民主党政権が誕生!
| (編集部より)2009年9月16日、民主党の鳩山由紀夫代表が第93代内閣総理大臣に任命されました。総選挙における民主党の圧勝を受け、民主党、社会民主党、国民新党の3党による連立内閣として成立しました。 |
みなさん、こんにちは!
吉良州司です!
本日2009年9月16日は、日本が新しく生まれ変わるための第一歩を踏み出した日として我が国の歴史に刻まれると思います。つい先ほど、鳩山由紀夫総理が誕生したのです。首班指名選挙で、自分が記名した人が選出される。政権交代の証として感無量でした。
これから、政権与党として国家運営に責任を持つ立場になります。現時点では私自身がどのような役割を担うのか分りません。如何なる役割であれ、新しい国創りのために奔走する所存です。
今回の選挙で私は、年金、医療・介護、雇用といった社会保障の充実と、子供手当、高校の無償化、大学の奨学金の拡充といった将来世代への人的投資の必要性を訴えました。また、一方で、地域主権の国創りと、自分が前職(商社マン)として肌感覚で感じることができる分野で、且つ、日本の繁栄を維持、継続、増幅するために必要な経済安全保障、経済外交を政治家としてのライフ・ワークにしたいとも訴えました。社会保障や将来世代への人的投資を行うためには、その原資が必要です。その原資を稼ぎ出すためには、戦略的な経済安全保障と経済外交が必要不可欠なのです。
現在の日本の閉塞感や将来不安の根本原因は、国内の少子高齢化と益々進展するグローバル経済化に的確に対応できないことにあります。グローバル経済は、ただ受身の対応だけでは、特に雇用問題など日本の閉塞感や将来不安を加速させてしまいます。しかし一方で、これを前向きに捉えると、日本の国益に大きく貢献します。日本が世界に誇る技術や、これまでの国民の苦労の成果である豊富な資金をアジアをはじめとする発展途上国に提供することによって、その国や地域の経済成長に協力し、今度はその活力、成長力を我が国の成長や活力となるように取り込んでいくのです。
地域主権の国創り、社会保障の充実、将来世代への人的投資(教育の充実)、経済安全保障や経済外交など、やりたいことは山ほどあって、どれも、やらせてほしい分野ばかりですが、一両日中に決まるであろう天命に従い、与党議員としてのスタートをその責任を果たしていくことに全力を尽くして参ります。引き続き温かく見守って戴きますよう、お願い申し上げます。
吉良州司