明するとなると、その重みはまったく違います。

昨年の参院選以来、国会、そして野党民主党には、良い意味でも悪い意味でもかつてないほどの関心が集まっていました。これはひとえに国会の「ねじれ」が原因であり、野党の言い分も与党として無碍にあしらうだけでは国会運営ができなくなったことが原因だと思います。これまでは、極論すれば「形式的に」行われてきた与野党のやり取りですが、政策に大きな影響をもつようになっただけでなく、場合によっては(日銀総裁人事のように)野党の言い分がそのまま実現することも起きてくるようになったということは、きわめて重大な変化です。これは、メディアなどでもしばしば指摘されているように、民主党が責任政党として国政の一端を担うようになったということであると思います。

これからは、代表にももっとメディアに露出していただいて、願わくば「民主党ならばこういう政権運営をする」、「民主党ならばこういう国を創る」というビジョンの提示もおこなってゆけば、広く国民に受け入れられる政党になっていくと思います。いよいよ9日水曜日には今国会初めてとなる党首討論も行われます。ここで、国のあり方を示し、一挙に大攻勢をかけて頂きたいものです。

2008年03月31日

年度末の国会の動き

みなさんこんにちは。

今日は年度末です。明日からは平成20年度がスタートしますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今日国会では、年度末で期限が切れる税制関連の特例措置法のうち、ガソリン税など道路特定財源に関するものを除いた、いわゆる「つなぎ法案」(国民生活等の混乱を回避するための地方税法改正法案、国民生活等の混乱を回避するための租税特別措置法改正法案)が衆参両院で可決されました。今回議決されたものは、国税では、金融機関が海外から資金調達して海外で運用するオフショア市場の利子非課税や、土地の所有権登記にかかる登録免許税の軽減等7項目の延長と、地方税では、主に中古車購入時に適用される自動車取得税の免税点を50万円とする特別措置の延長等です。

この法案の可決によって、ひとまずは国民生活の混乱を最小限に抑えようという目的を与野党で果たした訳です。しかし現実的には、すでにガソリンの買い控えなどが一部で起きており、ダメージを受けている方々も相当にいらっしゃるようです。これから4月29日以降に衆議院で税制関連法案(ガソリン税などの道路特定財源の暫定税率を含めた税法の特例措置を10年間期間延長する法案)を再議決することが可能になるまでの間に、約1ヶ月間、じっくりと議論をする猶予期間ができたのですから、この「道路」と「財源」、国と地方のあり方について徹底的な議論を開始しなければなりません。

総理も、平成21年度から道路特定財源を全額一般財源化するとの考え方を示しました。今回の提案は政府与党内からも批判が出る程の、詳細は別として随分思い切った提案です。もし、来年度から一般財源化が実現すれば、官僚主導の自民党政治の歴史的変革であり、この提案に対して、与野党とも国民のために本気で議論して欲しいものです。


  ■吉良州司の考え方

2008年03月24日

内閣委員会で質問に立ちました!

みなさんこんにちは。

先週3月21日、吉良州司は内閣委員会で質問に立ちました。2月の予算委員会に続き、今回もテーマは「入札改革」と、昨今急激な変化を見せている「経済状況への対策」についての2つをとり挙げました。

経済状況についての質問では、大田弘子経済財政政策担当大臣に対して、急激な円高、株安、原油高が日本経済に及ぼす影響について内閣の対応を問いました。サブプライムローン問題で日本にどのような影響があるのかつぶさに点検しているという趣旨の答弁でしたが、たとえ問題の震源地がアメリカであるとしても、本来、日本も早急に独自の防衛対応をすべきです。アメリカ国内の問題を日本が独自に完全解決することができないのは当然ですが、今の日本は、アメリカが利下げをしたような、何らかの独自の対応策をとるような政策的な余地がなく、何の対応策をとることもできずに、ただただアメリカの影響を受け続けるだけの状態になっています。
また、取りえる政策の選択の余地がないということは、詰まるところ大きく膨らんで手をつけがたい状態になってしまった国債残高の影響も大きいという指摘もしました。その国債残高の問題ついては、まだプライマリーバランスの「均衡」までしか言及ができないところが現在の政府の限界なのかもしれません。

内閣委員会質問1.jpg
内閣委員会で町村官房長官、大田経済財政政策担当大臣に質問をする様子


入札改革の必要性を訴えた質問では、町村信孝官房長官(内閣官房では「公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議」という名前の公共事業での入札に関する会議を主催しています)に対して、単に公共事業の乱発を改めることに留まらず、公共事業の事業コストを引き下げ、必要なものを安く造るという発想を持つべきだという提言を行いました。前回予算委員会でも主張したように、現在の議論(特に道路を巡る議論)は、本当に必要なものは何かという必要な事業の「厳選」までで終わってしまっています。その厳選したものを安く造る発想は、本来当たり前のことですが、やはり民間独特の発想なのでしょうか。
町村官房長官からは、その趣旨に概ね賛成する旨の答弁がありました。これから必要に応じて、内閣委員会にこだわらず国土交通委員会などでも積極的に議論していきたいと考えています。

内閣委員会質問2.jpg
内閣委員会での発言の様子

今回は30分という大変短い時間の中での質問となったため、両方のテーマともに導入部分の話だけになってしまいました。今後は、委員会の枠にこだわらず他の委員会などにも出席し、具体的な提案を行って掘り下げていきたいと考えています。
常々野党でも、必要なことは閣内、与党内に理解者を得て、国民の利益とすべく必要な政策を「実現」させることだと思います。これからも、野党議員にありがちな批判一辺倒の質問ではなく、問題の改善のための「提案」を極力行い、それを「実現」させ、「吉良カラー」を出していきたいと思います。

2008年03月17日

日銀総裁を巡る与野党の攻防

皆さんこんにちは。

先週来の国会での最大の関心事は、日銀総裁、副総裁の人事が参議院で同意されるかどうかということでした。

先週水曜日には参議院で白川副総裁候補を除く2名が不同意。木曜日の衆議院では3名とも同意という異例の結果が出ました。このことは、報道なども含めて去年の参議院選挙が終わった直後から問題になるとずっと言われてきたことでしたが、世論を受ければそのうち民主党は折れるというふうに、与党からすると、大変失礼な言い方かもしれませんがある種「なめてかかっていた」のかもしれません。
小渕政権の頃、参院において与野党が逆転していたことがありましたが、そのときの「金融を政局にしない」といった、当時民主党代表だった菅氏のことが頭にあったのでしょうか。いまの小沢代表は何より政権を機能不全に陥れて解散総選挙へと追い込もうとしているわけですから、そうそう甘くはないでしょう。

いずれにせよ、参議院で不同意となった武藤総裁候補、伊藤副総裁候補については差し替えとなるのでしょう。19日の福井総裁の任期切れまでに新総裁を決めなければと、与野党の折衝が精力的に行われています。給油法案の時の例があるだけに、党首会談の要請など与党がどう出てくるかわかりませんが、吉良もよくいっているように国の大事において必ずしも与野党の政策が大きく違う必要はないはずです。野党といえども、国家に大きなダメージを与えかねない今回の案件のようなときには、参院での多数党として責任を持って議決しなければならないと思います。

2008年03月10日

卒業シーズンに思う

みなさんこんにちは。

まだ寒い日もありますが、最近は少しずつ春を感じられる日も増えてきました。さて、そんな春といえば、別れと出会いの季節。この3月は卒業シーズンです。今年も多くの学生さん、生徒さんたちが学び舎を後にされ、新たなステージでの生活への期待に胸を躍らせていることでしょう。
先日吉良州司も地元大分のとある学校での卒業式に列席することがありました。晴れ晴れとした前途ある卒業生の皆さんや、その姿を見つめる保護者の方々のお姿をみると、私たちまでもそのお気持ちが自然と慮られて微笑んでしまいますし、その場に同席させていただけることは大変光栄です。そのため、このシーズンは私たちの毎年の楽しみにもなっています。ここで、この時期に卒業する皆さんへの吉良州司から送るメッセージの一例をご紹介します。

