政治スクールを開催しました

6月28日に、民主党大分県連結党10周年を記念して、政治スクールを開催しました。
今回は広く一般の方々にも募集をし、50名を超える方々に参加していただきました。
代表の吉良州司より、
「民主党の政治スクールではあるが、これは開かれたスクールであり、今日をきっかけとして皆さんと日本のあるべき姿を考えたい」と開校にあたってのあいさつをしました。

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講義の内容については以下の通りです。

1)世界の中の日本
 ・GDP
 ・一人当たりGDP 
 ・貨物の取扱量
 ・円の価値
 ・株式時価総額

2)失われた15年で日本の国力は相対的ながら大幅に低下している

3)そのきっかけはバブル。バブルの発生と崩壊とは何だったのか?
 ・自民党
 ・官僚主導の戦後開発経済体制
 ・民間
 ・ケインズ理論
 ・財政赤字、国債残高の急激な拡大

4)93年の細川政権成立の意義 

5)自社連立・村山政権の歴史的意味合い

6)福祉国家と呼ばれる北欧、西欧の一人当たりGDP。福祉の実現には稼ぐ力が必要

7)日本型GDP拡大至上主義(『成長路線』)は国民に幸せをもたらすか?

8)何故、格差(個人、地域)が生じるのか?

9)東西冷戦の終結により東西の壁を作ってきたダムは決壊した

10)価格破壊と中国、インド

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11)日本は貿易収支より金融収益が多い国になった

12)米国大統領選挙の行方。

13)生活水準を維持するためにはグローバル経済に勝ち抜くしかない

14)経済安全保障と海洋資源開発

15)地域が主役の国創りと人財育成による地域活力の再生
 人々の幸せ追求の環境を整備することが政治の役割=国民総幸福量の追求

約1時間半に及ぶ講義に参加者も聞き入り、講義終了後は積極的な意見・質問が出ました。
今回が政治スクール(全6回)の第一回目でしたが、いいスタートがきれたと思います。

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