統一地方選後半戦が終了しました

4月22日は、統一地方選挙の後半戦投開票日でした。後半戦には、市区町村長、市区町村議会議員、国政選挙補欠選挙が含まれます。

今回の注目は、2つの参院補欠選挙でした。もともと2選挙区とも、野党側の議員が知事選に立候補するために辞職したため行われた選挙であり、1勝1敗といわれてはいますが、野党側が1議席後退したという感はあります(補欠選挙は組織力の違いや実績をアピールできるという点で政府与党が有利になりやすいのですが)。

この注目選挙、特に沖縄の補欠選挙には、党本部などから代議士、秘書への応援要請が何度も行われました。吉良代議士と秘書は接戦と伝えられていた沖縄に投票までのラスト1週間に、数日間応援に入りました。代議士は企業訪問などを行ったのですが、ただ単に「野党統一候補の狩俣候補をお願いします」とだけ伝えてくるのではなく、経済界関係者の望む候補者像や、民主党の課題などについてご意見もいただきました。貴重な意見をいただき、それらを真摯に受け止めるとともに、今後の活動に活かしてゆきたいと意を新たにしています。

秘書は、朝から晩まで沖縄を歩き回り、狩俣候補の支持を訴えました。こういう時には、秘書会が介在して応援に行くのですが、秘書会のメンバーがそうしてバリバリ活動するのに、現地の受け入れ態勢は本部の応援要請とかみ合っていないようでした(沖縄県の関係者がやっていたのは、テーマソングの作成や、無党派対策としての「お祭り」の計画、ダンスの考案などでした)。

もちろん応援に行くのはまったく問題はありませんし、今回も実際行ってきました。が、交通費、宿泊費などの費用対効果を考えれば、まず現地の組織をフル回転させるのが先だったのではないかと考えています。やはり、的確な時期に的確な対策を、的確な人員で行うことが選挙には必要ですね。