卒業シーズンに思う
みなさんこんにちは。
まだ寒い日もありますが、最近は少しずつ春を感じられる日も増えてきました。さて、そんな春といえば、別れと出会いの季節。この3月は卒業シーズンです。今年も多くの学生さん、生徒さんたちが学び舎を後にされ、新たなステージでの生活への期待に胸を躍らせていることでしょう。
先日吉良州司も地元大分のとある学校での卒業式に列席することがありました。晴れ晴れとした前途ある卒業生の皆さんや、その姿を見つめる保護者の方々のお姿をみると、私たちまでもそのお気持ちが自然と慮られて微笑んでしまいますし、その場に同席させていただけることは大変光栄です。そのため、このシーズンは私たちの毎年の楽しみにもなっています。ここで、この時期に卒業する皆さんへの吉良州司から送るメッセージの一例をご紹介します。
「皆さんのご卒業を心からお祝い申し上げます。今日の善き日に、この思い出深い学び舎を巣立っていく皆さんは、来るべき新しい生活に対する期待と不安に満ちていることと思います。私もそうでしたし、皆さんの先輩の多くもそうであったと思います。そうした皆さんの先輩達もいまでは、卒業生として、大分で、日本各地で、そして世界各地で、また様々な分野で活躍しています。
私も商社マンとして世界各地を飛び回り、様々な人と商談を重ね、交流を深めてまいりましたが、そのときに必要性を感じたのは、学歴という肩書きではなく、その会社や団体や国を代表して外国の人、会社、や国際機関と渡り合えるだけの識見、交渉力、判断力、決断力でした。
いまにして思えば、その原点は、この学び舎で養った人間力ではなかったかと思います。
この精神を受け継いでくれる皆さんが、これから迎える新しい世界で、大きく、大きく、羽ばたくことを心から祈念し、また、楽しみにしています。
最後になりましたが、本日ご出席の保護者の皆さまにおかれましては、喜びもひとしおのことと存じます。お子様がきっとたくましく見えていることでしょう。本日は、誠におめでとうございます。」
この春卒業を迎える皆さん、本当におめでとうございます。輝かしい未来を信じて、それぞれの道を着実に歩んでいってください。
吉良州司が参加した、とある学校での卒業式