民主党大分県連大会が開催されました
皆さんこんにちは。
先週土曜日、大分市平和市民講演能楽堂において第12回民主党大分県連定期大会が開催されました。大会では、県連での人事案件や、会計案件など諸々の案件が執行部から出されて了承された一方、会場からも民主党の税制についての考え方についてもっと有権者に分かりやすく説明すべきだと「街宣」を行なう動議提案がなされるなど、活発な討議が行なわれました。
しかし、なんと言っても今回の最大の目玉は、藤井裕久元大蔵大臣の講演でした。藤井氏は、現在民主党の税制調査会長を務めています。税制といえば、今年の通常国会最大のテーマであり、与野党激突の様相を呈している道路特定財源が関連する問題です。国民的な関心事といっても良いこのテーマについて、民主党の税制調査会長という立場からこの道路特定財源についての民主党の立場を講演していただきました。都合上、大会後に藤井氏と皆さんにゆっくりと懇談していただくような時間は取れませんでしたが、多くの参加者から、「藤井先生の話は良かった。」「誰にでも分かるように噛み砕いて話してくれたので、話に集中できて会場が一体となれた。」など好意的な反応が聞かれました。
今後2月末に衆議院で、3月末には参議院において、この道路特定財源をめぐって、与野党の激しい攻防が繰り広げられることになります。本来道路特定財源は、特別会計制度の代表選手のようなもので、これを解体するか否かは、(勿論安いに越したことはありませんが)単にガソリン代が25円下がるかどうかという問題ではありません。ガソリン代の値下げは暫定税率廃止の副次的な効果に過ぎず、本質的な問題は、この道路特定財源を存続させるのかどうかで、これまでの利権まみれの政治を継続するのか、政治に新しい1ページを開くのかという大きな選択をすることになるということなのです。
是非この道路特定財源の問題についての吉良州司の考え方、民主党の考え方も参照していただき、目先の利益だけでなく大きな視点からこの問題を考えていただければ幸いです。
○藤井裕久衆議院議員HP
○吉良州司の考え方
道路特定財源について
真に必要な道路建設の具体的方法論について
○民主党の道路特定財源についての考え方