愛知県知事選挙と北九州市長選挙

昨日は、愛知県知事選挙と北九州市長選挙の投開票日でした。

結果は一勝一敗、痛み分けといったところでしょうか。ただ、マスコミでもほとんどのところが触れていますが、与党候補楽勝と見られていたのに野党候補が詰め寄ったというのは、やはり直前の柳沢発言の影響は否めないのかもしれませんね。

さて、今日はそんな選挙の時のお話です。

秘書は、各政党それぞれで作っている秘書会という互助会的な組織に加入しています。国政レベルの補欠選挙や今回のような知事選挙や政令市長選挙などの時には、議員会館の民主党所属議員の各事務所には「民主党秘書会」を通じて応援の依頼が舞い込んできます。私たちも、選挙区となる地域に知人友人がいれば紹介はがきを書いたり、選挙区にボランティアとしてビラ配りに訪れたりします。これもまたボランティアとして、党本部に設けられた電話ブースに行って、選挙区の住人に向けて投票に行ってもらうように投票率アップ作戦を行うこともあります。自分たちがついている議員の選挙区だけでなく、あちこちに訪れるので結果として“年がら年中選挙漬け”という状態になる秘書も数知れず・・・。

また、議員宛にも、現地に入って応援演説をしてほしいとか、いろいろと応援の依頼が来ます。所属議員がほぼ毎日のように現地入りした昨年4月の千葉県での衆院補欠選挙は、「総力戦」というにふさわしい激戦でしたし、今回の2つの選挙も相当数の議員が選挙区入りして活動しました。

テレビや新聞では、選挙の結果や、国会での動きなどの表面的なところの報道が多いのですが、その一方では、こういった地味で地道な活動が日々繰り広げられているのです。みなさんも、報道された結果をご覧になる時に、そんなことをチラッと思い出していただければと思います。
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