「皆さんのご卒業を心からお祝い申し上げます。今日の善き日に、この思い出深い学び舎を巣立っていく皆さんは、来るべき新しい生活に対する期待と不安に満ちていることと思います。私もそうでしたし、皆さんの先輩の多くもそうであったと思います。そうした皆さんの先輩達もいまでは、卒業生として、大分で、日本各地で、そして世界各地で、また様々な分野で活躍しています。

私も商社マンとして世界各地を飛び回り、様々な人と商談を重ね、交流を深めてまいりましたが、そのときに必要性を感じたのは、学歴という肩書きではなく、その会社や団体や国を代表して外国の人、会社、や国際機関と渡り合えるだけの識見、交渉力、判断力、決断力でした。

いまにして思えば、その原点は、この学び舎で養った人間力ではなかったかと思います。
この精神を受け継いでくれる皆さんが、これから迎える新しい世界で、大きく、大きく、羽ばたくことを心から祈念し、また、楽しみにしています。
最後になりましたが、本日ご出席の保護者の皆さまにおかれましては、喜びもひとしおのことと存じます。お子様がきっとたくましく見えていることでしょう。本日は、誠におめでとうございます。」

この春卒業を迎える皆さん、本当におめでとうございます。輝かしい未来を信じて、それぞれの道を着実に歩んでいってください。

吉良州司参加卒業式.jpg吉良州司が参加した、とある学校での卒業式

2008年02月25日

予算委員会で質問に立ちました

皆さんこんにちは。

今日25日は吉良州司が予算委員会で質問に立ちました。2003年に初当選してすぐ、当時唯一、当選一期生として予算委員会に所属して以来、約3年ぶりの予算委員会での質問となりました。

今回は、話題となっている道路特定財源についての質問でしたが、以前からメールマガジンでも書いてきたように、PFI(※1)手法などを活用して必要な道路を必要な分、いかに安く造るかということについての「具体的提案」を主な内容として質問しました。主な骨子は、以下の2点です。

1.道路財源を巡る議論の本質とは・・・10年59兆の確保か、建設する道路の厳選か?
  これまでの委員会の議論では、与党が道路中期計画素案に沿って、なんとしても10年59兆という予算枠の確保に固執するのに対し、対する民主党も「無駄を省け、無駄な道路を造るな」という視点に終始していた感があります。本当に考えるべきは、必要な道路を造りつつ究極的な工事発注者たる国民に振りかかるコストをいかに減らすかということだと考えます。このために、吉良州司は日商岩井在勤時の経験を生かして、PFI的な手法(※2)の導入により道路中期計画素案で想定しているよりも、いかに安いコストで道路を造るかという視点での具体的提案をしました。

2.今の道路建設コストは適正か?入札改革により、必要な道路をより安く造るには?!
  国際的に見ると、現在の道路建設コストは、単価を見ると欧米諸国の2~3倍かかっています。山がちな国土で、高い耐震性能も求められるため橋やトンネルなどの構造物が道路建設のコストを押し上げている1つの要因となっているのは確かです。
しかし、これを差し引いても、いわゆる「官の仕事」が行われてきたことで「民の仕事」と比べたらはるかにコスト削減の努力が不足してきたために、高コストな状態で高止まりしているのは間違いありません。

では、コストを削減するにはどうしたらいいのか?
今回の質問の肝となる部分ですが、吉良からは国際競争入札やPFI的手法の導入を主とした「入札改革」を提案しました。もちろん地場企業への配慮措置を何らかの形で実施することは大切ですが、これからは公共工事全般について、従来の閉鎖的体質を改め、国際競争入札を更に積極的に実効あるものにして拡大してゆく必要があります。海外では広く行われているPFI的な手法を積極活用することは、工事コストの縮減に寄与するのはもちろん、それに加えて工事の資金調達の手法も併せて提案がなされるのが一般的です。この手法の導入は、特に地方の中小の民間企業からの「提案力」を大幅に高め民間経済の活性化、高度化を促すという効果も期待できるのです。導入当初は、日本の企業はいわゆる「外資」の攻勢にさらされる可能性は高いかもしれませんが、日本企業は、必ずや地力をつけて、これに打ち勝ってくれるはずです。

今回の質問、提案に対して、冬柴国土交通大臣からは、「大変良い提案」「重く受け止める」などの前向きな答弁を得ることができました。また大田経済財政政策担当大臣からは、PFIなどの導入により公共事業に民間活力を導入してゆくことは好ましいという趣旨の答弁も得ました。
ただ、今日は30分という時間的制限もあり、「提案と趣旨説明」に留まり、個別具体的実施方法まで説明できませんでした。今日の質問でも言いましたが、公共工事の最終発注者は“国民”です。
この提案が具体的に実行に移され、国民負担が少しでも軽減されるよう、今後も「提案」を続けてゆきたいと考えています。

P1060566.JPG質問をした予算委員会(衆議院第一委員会室)の様子

P1060608.JPGちなみに、NHKの予算委員会中継や見学者の傍聴、秘書の撮影、傍聴などは、このように2階席から行われます。この日も、多くのTVカメラが見られます。
 

※1 PFI・・・Private Finance Initiative 公共サービスの提供に際して公共施設が必要な場合に、従来のように公共が直接施設を整備せずに、民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法 (WIKIPEDIAより)

※2 PFI的手法・・・一般道路の場合、通行料を徴収するわけではないためPFIそのものとはならないものの、PFI的に類似した手法を駆使していくことでコストの削減などが期待できることから、「PFI的」手法と表現しました。

2008年02月12日

民主党大分県連大会が開催されました

皆さんこんにちは。

先週土曜日、大分市平和市民講演能楽堂において第12回民主党大分県連定期大会が開催されました。大会では、県連での人事案件や、会計案件など諸々の案件が執行部から出されて了承された一方、会場からも民主党の税制についての考え方についてもっと有権者に分かりやすく説明すべきだと「街宣」を行なう動議提案がなされるなど、活発な討議が行なわれました。

しかし、なんと言っても今回の最大の目玉は、藤井裕久元大蔵大臣の講演でした。藤井氏は、現在民主党の税制調査会長を務めています。税制といえば、今年の通常国会最大のテーマであり、与野党激突の様相を呈している道路特定財源が関連する問題です。国民的な関心事といっても良いこのテーマについて、民主党の税制調査会長という立場からこの道路特定財源についての民主党の立場を講演していただきました。都合上、大会後に藤井氏と皆さんにゆっくりと懇談していただくような時間は取れませんでしたが、多くの参加者から、「藤井先生の話は良かった。」「誰にでも分かるように噛み砕いて話してくれたので、話に集中できて会場が一体となれた。」など好意的な反応が聞かれました。

今後2月末に衆議院で、3月末には参議院において、この道路特定財源をめぐって、与野党の激しい攻防が繰り広げられることになります。本来道路特定財源は、特別会計制度の代表選手のようなもので、これを解体するか否かは、(勿論安いに越したことはありませんが)単にガソリン代が25円下がるかどうかという問題ではありません。ガソリン代の値下げは暫定税率廃止の副次的な効果に過ぎず、本質的な問題は、この道路特定財源を存続させるのかどうかで、これまでの利権まみれの政治を継続するのか、政治に新しい1ページを開くのかという大きな選択をすることになるということなのです。

