吉良州司から選挙戦最後のメッセージ
12日間の選挙戦もファイナルを迎えました。
先ほどのファイナル集会で吉良州司が訴えた力強いメッセージを、この選挙戦最後のメッセージといたします。12日間本当にありがとうございました。ともに良い社会にしていきたいと思います。
吉良州司ファイナル集会でのスピーチ(全文掲載)
皆さん、こんばんは。
こんなにも多くの皆さんに集まっていただき、吉良州司を勝たせようという思いを全面に表していただいてありがとうございます。ちょっと声が1日で枯れてしまいました。マイクなしで手を振りながら「ありがとうございます」「ありがとうございます」と何100回言ったか。1000回、2000回言ってるかもしれないぐらい多くの皆さんに声援をいただき、そのたびにありがとうございますということを言い続けた結果、ちょっと喉が潰れてしまいました。
それぐらい多くの皆さんに「吉良頑張れ!」という声をこの最終日にいただきました。それもこれも、ここにお集まりの皆さん、そして皆さんが「吉良州司頼む!」と声をかけていただいた皆さんが、さらにその先、家族であったり、知人であったり、友達であったり、声をこの12日間、いやその前からかけ続けてくれたおかげです。
皆さん、まずは今日までの戦いを元気いっぱい戦えたこと、皆さんが支えてくれたこと、心から感謝いたします。ありがとうございます。吉良州司事務所に来て電話かけを行ってくださった方々、一生懸命選挙はがきを書いてくれた方々、美味しい差し入れを「州ちゃん栄養つけてよ」と差し入れてくださった方々、それから周りにとにかく声をかけ続けてくれて、時間があれば電話をかけ続けていただいた皆さん。そして車両部隊も、土砂降りの雨の日もありました。カンカン照りで真夏を思わせるような日もありました。そういう中でも、吉良州司のために走り続けてくれた車両部隊の皆さんにもお礼を言いたいと思います。
さて、私はこの選挙戦に訴えたことは大きくは2つです。皆さん方がこの選挙戦が始まる前から「ふざけるな」と思い続けたでありましょう、政治とカネの問題。これもあります。しかし、私はひたすら、吉良州司はどんな国を目指しているのか? どんな社会を目指しているのか? 自民党政治が皆さんの暮らしを良くしていないから、それを変えなければいけない、ということをひたすら訴え続けてまいりました。
自民党の業界優先政治、皆さん方生活者の暮らしを二の次、犠牲にしてまでも一部の業界を利する自民党の「業界優先体質・業界優先政治」に対して、生活者一人ひとりに向き合う、生活者一人ひとりを優先する、そのような「生活者主権政治」が自民党政治との一番大きな対立軸なんだ、と言うことを訴え続けてきました。
人口構成が変わり、産業構造、社会構造が変わっていく中で、かつてのように業界を育てれば日本全体が潤うという時代は終わりました。今の時代には、生活者一人ひとりの豊かさを追求していく、可処分所得を少しでも増やしていく、生活者を重視すること自体が日本全体を経済的に大きく発展させていく、ということを訴え続けてまいりました。
そしてもう一つ、私が訴え続けたことは、生活者というのは、例えばある会社の社長さんであっても、家庭に帰れば一人の夫だったり、孫から見ればお爺ちゃんだったり、おばあちゃんだったり、奥さんだったり。そういう家庭目線、生活者目線を国政にも反映しなければ、今の多くの政治課題を解決することはできないということです。
家庭が一番大事にしているものは、お子さんに恵まれている家庭については何を差し置いても子供たちです。子供を育てている子育て世代、家庭、家計、これを国を挙げ、社会を挙げて応援しなければならない、応援する政治にしなければいけないということで、掲げたのが「将来世代優先の政治」です。
日本を焼け野原から復興させ、発展させ、先進国の仲間入りをしてくれさせてくれた高齢者の皆さん。その高齢者の皆さんにとって一番今大事なのはお孫さんだったり、ひ孫さんだったりします。その高齢者の恩にも報いる、その意味も込めて、「将来世代優先の政治」ということをスローガンとして、理念として政策として掲げてきました。
