JR日豊線大分駅高架開業記念式典に参加致しました。

3月17日、朝まで降り続いていた雨が俄かに上がり、まだ雨後の朝靄が残るやや肌寒い中、大分駅の完全高架化の記念式典が開催され、吉良州司が来賓として出席し、挨拶を行いました。

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この高架化事業は40年余りの歳月を経てようやく完成に至り、高架区間内10か所の踏切はすべて廃止され、駅構内の通路や高架下の道路を通り、市街地の南北の行き来が容易になります。鉄道で南北に分断されてきた大分市の中心市街地は、一体的な広がりのある街づくりが可能となり、交通渋滞の緩和も見込まれ、新しい県都の玄関口として再スタートを切ります。

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駅南口で行われた開業式典には関係者約190人が出席し、県知事、大分市長、JR九州社長などが挨拶する中、与党国会議員として唯一吉良州司が挨拶を行いました。
スピーチの中で吉良州司は、かつて自身が高校生だった頃のエピソードとして、通学の際に何度も踏切に阻まれ悔しい思いをしたことや、大学進学のために東京に旅立つ日、大分駅で大勢の友人が見送ってくれたこと、同じように大勢の方々の出会いと別れを見守ってきたのがこの大分駅である旨の挨拶を行いこれからの益々の県都大分の玄関口の発展を祈念し挨拶を締め括りました。

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その後、くす玉割りを行うために式典会場である駅の高架下から駅構内の2番ホームに指導しました。

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式典では1日駅長に大分市立大道小学校の二人の児童が任命され、二人の出発合図で、高架ホームから博多行き特急列車「ソニック」が送り出され記念式典が終了致しました。
また、一歩駅構内に入ると“豊後にわさき市場”が開業され、大勢の人で賑わっていました。これまでの大分駅とはがらりと様相が変わり、大分の産直商品や地場食品も並ぶ魅力あるグルメスポットとなっています。
これより3年後には新しい駅ビルも開業し、商業機能も充実する新大分駅は、県都にさらなる発展を呼びこむ起爆剤となることでしょう。

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