是非この道路特定財源の問題についての吉良州司の考え方、民主党の考え方も参照していただき、目先の利益だけでなく大きな視点からこの問題を考えていただければ幸いです。

  ○藤井裕久衆議院議員HP
 
  ○吉良州司の考え方
    道路特定財源について
    真に必要な道路建設の具体的方法論について
  
  ○民主党の道路特定財源についての考え方  
 

2008年02月11日

明日更新いたします

今日は建国記念日で祝日のため、明日更新いたします。

                       事務局

2008年02月04日

道路特定財源を巡っての攻防

皆さんこんにちは。

先週の国会は、話題の道路特定財源をめぐって大荒れとなりました。道路特定財源については既に多くの報道がなされていますので詳しくは触れませんが、道路特定財源は、元々法律に規定されている税率だけでなく、あくまで「暫定措置」としながらも、これまで1974年から33年ずっと「租税特別措置法」という法律を毎年1年ずつ延長し、税率を本来の税率の約2倍に上げてきました。道路のためとして、新規道路の建設や既存道路の維持点検に使われるほか、本州四国連絡橋公団の有利子負債の清算に利用されたこともありましたし、最近では路面電車の整備や、いわゆる「開かずの踏み切り」を立体交差にする工事などにも使われています。また、実際には使われませんでしたが国鉄清算時に巨額の赤字を補填する検討がなされたり、昨今明るみに出たように、これまで国土交通省の職員宿舎や人件費、福利厚生用のスポーツ用品の購入などに使われたりもしてきました。
社会保険庁が年金を不必要な宿泊施設グリーンピアなどの建設や、職員の福利厚生のための備品購入に流用し続けてきたのと全く同じ構図がここでも明らかになりつつあるようです。

与党はこういった現状はさて置いて、「つなぎ法案」(議員立法)といわれるウルトラCを使ってまで1月月内に衆議院通過(=年度内成立確実)を図って、租税特別措置法の効力を維持するための担保を確保しようとしましたが、結局は野党の強硬な反対に遭って衆参両院議長の斡旋を受け入れました。野党のやり方も決してほめられたものではありませんが、結論ありきの与党のやり方も無理があり過ぎました。今回与野党の「合意」文書には、予算案などについて年度内に徹底した審議を尽くして「一定の結論を得るものとする」という内容が盛り込まれました。道路だけにそんなに時間を費やせるかという声もあるかもしれませんが、これから10年で59兆というような巨額の予算を充てようとするものです。これを道路だけに充てるのか、他のことにも使うのか、まさに抜本的な議論をして「日本の優先順位」を考えていきたいと思います。

吉良州司の道路特定財源についての考え方
  メルマガ「与党の『暫定税率つなぎ法案』提出について」(2008年1月29日発行)  
  メルマガ「道路特定財源問題について」(2008年1月31日発行)

2008年01月21日

新年互例会のご案内

皆さんこんにちは。
先週18日に第169回通常国会が開会しました。前回のブログでもご紹介したように、開会日の18日中に、福田総理の施政方針演説、高村外相の外交演説、額賀財務相の財政演説、大田経済財政担当相の経済演説が行われました。衆議院では本日21日、22日に、参議院では22日、23日に各党会派からの代表演説が行われ、その後予算委員会をはじめ各委員会での実質審議が開始される予定となっています。

さて、今回のブログですが、ご存知の方も多いと思いますが、明日1月22日(火)に、地元大分市のコンパルホールにおいて、「吉良州司新年互例会」を開催いたします。この準備のため、今回はこのご案内までとさせていただきたいと考えています。
当日は、ぜひ多くの皆さんにお誘い合わせのうえご来場いただけますことを、吉良州司本人をはじめスタッフ一同お待ちいたしております。

○ 吉良州司 新年互例会
    日時: 1月22日(火) 第一部 18:00~      吉良州司国政報告等(無料)
                  第二部 19:00~20:30  懇親会(会費1500円別途)
   
    場所: コンパルホール
             大分市府内町1丁目5番38号
                  電話 097-538-3700
    
  詳細につきましては、吉良州司事務所 大分事務所 電話097-545-7777
                             東京事務所 電話03-3508-7484
                                    まで、お気軽にお問合せください。  

2008年01月15日

国会の開会日と閉会日

皆さんこんばんは。
昨日は成人式でお休みでしたので、火曜日ですが本日更新となります。

本日15日は、長らく続いたいわゆる「ねじれ国会」128日間の攻防の閉会日でした。「ねじれ」とはいえ、今回の国会でも、合計26本(政府提出法案14本、議員提出法案12本)の法律が成立しました。今日は、閉会日と開会日について、どのようなことが行われるのかご紹介したいと思います。

開会日
 
   初登院
     当選後初めての国会では、衆議院議員は議員バッジを授与されます。この日だけは、
    国会議事堂の正面玄関から登院ができます。ちなみに、参議院議員は、任期が明確に
    区切られており、通常は国会初日と任期の初日がずれていて、事務局からあらかじめ
    議員バッジが授与され、正面玄関からの登院とはなりません。
     その他の国会の開会日には、衆参の正玄関から登院しますが、召集に応じた証明
    として議員本人が名刺を届け出ることになっています。

   開会式
    天皇陛下をお招きして、参議院本会議場において、開会式を行います。陛下からの
   お言葉を頂き、続いて衆参の議長が開会に当たって一言を述べます。天皇陛下が
   国会に到着される際には、衆参の議長、各委員会の委員長、国会議員などが整列
   してお出迎えします。
  
   本会議
    初日ということもあり、座るべき議席の指定、特別委員会の設置、閉会中審査の
   処理等が行われます。所信表明演説は、開会日に行われることも、別の日に
   行われることもあります(今週18日から始まる今年の通常国会では、18日に
   行われる見込みです)。特に通常国会の冒頭には、総理大臣による施政方針演説、
   (通常国会では総理の演説をこう呼びます)財務大臣による財政演説、外務大臣による
   外交演説、経済財政大臣による経済演説も併せて行われます。
  
   両院議員総会
    国会に向けて、党の活動方針の確認など、諸事項の連絡通達、意見交換等の
   ために国会開会日もしくはその前後に、党所属、会派所属の議員が党本部に
   会して、両院議員総会が開催されます。


  閉会日
   委員会
    国会最終日に、委員会で議了できなかった議案などを閉会中に引き続き審議する
   ために、閉会中審査の決議を行います。今回のような、閉会期間が3日しかない
   閉会日でも、各委員会では粛々とこの手続きが履行されます。また、各委員会
   では、委員長より、審議への協力に対して謝辞が述べられるのが通例です。

   本会議
    国会閉会にあたり、各委員会で議決された閉会中審議の件が本会議としても
   議決されます。また、委員会で審議された法案があれば、その審議も行われます。
   ここでも、各委員会であったように、議長から議事進行への協力の謝辞が述べられる
   のが通例です。
  
   
以上のように開会日と、閉会日では、開会日のほうが様々な式典などがあります。閉会日は粛々と委員会、本会議が進められます。このような式典が行われていたことは皆さんご存知でしたでしょうか。国会では、あまり報道もされませんが、年に数回ある会期の初めや終わりの節目を、節目としてきちんと取り立てて扱っています。国会には、まさに「日本的」というのが相応しい、古い日本のしきたりが残っています。温故知新、良きものは残し、悪しきものは改革を怖れない国会でありたいと考えています。

2008年01月07日

問責決議案について

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願致します。

早速ですが、新年を迎える一方で、臨時国会はご承知の通り最終盤を迎えています。11年ぶりの越年国会の目的、争点は言うまでもなく“新テロ特措法”です。この法案をめぐり、与党は衆議院の優位性を保証する再議決権を行使し可決させようとし、一方野党は、再議決の対抗策として参議院での“問責決議案”をちらつかせています。
あたかも野党側の「伝家の宝刀」のように報道されている「問責決議案」とはどのようなものなのでしょうか。今回はこの「問責決議案」についてみていきたいと思います。

