活動報告

大分県実践武道大会新人戦

4月27日(日)に、大分県佐伯市弥生町のB&G海洋センターの武道場で、平成26年大分県実践武道大会新人戦が開催されましたが、なっ、何と、大会名誉会長として参加してきました。実は、実践空手鳴海塾、鳴海龍先生とのご縁で、現在、大分県実践空手道連盟の会長をやっているからです。
幼い子供たちから、小学生、中学生、高校・一般まで、基本的には防具を付けない激しい戦い(幼い子供たちの戦い?はかわいいのですが)を繰り広げるのですが、その迫力を目の当たりにして、見る方、応援する方もついつい握りこぶしに力が入ってしまいます。まあ、よくもこれだけ激しく打ち合って、蹴り合っても平気でいられるものだと感心します。
自分が試合に出ていたら、間違いなく肋骨を折っていると思います。
試合を見ながら思い出したのは、中学3年生の運動会。県の陸上大会で入賞した走り高跳びでは校内優勝しましたが、そのあとの騎馬戦で肋骨にヒビを入れてしまいました。自分の馬から相手の馬に飛び移ろうとして、相手が逃げたためにそのまま上半身から落下してしまったのです。身体が細く、体格的には弱っちいのに、運動神経には自信があるというアンバランスから、ついつい無謀な行動をとり、怪我をすることが多いのです。
病院でヒビが入っていると診断された後も、バレーボールやバスケットボールに興じていたものですから、いくら育ち盛りの中学3年生といえどもなかなか完治しませんでした。

そういえば、娘たちの幼稚園や小学校の運動会でお父さんの出番があるときは、張り切りすぎて、ほとんど例外なく怪我をしていました。冷静になって怪我をしないようにと心がけているのですが、いざ、本番になるとすぐにスイッチが入ってしまい「冷静さ」などすっかり忘れて、自分が小学校や中学校の頃に戻ってしまうのです。しかし、身体はついていけない。待ち受けるのは悲惨な怪我ばかりでした。
まったく学習効果のない人間ですね。

思いで話しはこれくらいにして、この大会の素晴らしさは何といっても選手、大会関係者、スタッフのみなさんが礼儀正しいことです。まずは、その美しい挙動に感動します。
そして、この実践武道は、「勝っておごらず、負けてくじけず」の精神を基本としているだけに、勝者も敗者も実に爽やかです。大会会長の鳴海龍先生は「人生における真の強さとは、競技的な勝負の強さではなく、日々の困難に立ち向かう心の構えを指すものと思います」、「人は一生が順風満帆ではありません。仕事での挫折、肉体的な限界、精神的な悩み等、きりがありません。心が弱ければ何ひとつ解決できませんし、ましてや地位や名声、金銭でも解決できません。何事に対しても恐れず逃げず立ち向かっていく精神鍛錬、これこそが実践武道の本質」とおっしゃっていますが、選手のみなさんは、この言葉を体得しているのか、自分よりはるかに大きな相手であろうと、相手の繰り出す突きや蹴りが厳しいものであろうとも、必死になって前に出て、向かっていこうとします。そのひたむきな姿は感動的です。
一日中、感動しっぱなしでした。鳴海龍先生、選手のみなさん、ありがとうございました。

3列目の中央が吉良州司

 

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