トキハ前、わさだタウンにて街頭演説を行いました
9月になっても日中はまだまだ気温も高く暑い日々が続いております。皆さまには、お身体ご自愛ください。
さて、吉良州司は党務の合間を縫って毎週末、地元大分で精力的に活動しております。この日は挨拶回りや集会を行う一方でトキハ本店前とわさだタウンでそれぞれ街頭演説を行いましたので、その様子と内容についてブログにてご紹介いたします。
まだまだ暑い日差しが照りつける正午を少し回った頃に吉良州司はトキハ本店前に到着。スクランブル交差点を行き交う人々に向けて街頭演説を始めました。
演説では、社会保障と税の一体改革、エネルギー問題、外交安全保障、再生戦略などについて話しを致しました。少し長くなりますので、今回のブログでは社会保障と税の一体改革、外交安安全保障についての話しを一部ご紹介いたします。
【社会保障と税の一体改革】
■社会保障と税と一体改革の「社会保障」部分には、我々民主党政権が訴え続けてきた将来世代への責任を果たすことが含まれている。子供たち、孫たち、これから生まれてくる子供たちへの責任を果たすため、子育て支援を含めて、将来世代への投資を行っていく。
■これまでの社会保障は、年金、医療、介護、障害者福祉。今回はこれに加えて子育て支援を新たに加えた。消費税5%上げさせて頂くうち4%は今の社会保障を維持するための財源。残りの1%相当は子育て支援7000億円や在宅医療の充実など、新たに社会保障を強化・充実していくもの。将来世代への投資は吉良州司が大分県知事選挙に立候補して以来の1丁目1番地のテーマ。
■今、1000兆円といわれる国債、そして国、地方を併せた長期借入金があり、この莫大の借金を今の大人の責任において少しでも軽減させることが大人の責任である。そして子供たちに負担ではなく、夢と希望ある社会を引き渡していく。また、これまで御苦労をかけた高齢者の皆さんの「安心」を支える社会保障のほころびを繕い安定化させ、持続可能なものにしていく。
【外交・安全保障(竹島・尖閣問題)】
■尖閣問題・竹島問題の解決への根源的な問題は、今一度 総合的な国力を取り戻さなければならないこと。政治力、外交力、経済力、防衛力を充実させる必要がある。
■そして今一度、自分たちの国は自分たちで守るという国民的な合意と覚悟、そしてそれを背景にした自主防衛力の整備が待ったなしで必要。それをバックアップするための経済力の回復も重要。
■民主党政権が新たに作成した防衛大綱の中で、基盤的防衛力から動的防衛力へという基本方針の転換がある。かつては旧ソ連を意識して北海道を中心に基地や部隊をその地域に配備することを重視していた。その配備こそが防衛力であり、抑止力になるという発想だった。新防衛大綱により、東アジア安全保障環境の大きな変化に対応すべく、南西諸島などの島嶼防衛に力を入れ、それを実効たらしめるための輸送力や展開力の整備、充実の必要性などを盛り込んでいる。
■香港活動家による尖閣への上陸事案に関して、我が国の領土・領海、主権を断固として守りぬく必要がある。同時に、中国、韓国とは我が国が南米などに引っ越しが出来ないので、大事な隣国として不必要な衝突を避け、過度な緊張を避けるための外交努力が重要。ナショナリズムを煽って過度に相手を挑発してはならない。そのことが高じて、軍事的衝突にまでいたるような事態を招くべきではない。
■この微妙な綱渡りの中で私たちはこの外交を遂行していかなければならない。私たちが将来的に大事な近隣諸国ではあるけれども、今以上にもっと毅然とした態度を貫くためには、自分の国は自分で守る覚悟、そのための自主防衛力の充実に努めていかなければならない。加えて、日本を怒らせては、日本の協力なくしては、自分たちの発展はないと隣国に思わせる技術力、経済力に磨きをかける必要がある。
■一昨年、尖閣における中国漁船の衝突事案の際に私は官邸に「国益の旗を堂々と掲げ、戦略的外交に舵を切れ!」という建白書を当時提出した。この思いは今も変わっていない。ただ、口だけでいくら言っても、根本解決にならない。自主防衛力を整備し、経済力を再度回復させ、技術力を高め、日本なくしては自国の発展はないという思いを、中韓に抱いてもらう。日本と衝突することは、自分たちの国益に叶わないどころか、国益を損ねてしまう、そのように相手国に思わせるような国力の回復を図っていきたい。
午後、今度は街宣車に乗り替え、一路わさだタウンへ。わさだタウンでも多くの行き交う車の中から、「応援しちょんでー」とご声援を頂いたり、クラクションで合図を頂いたりと、多くの方々からご声援頂きましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。