国会は、憲法に基づき立法権を司ります。その他、裁判所の司法権、内閣の行政権があり、三権が分散して別々の機関に与えられているのは、それぞれが牽制しあい、権力の暴走を防ぐという趣旨からです。立法府たる国会で行われる行政権への「内閣不信任決議案」の審議は(内閣信任決議案の審議も)そのひとつです。内閣不信任決議は、憲法69条に定められているもので、不信任案の可決もしくは信任案が否決された場合には、内閣は10日以内に総辞職あるいは衆議院の解散を行わなければなりません。
 
一方、今回の話題の問責決議案ですが、憲法やその他の法律の規定に基づくものではありません。主に参議院で衆議院の不信任決議案の代替として提出されるもので、内容はたとえば、閣僚などに対してある事案(不祥事等)に対しての責任を問うというものです。当然ながら戦後これまでほとんどの時期は衆参ともに政権与党が多数を維持していましたので、これが可決されるということはまずありませんでした。逆に言うと、その戦後体制下で問責が可決されるということの意味は非常に大きかったということです。可決された例は、戦後提出された37例ある閣僚・委員長の決議案の中で、1例のみ(1998年に起きた防衛庁調達実施本部背任事件の際の額賀福志郎防衛庁長官〔当時〕に対するもの)です。このときは、ことの重大性を受け止め、額賀氏は長官を辞任しています。

しかし、現下のいわゆる「ねじれ国会」では、野党が可決させようと思えばいつでも可決できる問責決議は、従来と大きく質が変わってきているのではないでしょうか。問責を連発することでその威力を低下させることにもなりかねませんし、元来法的な拘束力がない決議なだけに、野党も提出には細心の注意を払う必要があるでしょう。
今回の再議決、問責決議を機に、衆議院のあり方、参議院のあり方、そして国会運営のあり方について、国民全体で考える必要があるのではないでしょうか。

2007年12月31日

2007年もお世話になりました。2008年も宜しくお願いします!

みなさん年末のひと時をいかがお過ごしですか?

今年は一年お世話になりました。良い年をお迎えください。

また来年もご愛読宜しくお願いいたします!

 (本格的な更新は1月7日からになります。)

               吉良州司事務所 秘書一同

2007年12月27日

2007年後半の活動を振り返る

皆さん残りあとわずかとなった2007年の年末いかがお過ごしでしょうか。

長らくブログの更新が滞りましたことをまずお詫び申し上げます。
さて、今回は、この間にいろいろなことが起こりましたが、吉良州司の「2007年後半の活動を振り返る」という形で、主な出来事を秘書の目線で振り返りたいと思います。

【第168回 臨時国会(9月10日~来年1月15日)】
昨年の9月から始まった臨時国会ですが、参議院選挙の結果、衆参の第一党が違ういわゆる「ねじれ国会」となり、安倍総理の辞任、福田総理の就任、そして小沢代表の辞任騒動と、政局絡みの出来事が多数起きました。また、当初の会期末予定日であった11月10日になっても、法案が1本(被災者生活再建支援法一部改正法案)しか成立しないという異例の状態が長く続きました。
その後も、防衛省前事務次官の守屋武昌氏の贈収賄、便宜供与の疑惑があり、新テロ特措法案の審議は難航しています。その他薬害肝炎の問題などもあり、現在も再国会は延長され、来年1月15日までの会期での攻防が注目されています。
 
【部門会議】
国会議員の朝は、平日で在京の時には、朝8時から始まる「部門会議」と呼ばれる諸政策についての会議で始まります。この部門会議は、政府の省庁に応じた政策部門ごとに、例えば、内閣部門会議、外務防衛部門会議、総務部門会議などのように設置されています。部門会議では、国会に提出される法案について党の対応方針や、部門会議としての賛否等について議論、関連政策について所管省庁の担当者を呼んで内容についてヒアリング等行い理解を深める議論、また、学者、専門家、実務者や業界団体担当者などを招いて講演を聞くことなどもあります。吉良州司は、これらの会議に出席し、識者などの意見を聞いて研鑽を積み、また党の方針決定に関して意見発言を行なうということを毎朝行なっています。この部門会議では、昨年話題になった海上自衛隊の航泊日誌の破棄事案が発覚するなど、興味深い議論が行なわれるようになっています。参院選後に民主党が参院で第一党になったことから、説明役の役人が課長級から局長・審議官級に格上げになり、責任ある答弁を行なえる立場の人々が出席し、答弁するようになったことがやはり大きな原因の一つだと思います。ちなみに、吉良州司本人が出席をした部門会議の中で、特に興味深いものや、党の方針決定などについて、大きな影響を与えられたものなどについて、とくに国益の観点から非常に有益であったものなどについて、吉良州司メールマガジンにおいて随時ご紹介をしております。まだ登録されていない方は、ぜひご登録ください。また過去の記事につきましては、ホームページに転載いたしておりますので、そちらをご覧ください。

【委員会質問】
臨時国会が開催される直前に、吉良州司は民主党の「次の内閣」内閣府担当副大臣に任命されました。このときから党内では内閣委員会の関連事項を所管するネクスト内閣府担当大臣を補佐する役割を担うことになり、国会の委員会では内閣委員会に所属し、先述の部門会議においては役員として司会進行や議論の整理などを行う立場になりました。また、臨時国会中には、内閣委員会所管大臣の所信に対して質問を行いました。これまで、予算、外務、経済産業などの委員会でも国益を最大限に確保することの重要性を訴える質問や現実的な提案をしてきましたが、内閣委員会でも、国益、ひいては国民生活を充実させることの重要性を重点に質問しました。その概要をご紹介すると、下記のような4点に集約されます。

  (1)「物価の安定基調を確実なものとし、民間主導の成長を持続させる       よう努める」との発言に対し、

   ・物価が安定し、経済が成長すれば、多くの収入のない高齢者にとっては、
    生活費が上がり、生活が苦しくなると思うがどう考えるか。

   ・租庸調の時代のように、収入はないが元気な高齢者などは、ボランティア
    で労力を税として提供する一方、国が生活の面倒を見るような方策は
    検討できないか。

   ・物価の上昇、経済の成長が、本当にいいのか。幸せの実感できる社会を
    作るには、思い切って物価の水準を下げることも必要ではないのか。


  (2)「本格的な人口減少社会の到来など種々の難題に直面している。これを
   乗り切るため、『改革と安定した経済成長』のための取り組みを車の両輪
   として、ともに進めていく」との発言に対し、

   ・デフレは本当に「悪」か?
  

  (3)対日投資の飛躍的拡大にむけた取り組みを進めるとの発言に対し、

   ・今後、少子高齢化が進み、国内に海外からもマネーを入れていく
    必要が出てくる。総論はよいが、隣国中国は猛烈な勢いで発展
    をし、企業株価総額は日に日に高まっている。また、中国が
    30億ドルを出資した米国の投資ファンドが、日本に支店を出した。
    これらの事実を踏まえ、本当に今が、三角合併を解禁すべき時で
    あったのか。


