岩屋毅・防衛大臣誕生を祝す
今日、第4次安倍晋三内閣が発足し、大分県から久しぶりに岩屋毅さんが防衛大臣となりました。心からの祝意を送りたいと思います。
岩屋さんとは、今から30年前、私が大分県庁に出向していた時から親交があり、私のニューヨーク駐在時代も手紙のやり取りをしていた間柄で、会社員時代は岩屋毅東京後援会の一員でもありました。
勿論、今は、相争う政党に属しているため、お互いに私情を挟むことなく、堂々と戦っていますが、岩屋さんは、1990年代のはじめには、政治改革を掲げて自民党を飛び出した経験もあり、常に大局を見ながら是々非々を貫く素晴らしい政治家だと思っています。年齢的には同級生ですが、政治家としては大先輩でもあり、敬愛してやまないだけに、大臣就任、それも専門分野でもある防衛大臣への就任を心の底から喜んでいます。
日本を取り巻く厳しい安全保障環境、とりわけ、北朝鮮の核・ミサイル問題、中国の軍事力の増強・近代化と海洋進出問題、気まぐれトランプ大統領が次々と引き起こす先行き不透明な日米関係下の日米同盟のあり方、今後に浮上してくる憲法上の自衛隊の位置づけ問題、などなど、課題山積ですが、日本の安全保障を間違いのない方向に引っ張っていってもらいたいと思います。
本ブログは、政治的には波紋を呼ぶ内容であることは、百も承知しています。それでもあえて本音をお伝えしようとしています。常に是々非々を貫いていくのが私の信条であり、厳しく相対していかなければならない安倍政権の閣僚ではありますが、信頼できる友人が重責を担うことになったことを受けて、日本のために頑張ってもらいたいという率直な気持ちをみなさんにお伝えする次第です。
吉良州司