補正予算審議が始まりました

みなさんこんにちは。
朝晩は肌寒いほどになり、秋の訪れを日々実感するようになりました。
民主党では「政権交代の秋」をスローガンに、次期総選挙に臨むことを決していますが、解散風は気まぐれで、強まったり弱まったり、目下解散がいつ行われるのかは麻生総理以外誰も予想不可能ということになっています。

全国で立候補予定者が暗中模索する中、今日国会では衆議院予算委員会で補正予算審議の火蓋が切られました。今日、明日と2日間だけは審議が決定していますので、NHKの中継も入り、朝9時から夕方5時まで激しい議論が行われています。8日以降は、9日から中川財務大臣がG7財務大臣中央銀行総裁会議の出席のため、日本を離れることや、採決を行うべきという与党と、解散を約束しないのならば徹底的に平年並みの5日間の審議を行うべきだとする野党の折り合いが付いておらず、衆議院の通過も来週になる可能性があります。

今後、衆議院を無事通過しても、解散を確約しない中で参議院の審議が無風で終わるかどうかは未知数で、難航すれば「野党の出方を見て」といってきた麻生総理の言葉通り解散に踏み切る可能性もありえますし、消費者庁や対テロ法案といった別の法案の審議に着手して、せめて衆議院だけでも通過させることで、可能な限りの実績を積み上げ、「重要法案に反対する野党民主党」という印象を残したうえで解散に踏み切るということも考えられるでしょう。

さらに、10月24日に北京で行われるASEANに総理本人が出席することを決定したことが報道されています。今言われているような11月9日、16日という日程での選挙になるのか、全く判らない不透明な状況ですが、今後解散するかどうかは前述のように総理の心一つですし、世論の動向、海外の情勢などをよく見極めながらの展開になってきます。私たちも、一喜一憂することなく、いま出来ることを着実に積み上げ、活動していきたいと思います。