  (4)「地域活性化統合本部」を設置し、地方分権を進めるとの発言に対し、

   ・地域が主役の国創りが必要だが、現在の格差はどういう理由で
    生じてしまったか。

   ・格差を是正してゆくためには、どのような方策が必要か。

   ・「地方経営」が必要な時代に、いかに各地域を自立させていくか。


なお、質問に関しては、衆議院ホームページから視聴、そして会議録の確認ができます。過去の質問についても、議事録の検索が可能ですので、ご参照ください。

【環境】
1年ほど前、事務所に配布されてきたある雑誌に載っていた1枚の写真に私たちは目を奪われたことがありました。写真には、ブータンの子どもたちの純真な眼差しが非常に印象的でした。その写真が掲載されていたのは、財団法人日本生態系協会という団体のエコシステムという雑誌でした。この写真を前号の広報誌に提供してもらったこともあり、いろいろな接点を持つようになったのですが、10月に会長の池谷奉文氏に、諸外国の環境政策や日本の環境問題についてのお話を聞く機会がありました。「持続的成長可能な社会の一番のモデルはキューバである」、「ビルも、ダムも護岸も、コンクリートで作るものは将来的には全てごみになる。その廃棄の方法を考えなくてはならないのに、日本ではいまだに大規模な商業ビルなどを建てるラッシュが続いている」、「お隣韓国では(先般の選挙で韓国新大統領となった李明博氏が)ソウル中心部を流れる川のコンクリート護岸を廃棄し、自然の流れを取り戻した」、「欧米では生態系を守る手法が都市計画(開発)の中にも盛り込まれている」など、これまで見落としがちだった環境の視点を数々ご披露いただき、私たちも目からうろこが落ちる思いでした。池谷氏には、将来的にはぜひ講師として大分にもおいでいただき、皆さんにも直接お話を聞いていただく機会を作ることができればと考えています。

【中越地震視察】
 10月22日には、吉良は「次の内閣」の内閣府担当副大臣(災害対策も所管)として民主党の視察団の一員として、新潟県に中越地震の現場視察に訪れました。これまで大分でも台風通過直後に土砂崩れの現場を視察に訪れるなど、現場主義をモットーに活動をしてきましたが、今回新潟を訪れたのは改正となる被災者生活再建支援法のあり方について現に被災した住民や地元長岡市、新潟県などの意見を聞くためでした。参院選を受けた今臨時国会では、これまで民主党が主張してきた、従来の与党案にはなかった2点、①援助資金を住宅本体の取得や改修にも充当できるようになったこと、②平成19年中に起きた能登半島沖地震、新潟中越地震や、台風11号による災害にも効果を遡及適用する特例措置 を盛り込むことができました。残念ながら民主党案をそのまま通すことにはなりませんでしたので、支給金額などの面でまだまだ見劣りはしますが、被災者の意向にも沿った法律に近づけることができたのではないかと考えています。この法案は、新しい「ねじれ国会」時代の法案成立のひとつのモデルになったと思います。

2007年07月03日

いよいよ参院選へ

先週6月29日の衆参本会議の攻防で、実質的に国会が閉会しました。いよいよ参院選挙に向けて、全国会議員が走り始めました。

本日以降は本格的に選挙戦に入り、スタッフも総勢で地元入りするなどの事情から、参院選終了までの間、発行を休止(場合によっては臨時号発行もあるかもしれません)させていただきます。

あしからずご了承ください。
                                          事務局

2007年06月25日

会期延長!投票日も延期!!

皆さんこんにちは。
本来であれば、このブログは今国会の総括的な内容になるばすでしたが、皆さんご存知の通り国会会議が1週間延長されました。これに伴い参院選挙の公示日、選挙日も1週間延期となります。

投票日が1週間延期されることによりどのような影響がでるのか。ちょっと述べさせていただこうと思います。
まず、皆さんTVニュース等で公営掲示板の日付を変更する作業に追われる看板業者さんをご覧になられた方も多いと思いますが、中央地方の選挙事務の変更があります。例えば書類の変更、人員配置の変更、事務会場の変更などです。
立候補側の諸変更といえば、なんといっても事務所の賃貸延期。さらに選挙運動員や労務者等の確保や選挙日程の変更をしなければならず相当なコスト増となる可能性があります。
選挙日程が固まるのが遅くなれば遅くなるほど、印刷物等の日程もタイトになり業務が集中すればミスも多くなる、といった影響もありえるわけです。

1週間の投票日延期について、与野党どのように考えているのでしょうか。
与党としては
  ①年金記録問題の影響を時間稼ぎをして緩和できるかもしれない
  ②新たな争点を見つけられるかもしれない
  ③現在参院で審議している法案をなんとしても通して実績をつくりたい

野党としては
  ①国会の場でさらに年金問題をさらに追及できる
  ②与党側の強行採決による横暴ぶりをアピールする
  ③内閣不信任案を提出して終盤国会で攻勢をかける

といった思惑があるのでしょうが、法案も会期延長も不信任案も多数決により決定するわけですから、やはり「数は力なり」です。衆議院での記名投票での青票(反対)と白票(賛成)の集計箱を見ますと前回総選挙で野党側がぐっと議席を減らしたことがとても良くわかります。
今回の参院選で与党の過半数割れとなれば、衆議院にも少なからず影響があるわけです。

今回の参院選挙は政治家吉良州司にとっても政治生命をかけた戦いとなるわけですが、「いい候補者といい政策があれば必ず勝てる」という吉良州司議員の言葉を胸に、吉良陣営は1週間の延期もなんのその、さらに多くの人たちに訴えることができる!と肯定的にとらえ日々活動しております。今後とも皆様のご支援宜しくお願いします。

2007年06月11日

民主党パーティーが開催されました

先週水曜6月6日、東京都内のホテルでは民主党主催のパーティーが開催されました。年に一度開かれる盛大なイベントで、今回は約4500人が参加しました(党本部発表)。今夏に参院選を控えていることもあり会場入り口付近は満員電車のような混雑ぶりで昨年のパーティーよりも盛会でした。民主党幹部(小沢代表、鳩山幹事長、菅代表代行)との写真撮影タイムなどもあり、参加者は著名な政治家とツーショット写真を撮るべく、会場で写真撮影の順番待ちをする長い列ができ、雰囲気を盛り上げていました。

P1060089.JPG

今回は参院選の公認候補者、推薦候補者の紹介や、民主党のキャッチフレーズが「2007・逆転の夏!」に決定したことなどが報告されました。来賓挨拶は、国民新党の綿貫民輔代表はじめ野党各党の代表、連合の高木剛会長などが行い、国民新党の亀井久興幹事長の長女で島根選挙区から出馬する予定の亀井あきこさんも壇上で紹介されるなど、野党共闘を意識した演出が施されていました。

小沢代表の挨拶はいつになく気合が入っており、「私の政治生命を賭けて」のフレーズが繰り返し使われましたが、議員・支援者を鼓舞するような力まではなかったように感じられました。

ただし、このパーティーに大分選挙区に出馬予定の矢野大和さんが出席していないことが何よりも残念なことです。是が非でも選挙に勝利し、この胸のモヤモヤをスカッと晴らしたいものです。

なお、パーティーには大分舞鶴の同窓生の方が来てくださいました。事前に「選挙革命」を全部読んでくださっており(以前に一度、在京大分舞鶴会でお会いしたようでしたが)、パーティー開会前に短時間ながら吉良代議士とお話する時間ができて非常によい意見交換ができました。部下の方(若い女性)にも「選挙革命」をおすすめいただいたようで「とても感動しました~」(若い女性)と感想をいただきました。

2007年06月04日

消えた年金問題で、遅くまで国会が開かれていました

皆さんこんにちは。
報道でもあったように、先週5月31日木曜日に、国会では社会保険庁解体法案と、消えた年金被害者救済法案が衆議院を深夜までかかって通過しました。もともと、社会保険庁解体法案だけだったのですが、いわゆる「消えた年金」については委員会で1年以上前から民主党議員が追及してきました。やっと報道でも取り上げられはじめ、問題が国民にも認識され始めた途端、政府は秋の国会でやるといっていた方針を急遽変更して、議員立法の形で救済法案なるものを提出し、問題が多いものであるのにも拘らず、わずか1日、しかも4時間という短時間で一括採決に持ち込もうとしたため、野党が反発したのでした。

国会では、野党が不信任案の連発とフィリバスター(長時間演説)によって、審議の長時間化をはかりました。どんなに長引かせても、いざ採決となれば、勿論多勢に無勢、法案が通るのは分かっています。しかし、国のミスを放置して膨らんだ5000万件もの年金不備記録を、社会保険庁解体法案によって、うやむやなまま闇に葬ろうとしたことは、決して見過ごせるものではありません。これは、国による大規模且つ悪質な「振り込め詐欺」です。それを指摘したら、「見に覚えがあったら問い合わせて下さい」と開き直っているのです。

