- 2023年6月8日
メッセージ【ウクライナのダム破壊に思う 一刻も早い停戦を】
ウクライナのヘルソンにおいてダムが破壊され、人為的大洪水により人々の生活が壊滅状態になっています。 私は2022年3月8日のメールマガジン<ウクライナ問題を考えるその4停戦合意の条件>の中で次のように訴えていました。… 続きを読む
- 2023年5月26日
メッセージ【外務委員会の質問通告 防衛費倍増の是非、広島サミット、核軍縮】
G7広島サミットは内外マスコミの評価も概して好評な中で幕を閉じました。一見成功したように見えるG7広島サミットですが、私には、ウクライナのゼレンスキー大統領の来日を原因として、本来、今回のG7広島サミットで目指すべきであった、停戦合意への第一歩が印されなかったことを含め、決して納得のゆくものではありませんでした。… 続きを読む
- 2023年3月7日
メッセージ【電力逼迫問題 その4 核融合発電への期待】
エネルギー安全保障・電力逼迫問題のシリーズ第4弾です。2023年2月2日付メルマガ「エネルギー安全保障 電力逼迫問題 一度立ち立止まって考える」において、私の基本的な考え方を既に簡潔にまとめてお伝えしています。 その最後の章において次のように持論を展開しています。「目指す到達点(地域内スマートグリッドを全国に普及させる新時代の電力システムを構築し、化石燃料、火力発電に頼らないエネルギー社会の実現)までのベースロード電源は、化石燃料を使わず、世界情勢に左右されない自前電源である原子力が主役になると思います。 … 続きを読む
- 2023年2月25日
メッセージ【ロシアによるウクライナ侵攻から1年に思う】
ちょうど1年前の今日2022年2月24日(執筆時)、ロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。今現在全く出口の見えない、泥沼化する戦争を深く憂慮しています。私は、ロシアによる軍事侵攻前から、その暴挙を何とか回避できないかとの問題意識を持ちながら、2022年2月3日の予算委員会や2月16日の予算員会分科会において、林外務大臣に我が国として戦争回避のために重要な役割を果たすべきと訴えました。… 続きを読む
- 2023年2月22日
メッセージ【電力逼迫問題3 資源開発時の買手としての大手電力会社の重要性】
間があいてしましましたが、本メルマガはエネルギー安全保障の一環としての電力逼迫問題のシリーズ第3弾です。前々回のメルマガの最後の段で「調整電源として必要不可欠な火力発電の原料となる液化天然ガスなどの資源開発において、その資源の長期安定的引取り手(買手)として(経営が安定した大手電力会社が)絶対的に必要だ」とお伝えしました。… 続きを読む
- 2023年2月7日
メッセージ【『吉良氏 知事選不出馬の意向 引き続き国政に専念』報道について】
今朝(2023年2月7日)の大分合同新聞朝刊に「吉良氏 知事選不出馬の意向 引き続き国政に専念」という記事が掲載されました。「知事選には不出馬で国政に専念する」決断をしたことは事実です。 しかし、ニュアンスとして、「この間、知事選に出馬するかどうか悩み続けていたが最終的に不出馬を決断した」と受け取られかねない内容となっており、それは私の本意ではありませんので、本メールマガジンにて、私の真意と経緯についてお伝えします。… 続きを読む
- 2023年2月2日
メッセージ【エネルギー安全保障 電力逼迫問題 一度立ち立止まって考える】
過去2回の「エネルギー安全保障 電力逼迫問題」シリーズを読んで戴きありがとうございます。 この先、次回、次々回と続いていくシリーズですが、ここで一度立止まって「その1」「その2」を簡単に振り返り、「その3」「その4」の要旨になるであろうことをお伝えしておくべきだと考えました。これまでの私の主張に疑念を抱いておられる方も多いのではないかと思うからです。 … 続きを読む
- 2023年1月31日
メッセージ【エネルギー安全保障、特に電力逼迫問題について その2】
今回は、前回と重複する部分もありますが、電力システム改革の失敗により電力の安定供給確保が危機に瀕してしまった、その背景についてもう少し深堀りします。 電力の安定供給が危機に瀕している原因は、(1)安定供給よりも競争原理を優先しようとしたから、(2)地球環境保護の観点から、一刻も早くカーボンニュートラルなど理想形のエネルギーシステム社会を実現したいという期待や焦る気持ちはわかりますが、 … 続きを読む
- 2023年1月26日
メッセージ【エネルギー安全保障、特に電力逼迫問題について その1】
1月23日から通常国会が召集されました。前回のメッセージにおいて、2023年に我が国が直面する内外課題として、少子化、防衛費増額、電力逼迫等エネルギー安全保障、物価高、金融政策の修正(これは事実上のアベノミクスの見直し)等を挙げましたが、今国会において、これらの課題について活発な議論が交わされていくことになります。 … 続きを読む
- 2023年1月4日
メッセージ【2023年の日本が直面する課題中、防衛費増額問題について】
あけましておめでとうございます。 吉良州司です。 ご家族そろっていい年を迎えられたと思います。 2023年は内外ともに課題山積で、特に我が国が直面する課題(少子化、防衛費増額、電力逼迫等エネルギー安全保障、物価高、金融政策の修正(これは事実上のアベノミクスの見直し)等等)に対しては、今年2023年に如何に対応するかが日本の大きな節目になると思っています。 … 続きを読む
