インターン 藤田有希さん

東京事務所では、2月9日から3月9日までの1ヶ月間インターン(学生が企業や団体などに行き、職場体験をすること)で藤田さんにきてもらっていました。彼女は大分出身の大学1年生で、いま東京の大学に通っています。民主党のインターンプログラムに応募し、インターン側、受け入れ側双方の希望が合致して私たちの事務所に来てくれました。よくよく聞いてみると、彼女のお父さんが大分で衆議院議員選挙を手伝ってくれていたそうです。そして、お父さんが家で作業をしようと持ち帰った大量のビラを折ったり、封詰めをしたりという作業を高校生の時に手伝ったことで、政治に興味を持ってくれたのが、この応募につながったとか。

大学時代をなんとなく過ごす学生も多い中、1年生ながら、こうして意欲的に興味を持ち取り組んでいるのは、すごくいいことですね。インターンですので、交通費の実費支給はありますが、給与はありませんし、春休みの大半はつぶれてしまいます。それだけに受け入れ側の私たちも責任重大です。学生の期待に応えるため、国会で行われていることをつぶさに見てもらい、党の勉強会や部会にも積極的に出席してもらって、成果としてレポートも作成してもらいました。他の事務所では「何をしなければならない」とか「学生だからこうあるべきだ」など、結構厳しいところもあるようですが、わが事務所はいろんなことをありのまま見てもらい、また希望があれば秘書同様会合にも参加してもらい、少しでも多くの経験をしてもらおうとしてきました。また、いろいろな資料作成の補助もしてもらいましたので、この間にワード、エクセルの腕前は相当なものになったと思います。

これまでも、東京に限らず、大分の事務所でもAPUの学生を始め意欲的な学生が事務所の手伝いをしに来てくれていましたが、彼女の大学、特に彼女が所属する国際政治経済学部では、周囲の学生も非常に意欲的で、私どもの事務所で行ったようなインターンを単位を取得できる制度として、企業や、少し変わったところでは国連本部などで行えるようにもしており、学生の希望に応えているそうです。因みに彼女は90時間以上で単位が取れるところを、119時間も勤労してくれました。

何かと敬遠されることも多い政治の世界ですが、一人でもこのように興味を持ってくれる若い人が増えてくれるよう、狭い事務所ですがこれからもインターンは受け入れてゆきたいと思います。