国会では、不信任案が提出されると議案の印刷等で2時間、審議に1時間の合計3時間が費やされます。これがこの日は3本出されたため、それだけで9時間、他の法案の審議もあり、開始予定時刻は13時でしたが、終了したのは日をまたいで翌日午前1時半過ぎでした。

野党は、選挙で負けたときから、その数はもちろん半数以下。与党に属する議員の力も借りられる、一部の対立のない法案しか、独自案を通すことはできません。その代わりに与えられるのは、与党に対して物申す役割です。勿論審議拒否や、長時間化というような手法は積極的にとるべきものではないかもしれません。ただ、このような政府与党による詐欺に類するような乱暴な政策、施策に対しては、このような物理的抵抗によって注目を集めるよう努めることも必要悪であると思います。今回は、この手法によって、良きにつけ悪しきにつけ新聞やニュースに取り上げられ、この問題の大きさについても広く報道されました。
勿論野党であっても、もちろん国のあり方などについての議論を正面から行ないたいと考えていますし、そのことによって報道に取り上げられたいと考えています。報道にしても、ぜひそちらでも積極的に取り上げてほしいものです。私たちも積極的に議論の内容などを広報いたしますので、ぜひ皆さんも、議論の一端を報道や国会のホームページなどでチェックしてみてください。多くの方が見てくれているとなれば、必ずや国会の議論も活性化することでしょう。

2007年05月28日

本日分の更新休止のお知らせ

本日午後、松岡利勝 農林水産大臣が逝去されました。

現職の大臣がこのような形でお亡くなりになったことは残念でなりません。
何よりもまず、ご遺族の皆様のご心中をお察しするとともに、心から故人のご冥福を
お祈りいたします。

本日は、このようなこともありましたので、ブログ更新は控えさせていただきます。
あしからずご了承ください。
                                   事務局

2007年05月14日

西水さんとの出会い 

今年1月、このホームページにも転載をした講演録「ブータン王国に学ぶリーダーシップの形」(西水美恵子氏:学士会会報 No.862)を読み、代議士はブータンの国王のリーダーとしての姿勢、そしてその治世の真髄である国民の幸福追求の姿勢が、常々私が訴えてきた「真の豊かさの追求」という考え方と、軌を一にしたものであったため大変な感銘を受けましたそうです。(経済的には)貧しいであろう国が、「真の豊かさとは」「真の幸せとは」について、(経済的には)はるかに豊かなはずの私達に教えてくれるのですから、普通では考えられないことですね。

そして、その講演者であり、「真の豊かさとは」ということに大いなる関心を持ち、その「豊かさ」の追求を続けるブータンを紹介してくれた西水さんとは、代議士は不思議な縁があることも分かったのです。西水さんは、かつて世界銀行の副総裁を務められ、現在は経済産業研究所のコンサルティングフェローというお立場です。世界を舞台に活躍され、今は海外に居住していらっしゃいますが、なんと本籍地は大分県内にあり、代議士が知事選に立候補をしたときから在外投票などを通じて知っていて下さったのだそうです。以来、ホームページを閲覧して下さっており、講演録のホームページ転載も快諾頂けたというわけです(もしかすると、このブログもご覧いただいているかもしれません)。

P1060060.JPG議員会館の会議室で西水さんと代議士


4月26日には、ブータンを訪問された後日本に帰国されたとのことで、議員会館を訪れてくださり、初めて直接お話をさせていただいたのですが、お送りしていた代議士の本の感想や、出会いのきっかけとなったブータン王国のことなど、1時間半に渡って代議士と親交を深められました。代議士はもとより、今回本当に良い出会いをさせていただいたことに心から感謝をしつつ、今回皆さんにこのことをご紹介をさせていただきました。

2007年05月08日

お休みのすごし方

皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。
行楽に行かれた方、ご自宅でゆっくり過ごされた方などいろいろだと思います。

連休中は、ブログもお休みをさせていただきました。楽しみにしていただいた方にはお詫びいたします。

吉良代議士は、この期間中は夏の選挙に向けてじっくりと鋭気を養いました。これから選挙本番が近づくにつれて、スケジュールもさらに過密になります。秘書としては、少しでも休息をとって体調を整えていただきたいものです。

これからが正念場となりますが、秘書一同、最大限の配慮をしてゆきたいと思います。

2007年04月23日

統一地方選後半戦が終了しました

4月22日は、統一地方選挙の後半戦投開票日でした。後半戦には、市区町村長、市区町村議会議員、国政選挙補欠選挙が含まれます。

今回の注目は、2つの参院補欠選挙でした。もともと2選挙区とも、野党側の議員が知事選に立候補するために辞職したため行われた選挙であり、1勝1敗といわれてはいますが、野党側が1議席後退したという感はあります(補欠選挙は組織力の違いや実績をアピールできるという点で政府与党が有利になりやすいのですが)。

この注目選挙、特に沖縄の補欠選挙には、党本部などから代議士、秘書への応援要請が何度も行われました。吉良代議士と秘書は接戦と伝えられていた沖縄に投票までのラスト1週間に、数日間応援に入りました。代議士は企業訪問などを行ったのですが、ただ単に「野党統一候補の狩俣候補をお願いします」とだけ伝えてくるのではなく、経済界関係者の望む候補者像や、民主党の課題などについてご意見もいただきました。貴重な意見をいただき、それらを真摯に受け止めるとともに、今後の活動に活かしてゆきたいと意を新たにしています。

秘書は、朝から晩まで沖縄を歩き回り、狩俣候補の支持を訴えました。こういう時には、秘書会が介在して応援に行くのですが、秘書会のメンバーがそうしてバリバリ活動するのに、現地の受け入れ態勢は本部の応援要請とかみ合っていないようでした(沖縄県の関係者がやっていたのは、テーマソングの作成や、無党派対策としての「お祭り」の計画、ダンスの考案などでした)。

もちろん応援に行くのはまったく問題はありませんし、今回も実際行ってきました。が、交通費、宿泊費などの費用対効果を考えれば、まず現地の組織をフル回転させるのが先だったのではないかと考えています。やはり、的確な時期に的確な対策を、的確な人員で行うことが選挙には必要ですね。

2007年04月16日

英字新聞にインタビューが載りました!

 吉良州司さんが知事選挙に出馬して早や4年。先日、吉良代議士は巷で行われていた知事選挙について、コメントをほしいという朝日新聞の英字版(ヘラルドトリビューン)のインタビューを受けました。

 
 4月4日朝刊の記事の中に、「Shuji Kira」「Kira」といった名前が入っているのが見られます。ちなみに記事は、全国の知事選の様子を伝える中で、前回の知事選で吉良候補が広瀬候補に僅差まで迫ったことなどにも言及。代議士も、知事選挙や地方政治の問題についてコメントしています。

英字新聞.JPG19年4月4日ヘラルド朝日の記事 

2007年04月09日

統一地方選 前半終わる

皆さん投票に行かれましたか?そう、昨日は統一地方選挙の前半戦の投票日でした。

大分県議会議員選挙では、(最低ラインですが)民主党公認現職3名全員を当選、さらに推薦候補は現職候補3名が当選をし、合計6名の民主党系議員が大分県民の方々の信任を得ることができました。
また、小沢一郎政治塾や県外での活動で知り合った方々で、私たちが為書きを送った方の全員が当選をされました。ぜひ、皆さんこれからの4年間、地域主権の国づくりに邁進して戴きたいと思います。