- 2022年11月9日
メッセージ【閑話休題 昨夜、皆既月食を眺めていました】
国会では総合経済対策を含む補正予算審議が近づく中、また、地元大分では来年の統一地方選挙の話題が多い中、更には、米国中間選挙の投票結果が判明しようとしている中、チコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と叱られそうですが、閑話休題、昨夜の「皆既月食」を眺めながら、あれこれ考えていたこと(といっても政治のことではなく宇宙のことです)をお伝えします。… 続きを読む
- 2022年10月30日
メッセージ【外務委員会質問に立ちました。日米貿易協定、TPP、国連安保理改革】
ご無沙汰お許しください。 最近は、来年の統一地方選挙の関係で来訪や問い合わせ等が殺到しており、なかなかまとまった時間を取れない日々が続いていました。 そんな中、先週金曜日(10月28日)久しぶりに外務委員会の質問に立ちました。日米貿易協定の改正という法案(条約改正)審議でしたので、同改正案と、関連する外交課題につき質問しました。以下、その概要をお伝え致します。… 続きを読む
- 2022年9月26日
メッセージ【安倍晋三元総理の国葬に参列します】
明日、安倍晋三元総理の国葬が催されますが、国論が二分される中、私は粛々と参列します。 何故、安倍元総理が国葬対象となるのか、税の投入もある中、国会の審議も経ずして閣議決定だけで決めてよかったのか、といった手続き論の問題について私自身大きな問題意識を持っています。 また、安倍晋三元総理の実績については、功と罪があり、罪が大きいと多くの国民が判断しているからこそ、国論が割れています。… 続きを読む
- 2022年9月1日
メッセージ【ゴルバチョフ氏の逝去に思う】
ゴルバチョフ元ソ連大統領(というより、私にとっては、ソ連共産党書記長の方が印象深いのですが)が逝去されました。深く哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。 ゴルバチョフ氏がソ連の最高指導者、共産党書記長になったのは1985年3月ですが、それ以前から若きエースとして注目されており、私自身も強烈な関心を持っていました。… 続きを読む
- 2022年8月27日
メッセージ【サハリン2対応で示された、国から民間企業への要請について思う】
ロシア極東LNGプロジェクト「サハリン2」は「サハリンエナジー」社(露ガスプロム50%+1株、英シェルが27.5%、三井物産12.5%、三菱商事10%)が運営していましたが、ウクライナ侵攻後に日本政府(および英国等西側諸国)が対ロシアに非友好的対応をしているとして、ロシア政府は新たな運営会社「サハリンスカヤ・エネルギヤ」を設立し、既存外資に対して、新運営会社への出資継続の有無を突き付けていました。… 続きを読む
- 2022年8月1日
メッセージ【ウクライナ戦争前からはじまっていた世界の分断】
吉良州司です。 長期のご無沙汰、お許しください。 この間、参議院選挙では、4期目に挑戦した足立信也参議の応援ありがとうございました。結果は残念でしたが、みなさんのご支援に心から感謝しています。 また、コロナに感染してしまいました(PCR検査結果陽性)。昨日10日間の自宅療養期間を終えて今日から自由の身となりました。… 続きを読む
- 2022年7月8日
メッセージ【安倍晋三元総理のご冥福を祈ります】
安倍晋三元総理が凶弾に倒れ、残念ながら逝去されました。何とか回復してほしいと願っていましたが、それも叶わず、今は心からご冥福を祈るばかりです。 民主主義の根幹である選挙の最中に起こされた卑劣な蛮行は断じて許せません。… 続きを読む
- 2022年6月2日
メッセージ【新次元の東西冷戦 その1 インドのしたたかな戦略的外交】
前回のメッセージでは、バイデン大統領の訪日を題材として、バイデン大統領発言の軽率さ、および、今現在の状況が将来に亘って続くわけではない「無常」についてお伝えしました。読者の中には、日本の中世における「無常」は多分に仏教的、輪廻的概念であり、現在の国際情勢の今後についての譬えとしては相応しくないと感じた方もいらっしゃるだろうと思います。… 続きを読む
- 2022年5月27日
メッセージ【バイデン大統領の訪日に思う(ウクライナ後の世界を生き抜くために)】
最近のウクライナ関連報道は軍事的な戦況情勢分析が主流ではありますが、私が最初の頃に発信していたウクライナの歴史的、民族的背景などについてもかなり詳細に伝えられるようになっており、ウクライナ問題を論じる大前提の事実認識は共有できるようになっていると思っています。… 続きを読む
- 2022年4月8日
メッセージ【ウクライナ問題を一度立ち止まって考える】
これまで、ウクライナ・シリーズを11回までお目通し戴きましたが、私がこれまでお伝えしてきたことを一度立ち止まって振り返りたいと思います。 まず、私はこれまで次のようなことを主張してきました。 1.最優先は何の罪もないウクライナ国民の一人でも多くの命を守ること 2.そのために、ロシアに軍事侵攻させないこと、(軍事侵攻後は)1日も早い停戦を実現すること… 続きを読む