吉良からのメッセージ

2025年8月18日

5月6月開催の4回に亘る吉良州司セミナーが好評につき秋にも開催予定

お礼が遅くなりましたが、参議院選挙前に4回に亘って「ホルトホール大分」にて開催した吉良州司セミナーに多くのきらきら会のみなさんが参加してくださいました。お忙しい中の参加、誠にありがとうございました。また、時期的に参議院選挙直前の2か月であったこともあり、本当は参加したかったが、諸々の行事で叶わなかった方々も大勢いらっしゃり、お会いした際にはその方々から、「本当は是非行きたかった」とお声がけを戴きま...続きを読む

2025年8月12日

既存の正義や世界秩序が崩壊しつつある様を見て今思うこと、トランプ関税対応で重要なこと

無茶苦茶暑い日々の後は豪雨という過酷な天候が続いておりますが、みなさん、元気にお過ごしでしょうか? ここしばらく、日本内外のあまりにも多くの環境変化に直面する中で、表面的な出来事に対する表面的な対処を考えるのではなく、環境変化の背後にある物事の根本・本質の変容の原因はどこにあるのか、それに対処するにはどうすればいいのか、などなどあれやこれや考えていました。今まだ充分に頭を整理できているわけで...続きを読む

2025年7月8日

2025年参議院選挙の争点

7月3日から参議院選挙が始まり、熱戦が繰り広げられています。地元大分選挙区では、長年親密に交流している吉田忠智さん(立憲民主党公認候補)を応援しています。 本メッセージでは、各政党が訴え、マスコミも報道している「物価高対策」などについて、参議院選挙で本来訴えるべきこと、また、私自身が訴えていることを4点に絞ってお伝えします。 1.物価高対策 野党は「軽減税率部分の暫定的廃止(消費...続きを読む

2025年4月14日

トランプ関税が示す「資本主義の限界」と「民主主義の機能不全」 その2

前回のメッセージでは、世界を大混乱させているトランプ関税、そのトランプ大統領を誕生させた米国社会の分断、また、世界的な傾向となりつつある極右政党などポピュリズム政党を生みだしているのも各国の社会の分断であり、その背景にあるのは、現行資本主義の限界、それが民主主義の機能不全に直結していることを総論的にお伝えしました。 今回と次回のメッセージにおいて、その背景についてもう少し掘り下げた考え方をお伝え...続きを読む

2025年4月11日

トランプ関税が示す「資本主義の限界」と「民主主義の機能不全」 その1

今、世界を揺るがしているトランプ関税の我が国と世界に及ぼす影響について、また、トランプ大統領を産み出した原動力が米国内の格差拡大による貧困白人層の不満であること、その現象は米国に限らず世界各国においても、貧困不満層が移民排斥を掲げる極右政党などポピュリズム政党の躍進の原動力となっていること、について私の考えるところをお伝えします。 更には、これらの根本原因は、分断社会を生じさせる現行資本主義の限...続きを読む

2025年3月25日

ロシアによるウクライナ侵攻前からの吉良州司の切なる訴え 議事録含む

ウクライナ戦争の早期停戦を目指して米国トランプ大統領が活発に動いており、インフラ関連施設への攻撃を禁止するといった、枝葉(えだは)のことは合意できそうですが、一番肝心のロシアが占領している東部南部4州およびクリミアの主権問題、帰属問題については(報道によると)触れられていないようです。ウクライナのNATO加盟問題は米国が否定的であることも報道されています。 この占領地域の帰属問題とNATO...続きを読む

2025年2月24日

現状に照らした停戦条件を考える ウクライナへのロシア侵攻から3年 その3

前回、前々回のメッセージは3年前に提示した停戦合意を再度お読み戴く内容でしたが、侵攻から丸々3年目の今日のメッセージは、ウクライナ東部(ドネツク州、ルハンシク州)南部(ヘルソン州、ザポリージャ州)のかなりの領域が既にロシアに占領されていること、前線はロシアがやや優勢の中で膠着していること、トランプ政権誕生によりこれまで通りの米国支援(軍事指導、武器供与、資金援助、等)が大きく減退する可能性があるこ...続きを読む

2025年2月23日

ウクライナへのロシア侵攻から3年 停戦条件について考える その2

前回のメッセージではロシアによるウクライナ侵攻から11日後に執筆した「停戦条件」を盛り込んだ回顧メルマガを中心に、トランプvsプーチン会談で話し合われるであろう停戦合意を見守って戴きたいとお伝えしました。 ロシアによるウクライナ侵攻から明日で丸々3年に発信する本メッセージにおいて、ロシアによるキエフ侵攻・制圧が失敗した後、ロシアの関心が南部諸州の占領に移ってくるだろうから、占領される前に停戦...続きを読む

2025年2月23日

ウクライナへのロシア侵攻から3年 停戦条件について考える その1

明日2月24日にはロシアによるウクライナ侵攻から丸3年となります。 トランプ米国大統領が露プーチン大統領と直接会談して、早期停戦を目的とした具体的な停戦条件について話合うことになりそうです。その条件は、恐らく私が侵攻直前から1か月半の間に鬼のように発信した11本のメールマガジン「ウクライナ問題を考える」シリーズで提起していた内容に近いものになると思っています。 それゆえ、最近は懐古的、回顧的メ...続きを読む

2025年2月7日

22年前に執筆した「デフレに思う」 その2

予告通り、22年前の「吉良州司と元気な大分」のホームページに掲載した「デフレに思う」の後半部分(その2)を掲載します。 「デフレに思う」後半 5.地価下落は、長期的視点に立った時、そんなに悪いことか?「今、持たざる者の視点」も必要では? 現在のデフレ退治論、インフレ期待論は既に土地を持っているもの、既に資産を持っているものからだけ見た「持てる者の視点」だと言えます。 この先、そ...続きを読む

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