小沢一郎代表が大分に来県しました

6月23日ブログ案 「小沢一郎代表が大分に来県し、医療・介護施設などを訪問しました」

皆さんこんにちは。
先週18日、小沢一郎代表が、大分県に来県されました。今回は、その様子についてお伝え致します。

大分空港到着後、小沢代表は1日をかけて、県連代表である吉良州司とともに、社民党本部、総合的な医療・介護施設の運営を行っている病院の訪問、連合幹部との懇談などを精力的に行いました。

医療現場の訪問では、様々な立場の患者と向き合い、受け入れている大分市内のオアシス第一病院、介護老人保健施設コスモス苑、オアシス第二病院を訪問しました。

WR5G1406.jpg 日野洋医師らの説明で院内を視察する小沢代表

今年4月からの後期高齢者医療制度の開始を発端に、今、医療・介護のあり方が社会的問題となり、高齢者にとって医療費負担増や保険料負担増は深刻な問題となっています。また、介護の現場では、老老介護の急増などにより在宅看護が困難な家族(介護者)が増加するにも関わらず、医療療養病床の削減は家族の負担を増加させています。一方、医療機関側の医師不足や看護師・介護師不足も、この医療問題を更に複雑化しています。特に地方の病院では医局派遣医師の引き上げなどによる人材不足や、度重なる診療報酬の引き下げによる財政圧迫、更には無保険者や低所得者の増加による未収金の増大など、多くの問題を抱え、崩壊の危機とさえいわれています。

WR5G1414.jpg 入院患者にお見舞いの言葉をかける小沢代表

このような現状を踏まえ、代表は実際に入院患者の方々と言葉を交わすなど、医療・介護の現場を視察し、病院等関係者の方々と懇談、医療介護の状況を伺い、理解を深められたようでした。

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 日野洋医師、日野尚子医師、日野晃医師等からの説明を受ける様子

その後行われた記者会見で、小沢代表は訪問後、次のように語っています。
 ・後期高齢者医療制度が国民の不信のもとになっている
 ・意見交換を通じて医師の側もみな反対している制度という認識を深めた
 ・(介護の問題に関して)高齢化が進むからこそきちんとした仕組みをつくるべき。
  現在の自公のやり方は『財政再建一点の切り口からで、金のかかるものはやめる。
  予算を削減する』という方針。これでは弱い者を切り捨てる話になり、社会を維持できない
 ・医療・介護のシステムをきちんと作り上げて誰もがサービスを受けられる仕組みに
  することと、人生設計を立てることが必要
 ・高齢者と女性の労働力を雇用の仕組みの中に取り入れ、日本の社会の活力を維持する
  とともに、すべての人間が健康を維持し、生きがいを持って毎日を送ることのできる社会を
  作ることが大切

また、移動の際の車中でも、小沢代表は施設の職員の皆さんの応対について、「非常によく教育されていて、大変よい訪問となった」と感心しきりでした。

WR5G1500.jpg 県連幹事会に出席された小沢代表

記者会見に先立ち行われた県連幹事会では、小沢代表は「9月に国会が召集され、本当の与野党のバトルが始まる。次の総選挙は最大最後のチャンス。必ず今年中に解散・総選挙がある。何としても二人(吉良、横光両代議士)には選挙区で勝利してもらわなければならない」と強く語られました。

今回は1泊2日の短い滞在でしたが、小沢代表にとっても、実際の医療介護の現場を訪問されるなど、収穫の多い訪問になったものと確信しています。また、私たちも代表の来県により、決戦への意を新たにすることができました。小沢代表の言にもあるように、秘書一同、吉良州司代議士が前回同様、選挙区大分1区で勝利できるよう、全力で支えてまいります。引き続き皆さまのご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。