200704082245000.jpg各地からの報告を聞いて情報収集

きのうの夜は、吉良代議士は9時ごろから(投票が8時までで、地域差はありますが開票作業が軌道に乗り始めるのは9時ごろです)大分市内の県連事務所で開票の状況を見守りました。県連関係者や、マスコミ関係者に囲まれる中で、テレビの速報や、インターネットを活用して情報収集にあたるとともに、各地からもたらされる報告に一喜一憂しましたが、23時ごろから徐々に各地の大勢が判明し始め、24時ごろにはほとんどの公認推薦候補の当落が明らかになりました。先ほども触れたように、公認推薦あわせて6名が当選の得ることが出来ました。24時ごろからは、大分市選挙区の梶原九州男県議、続いて25時ごろにかけて別府の佐藤博章県議の事務所に祝勝のため駆けつけましたが、遅い時間にもかかわらず両事務所とも当選を決めた熱気がまだ残っており、多くの支持者たちと喜びを分かち合いました。

     インターネットなども利用して全国の情報も収集200704082247000.jpg

別府から戻っても、まだ大分市の残り3議席の当確がまだ出ていませんでした。このとき気にかかっていたのは社民党公認の吉田忠智候補のことでした。社民党の候補でありますが、同じ地元西ノ台地区ということで、気をもんでいました。25時30分過ぎに、ついに当確が出たのを見て、その2分後には吉田氏の事務所を訪れました。残念ながらご本人はおられなかったので、事務所の方にお祝いの言葉を述べて、事務所に帰ってきました。代議士の長い長い一日は終了となりました。事務所を出たのは、事務所全員26時でした。

200704082318000.jpg当選した候補の名前に花飾りをつける

当選した梶原県議夫妻と、梶原選対の事務局長藤田氏と固い握手!200704082358001.jpg


大分県議会議員選挙の開票結果

2007年03月26日

吉良州司さんの誕生日

少し前の話になりましたが、3月16日は、吉良州司さんの49回目の誕生日でした。いつも地元大分、国会をはじめ全国を駆け巡っている忙しい「州司さん」(吉良代議士は、「先生」と呼ばれることを良しとせず、みんな「吉良さん」、「州司さん」と呼んでいます)は、いつもおにぎりやパン、コンビニ弁当等で食事を済ませることが多いと以前にお伝えしましたが、この日ばかりは国会での日程の合間に、誕生ケーキを用意し、ささやかなお祝いをする予定でした。

用意した誕生日ケーキ.JPG写真:吉良さんの誕生日に用意をしたケーキ

ただ、国会議員の予定というのは本当にままならないもので、当日は残念ながら急な予定変更のため、誕生日を迎えたはずの本人だけがケーキを食べられませんでした。ケーキについては、何分生ものですので、私たちで責任を持って処分させていただきました。

いろいろなことがありお忙しいとは思いますが、健康を害されることなく、バリバリと元気な吉良州司さんでいていただきたいと今年一年のご活躍を事務所一同も祈念いたしております。

2007年03月19日

スクープ!?吉良3兄弟!!!

今日は吉良兄弟のなぞを1つ解明(?)したいと思います。

議員会館には、吉良卓司秘書が勤務しています。会館では、みなさん恐る恐る「もしかして弟さん(あるいはお兄さん)ですか?」と声をかけられている光景を目にします。知らない方は、見分けがつかないかもしれませんね。

実は卓司さんが座っている席の背後には、最初の衆議院選挙のときに使ったポスターが貼ってあり、議員会館を訪れた方はみんな一様に目をパチクリさせて、卓司さんの顔とポスターの写真を見比べます。「代議士本人がこの席に座っているのはおかしいなあ」と不思議に思うのでしょう。こられる方のうち、かなり多くの方が、“吉良代議士本人に直接お話できた”と思って帰られているはずです。もちろん、聞かれれば卓司さんは「弟で秘書をしています」と答えていますし、そうやって名刺交換のときに切り出すこともありますが、何も聞かずにお帰りの方には、“良い誤解”をして頂いているのかもしれませんね。狙って貼る位置を決めたわけではありませんが、このように思わぬ副作用を生じているようです。

さて、大分で選挙などに関わった方々を除いては、ここまで読むと、吉良“兄弟”は2人だとお思いの方も多いと思います。しかし、実は吉良兄弟は3兄弟なのです!写真は先週末に卓司秘書が大分事務所に戻ったときに写した写真です。地元大分で、銀行にお勤めの長男達之さん(写真の左)を始め、次男州司代議士(写真の真ん中)、三男卓司秘書(写真の右)です。なかなか見られない、忙しい3人が揃ったスリーショットです。3人とも背格好が良く似ており、顔も似ていますので、初対面の方には見分けは難しいかもしれません。

200703171659000.jpg写真:左から長男の達之さん、次男の州司代議士、三男の卓司秘書

達之さんは、大分でお勤めをしながら、勤務後や休日に事務所を訪れては事務所を激励してくれています。州司代議士が元気に活動をしていられるのも、お兄さんと弟さんがしっかりとしたサポートが効いているのは間違いありません。

皆さんは、個別に会ったら見分ける自信、ありますか?

2007年03月12日

インターン 藤田有希さん

東京事務所では、2月9日から3月9日までの1ヶ月間インターン(学生が企業や団体などに行き、職場体験をすること)で藤田さんにきてもらっていました。彼女は大分出身の大学1年生で、いま東京の大学に通っています。民主党のインターンプログラムに応募し、インターン側、受け入れ側双方の希望が合致して私たちの事務所に来てくれました。よくよく聞いてみると、彼女のお父さんが大分で衆議院議員選挙を手伝ってくれていたそうです。そして、お父さんが家で作業をしようと持ち帰った大量のビラを折ったり、封詰めをしたりという作業を高校生の時に手伝ったことで、政治に興味を持ってくれたのが、この応募につながったとか。

大学時代をなんとなく過ごす学生も多い中、1年生ながら、こうして意欲的に興味を持ち取り組んでいるのは、すごくいいことですね。インターンですので、交通費の実費支給はありますが、給与はありませんし、春休みの大半はつぶれてしまいます。それだけに受け入れ側の私たちも責任重大です。学生の期待に応えるため、国会で行われていることをつぶさに見てもらい、党の勉強会や部会にも積極的に出席してもらって、成果としてレポートも作成してもらいました。他の事務所では「何をしなければならない」とか「学生だからこうあるべきだ」など、結構厳しいところもあるようですが、わが事務所はいろんなことをありのまま見てもらい、また希望があれば秘書同様会合にも参加してもらい、少しでも多くの経験をしてもらおうとしてきました。また、いろいろな資料作成の補助もしてもらいましたので、この間にワード、エクセルの腕前は相当なものになったと思います。

これまでも、東京に限らず、大分の事務所でもAPUの学生を始め意欲的な学生が事務所の手伝いをしに来てくれていましたが、彼女の大学、特に彼女が所属する国際政治経済学部では、周囲の学生も非常に意欲的で、私どもの事務所で行ったようなインターンを単位を取得できる制度として、企業や、少し変わったところでは国連本部などで行えるようにもしており、学生の希望に応えているそうです。因みに彼女は90時間以上で単位が取れるところを、119時間も勤労してくれました。

何かと敬遠されることも多い政治の世界ですが、一人でもこのように興味を持ってくれる若い人が増えてくれるよう、狭い事務所ですがこれからもインターンは受け入れてゆきたいと思います。

2007年03月05日

予算審議の流れ

先週金曜日に、19年度予算案が衆議院を通過しました。未明までの攻防が行われましたが、今週は予算審議の流れをお伝えしたいと思います。

まず、予算を含めて法案の審議を行う場合には、提出者から趣旨説明を聴取します。趣旨説明は通常は委員会の場で行われることが多いのですが、重要議案は、本会議の場で行われます。その中でも予算案は、総理大臣の所信表明演説とともに、財務大臣が召集日もしくはその直後に財政演説を行い予算についての説明をします。また予算案は、国会初日に予算委員会に付託され、委員会での趣旨説明、審議となります。

