吉良からのメッセージ

北海道胆振東部地震の被災地を視察しました

昨日、9月15日(土)、国民民主党・災害対策本部の古川元久本部長を団長として、副本部長・吉良州司と、被災地を選挙区とする山岡達丸衆議院議員、北海道道連幹事長の平賀貴幸網走市議会議員、党本部及び道連事務局スタッフを団員として、北海道胆振東部地震の被災地、札幌市清田区里塚(液状化被災地)、大規模な土砂崩れや家屋倒壊のあった、安平(あびら)町、 厚真(あつま、あづま)町、鵡川(むかわ)町、を視察しました。

まず、札幌市清田区里塚の液状化による陥没、地盤沈下により、家屋が大きく傾き、道路も陥没し、平坦だった公園が地割れとともに高低差2mの大きく波打つ形状に変容している惨状には、大変なショックを受けました。被災したご家族にこの間の事情を聴いたところ、地震による陥没の前から、地盤沈下の兆候は顕著に現れており、当局に対処方を依頼していたとのことでした。液状化以前に地形的問題から徐々に地盤沈下が進んでいたと知り、住民の悲痛な叫びを直接聴いただけに、何とかできなかったものかと、政治、行政の反省であり今後の課題であると痛感しました。

安平町、厚真町は、報道で見た以上に、いたるところの山肌がはげ落ちて土砂となり、人が住む民家を押しつぶしていった状況を目の当たりにし、本当に言葉がありませんでした。犠牲者の親族と思われる方々が、無念そうに押しつぶされた家屋を見回っている様子に胸が痛みました。避難所にもお見舞に伺いました。多くの方が発災直後に自衛隊のヘリコプターで救出されたため、今現在、家が一体どうなっているのかわからないとのことで、今後の生活についての不安は隠せませんでしたが、不自由な避難所生活にもかかわらず、それでも気丈に過ごしておられる様子に感銘を受けました。

鵡川町は、マスコミには大きく報じられていなかったのですが、中心街の歴史ある店の多くが倒壊しており、また、JA鵡川の施設や倉庫なども大きな被害を受けていました。それでも、町のみなさんは、この災害を契機により魅力ある街を創っていくんだ、と前だけ向いて復旧復興に立ち向かおうとしており、その前向きな姿に心打たれました。

この3町の住民の方々がこのように気丈でいられる背景のひとつの大きな要因は、この3町の町長(及川秀一郎・安平町長、宮坂尚市朗・厚真町長、竹中喜之・鵡川町長)から直接お話しを伺いましたが、みなさんそろって素晴らしいお人柄とリーダーシップの持ち主であることだと思います。発災後の迅速且つ適格な対応、明日に向かっての前向きな姿勢が共通しており、とても頼もしく感じました。

災害対応に与党も野党もありません。東日本大震災並みの長期戦を強いられる復旧・復興になると思われますが、この町長たちのリーダーシップと国の必要十分かつ迅速な対策・予算付けを実行すれば、必ずや見事に復興すると確信を持ちえた視察となりました。今後、国が行うべきことをしっかりと実行するよう最大限尽力したいと思います。

最後に、あらためて犠牲になられた方にお悔やみを申し上げますとともに、被害を受けられた方、今なお避難所生活を余儀なくされている方に、心よりお見舞い申し上げます。
吉良州司

バックナンバー