真の改革者は誰か!

(編集部より)郵政解散総選挙の公示前日に配信された本メルマガは、第一期目の最後を飾るにふさわしい白眉と言えるものです。気力の横溢した文章となっています。

こんにちは、吉良州司です。

これまで懸命に選挙の準備を進めてまいりましたが、いよいよ明日8月30日、第44回衆議院議員総選挙の公示を迎えます。私は、今回の総選挙は「郵政改革の是非」を通して、「真の改革者は誰か!」を問う選挙だと認識しています。

敢えて、「郵政民営化の是非」とは書かず、「郵政改革の是非」と書きましたが、これは私や民主党の多くの議員は、郵政公社が抱える諸問題を解決する「郵政改革」(そのひとつの方法論としての民営化の方向)には賛成でも、自民党の抵抗勢力との妥協の産物である今回の「郵政民営化法案には反対」だからです。

私は、小泉首相の改革の方向は間違っていない、いや、私が目指す方向と同じであると思っています。みなさんもご存知のように、私は大分県知事選に出馬した時、「官か民か」を掲げて、肥大化してしまったぬるま湯行政の大改革、子孫への借金の付け回しを絶対に阻止する! 税金の無駄遣いを許さない! 

そして、それらを、しがらみのない政治によって実現する!と訴えてきました。「民の力によって、この国(大分)の社会、経済に活力を取り戻す!」という信念は今も全く揺るぎません。その意味において、「小さな政府」「民の力による復興」は小泉首相が目指す方向と同じです。

何が違うかといえば、「しがらみ」を断ち切れるかどうかです。今回の郵政民営化法案をめぐる自民党内のドタバタは、結局、自民党が「しがらみ」そのものであることを露呈しました。いくら、小泉首相が正しい方向を示して、改革を推進しようとしても自民党という土台に乗っかっていたのでは、結局、妥協の産物しか生まれない、つまり目指す改革は実現できないということが露呈されたのです。

知事選で「しがらみ政治との決別」、前回の衆議院選では「選挙革命」を掲げて闘ってきた吉良州司こそ「真の改革者」なのです。私を日本丸の改革の先頭に立たせて下さい。現在の民主党は岡田代表、小沢一郎副代表、鳩山由紀夫元代表など、しがらみにがんじがらめになった自民党では真の改革は実現できないと、自民党を飛び出した方々が中心の政党です。

どうか、みなさん、吉良州司と民主党に「真の改革」を実現する機会を与えて戴きますようお願い申し上げます。

吉良州司