今日は最後のもう1点、「国民一人ひとりの豊かさ、国民一人一人の幸せ感を追求する政治」。このことについて語らせてください。
故安倍晋三さんは「GDP600兆円を目指す」とか「1億総何とか」という言葉をよく使ってました。国全体が勢いづいて強くなる、経済的に豊かになる、国全体の目標を掲げていくことは発展途上国の段階であれば大事かもしれない。
しかしある程度の豊かさ、雨漏りしない家に住めて衣食住が何とかなる社会、今の日本においては、大事なことはお一人おひとりなんです。
「日本がアメリカを抜いて世界一の経済大国になりました。」「GDPが1,000兆円になりました。」仮になったとしても皆さんの生活、生活水準が今までより半分に落ちてしまうようでは、とても幸せ感、豊かさを感じることができません。
北欧の国々はご承知の通り人口も少なくGDPも小さいですけれども、一人当たりの豊かさというのは、常に1番、2番、3番、4番、5番、ほとんどが北欧諸国です。
それらの国々を一つのモデルとして、私はひたすら日本列島に生きる国民お一人おひとり、生活者お一人おひとりの豊かさを追求していきたい、幸せ感を追求していきたい。
豊かさというのは経済面だけではなくて、広くは心のゆとりだと思います。それは時間的ゆとりであったり、空間的ゆとりであったり、そして、自分がこういう職業に就きたい、そう思った時に、頑張り次第、努力次第でいくらでも選択肢がある、そういう社会が豊かな社会だと思っています。
国がいくら大きくなって強くなっても、一人ひとりが貧しくなったのでは、何のための暮らしか、何のための政治か分かりません。私は3つ目のスローガンを「国民一人ひとりの豊かさ、幸せ感を追求する政治」というのを声高に訴えていきたいと思います。
先ほど、豊かさの中での空間的ゆとり、時間的ゆとりということを言いました。
実は私は36年前、志願して当時勤めていた総合商社から大分県庁に出向させてもらった経験があります。その時の思いは「地方が豊かに、元気にならなければ、日本全体が元気にならない」そういう思いでした。
私が国会内で言い続けることがあります。それは地方の自立性、自主性をもっと強め、この大分、大分県が一つの政府であってもいい、州であってもいい、そのようなことを言っています。
自立性、独立性の高い地域にするためには、国の財源、権限を大幅に地方に移譲せよ。地方政府に課税権も認めよう。生活に密着する法律については、法律制定権も地方に認めよう。このようなことを国会内で言っております。
私たちの大分地方には、すぐそこが山がある、川がある、海がある、本当に自然に恵まれて、空間的ゆとりがあり、時間的ゆとりもある。
そういう地域地域が豊かになってくれば、ただ経済的なゆとりだけではなくて、時間的ゆとり、空間的ゆとりが精神的ゆとりになって、それは幸せ感に直結します。そういう思いも込めて、3つ目のスローガン「国民一人ひとりの豊かさ、国民一人ひとりの幸せ感を追求する政治」を掲げています。
現状では、地方が東京に引っ張られるような国の仕組みになっています。それを自力走行できる、自分でどんどん走っていける地方にして、そういう地方の集まりの国にして、そうすればもっときめ細かい行政サービスを含めた政治を行うことができます。そのような、自立した地域が集まった日本をつくっていきたい。
長くなりましたのでこれで締めます。これまでの皆さん方のご支援に感謝し、皆さん方が声をかけていただいた方が投票所に行って吉良州司と書いてくれれば必ず勝てると実感しています。怖いのは皆さんが投票所に行ってもらえないことです。どうか皆さん、明日の20時に投票箱の蓋が閉まるまで、今日明日声を掛けていただいた方に今一度吉良州司と書いてもらうために投票所に行ってくれと声をかけていただきたいと思います。
吉良州司が訴え続けてきた「生活者主権の国」、私たちの大切な子どもたち、これから生まれてくる子どもたちを大切にする「将来世代を大切にする政治」、そして「国民一人ひとりの豊かさと幸せ感を最重視する政治」、皆さんとともにそのような国、そのような社会をつくっていきたいと思います。
是非、私、吉良州司を当選させてください。お願いいたします!