委員会審議が開始されると、慣例として総理以下全閣僚が出席して「基本的質疑」が2日間ないし3日間行われ、その後は質問者が要求する大臣が出席して行われる「一般的質疑」が行われます。予算審議の過程では、予算関連の質問は本旨としてもちろんのこと、国政に係る全般についての質問がなされ、大臣や議員の資質を問うという名目においてスキャンダル追及がされることもあります。

審議が大詰めになってくると、2月20日過ぎには公聴会が1日半行われ、その後各分野についての詳細な審議を行うために、8つの予算分科会がそれぞれ1日半開催されます。これらを経て、最終的には再度総理以下全閣僚が出席して総括締めくくり質疑が行われ、委員会で、最終的に賛否についての討論、採決が行われます。

委員会で議決された予算案は、本会議で再度賛否について討論が行われ、記名採決(全議員が、記名した札を投票する方式。賛成なら白札、反対なら青札を投じる)が行われ、参議院に議案送付されます。

例年、1月20日前後に通常国会が開会され、そこから2月終盤~3月初旬までかけての審議で、土日休日や公聴会、分科会等の日程を除き、また残りの日程で、時事の重要課題に課題を絞っての集中審議が行われることもありますので、予算の議論は、衆議院では正味20日前後でしょうか。参議院での審議を含めても、実質的な審議期間は、1ヶ月強でしょう。

今回は、野党側から政治とカネの問題などについて、もっと委員会での審議を尽くせという要求をする中、与党側が既に昨年と同水準の審議時間を確保しているとして押し切り、いわゆる世に言う「強行採決」によって委員会採決をしました。

3月2日夜に始まった衆議院本会議での予算審議が、3日未明までずれ込んだのは、野党が全てにおいて(予算案の審議にも)優先して行われる解任決議を緊急動議として提出したためです。内閣や、大臣の不信任決議案や委員長などの解任決議案の審議は、緊急性を要するとして、全ての審議に優先して行われます。解任決議等は、趣旨説明、討論の上記名採決が行われるため、1議案提出すれば少なくとも1時間ちょっと程度は費やすことになります。それを連発すれば、当然その分予算案といえども審議にとりかかる時間が遅くなるということになります。金曜日には、予算案の審議の前に、予算委員長の解任決議案、総務委員長、財務金融委員長の解任決議案(財務金融委員長の決議は議場での協議により取り下げ)が提出され、さらに予算委員長解任決議案の提出者が長時間演説(フィリバスター。合計2時間弱演説しました。)によって、審議時間をのばしたことも審議が長時間化した原因でした。

憲法60条の規定で、「(予算案を)衆議院が議決してから30日以内に参議院が採決しなければ、衆議院の議決を国会の議決とする」という旨が定められているため、3月2日までに衆議院での採決が行われれば、もし何かあっても、年度内に予算が確実に成立(自然成立)するということになります。

とはいえ、通常の与党は衆参両院で多数を占めているわけですから、本気になりさえすれば何とでもなるのですが、確実を期そうとすれば3月2日中の採決にこだわることになります。

衆議院での採決が行われた後、参議院でほぼ同じ過程によって審議が行われますが、もし衆参で違う議決がなされた場合、たとえば参議院では野党が多数を占めていて衆議院で可決した予算案を否決した場合などには、両院協議会が開かれ、議院同士の話し合いが行われます。ここで話がつくことはまれですので、先ほどの憲法の規定にあるように衆議院の優越によって原案通り自然成立となります。

以下、おさらいとして流れを振り返っておきます。 1. 本会議での財務大臣による財政演説 2. 予算委員会付託 3. 予算委員会での趣旨説明 4. 基本的質疑実施(全閣僚出席) 5. 一般的質疑(質問者が要求する閣僚が出席) 6. 公聴会実施 7. 分科会実施 8. 総括締めくくり質疑実施(全閣僚出席) 9. 討論・採決 10. 本会議において討論・記名採決 11. 参議院へ議案送付 12. 参議院予算委員会での審議 13. 参議院での可決 →予算成立 14. もし参議院で否決された場合には、両院協議会を開催して協議 15. 両院協議会での協議が成立しない場合でも衆議院の議決後30日を経れば、自然成立

2007年02月12日

パイオニアとの再会

東京では、柳沢厚生労働大臣の発言をめぐって空転が続いていた国会が正常化し、連日予算委員会を舞台に激しい論戦が行なわれています。格差問題や教育問題をはじめ、様々な国政の課題が論議されています。

そんな中、東京事務所へは、吉良代議士の日商岩井時代の後輩の方々が見学にいらっしゃいました。吉良代議士は、入社してすぐに人事課で採用担当をしていたのですが、今回訪問したのはまさにそのときに採用をした4名。当時、会社の方針では四大卒女性は採用していなかったそうなのですが(少し時代を感じますね)、当時の吉良州司さんが上司と掛け合ってなんとか四大卒女性の採用にこぎつけたのだそうです。今回の4名を含む当時採用された方々は、いわば女性の社会進出のパイオニアの一員だったわけです。

常に身の回りの常識に対して「本当にそうなのか?」と疑問を持ち、政策提言をする今の姿勢は、すでに日商岩井入社当時から培われていたものなのですね。

※参院選の対応については、民主党大分県連HPをご確認ください。

2007年02月05日

愛知県知事選挙と北九州市長選挙

昨日は、愛知県知事選挙と北九州市長選挙の投開票日でした。

結果は一勝一敗、痛み分けといったところでしょうか。ただ、マスコミでもほとんどのところが触れていますが、与党候補楽勝と見られていたのに野党候補が詰め寄ったというのは、やはり直前の柳沢発言の影響は否めないのかもしれませんね。

さて、今日はそんな選挙の時のお話です。

秘書は、各政党それぞれで作っている秘書会という互助会的な組織に加入しています。国政レベルの補欠選挙や今回のような知事選挙や政令市長選挙などの時には、議員会館の民主党所属議員の各事務所には「民主党秘書会」を通じて応援の依頼が舞い込んできます。私たちも、選挙区となる地域に知人友人がいれば紹介はがきを書いたり、選挙区にボランティアとしてビラ配りに訪れたりします。これもまたボランティアとして、党本部に設けられた電話ブースに行って、選挙区の住人に向けて投票に行ってもらうように投票率アップ作戦を行うこともあります。自分たちがついている議員の選挙区だけでなく、あちこちに訪れるので結果として“年がら年中選挙漬け”という状態になる秘書も数知れず・・・。

また、議員宛にも、現地に入って応援演説をしてほしいとか、いろいろと応援の依頼が来ます。所属議員がほぼ毎日のように現地入りした昨年4月の千葉県での衆院補欠選挙は、「総力戦」というにふさわしい激戦でしたし、今回の2つの選挙も相当数の議員が選挙区入りして活動しました。

テレビや新聞では、選挙の結果や、国会での動きなどの表面的なところの報道が多いのですが、その一方では、こういった地味で地道な活動が日々繰り広げられているのです。みなさんも、報道された結果をご覧になる時に、そんなことをチラッと思い出していただければと思います。
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東京事務所スタッフより

みなさんこんにちは。

これから皆さんに東京での日々の出来事などを、ブログでお伝えする東京事務所のスタッフです。
東京事務所では、吉良卓司秘書を筆頭に、高橋澄江、中川博登の計3名の秘書が勤務しており、国会活動や東京での会合など、主に在京での議員活動を補佐しています。

ここでは、「吉良州司ホームページ」の本編とは少し変わった、少し肩の力を抜いて、あくまで「秘書」の視点で、皆さんにわかりやすく、そして報道では見えにくい、国会や議員生活の裏話なども織り交ぜながら情報発信してゆこうと考えております。これからもよろしくお願いいたします。