徒手空拳で戦った大分県知事選挙での思いと政策 ~吉良州司の原点~

大分県知事選挙で掲げた 政治信条・政策 
「県政新時代 創ります 元気な大分」

県知事選 宇目町での街頭演説
県知事選 宇目町での街頭演説

この政治信条・政策のコーナーでは、政治姿勢の原点や政治信条については、私がどんな姿勢で臨み、どんな社会を築いていきたいか ということを勝手に披露しています。
一方、誓約・政策については、これまでに大分県民の皆さんと触れ合う中から生まれた、「現在考えている政策」を掲載していますが、まだまだたくさんの方々の御意見を伺いながら、主役である「県民の皆さんの声」として、素晴らしいものに進化させたいと思っています。
特に政策各論については、一例としての具体的政策例を掲げていますが、各政策項目を実現する為に有効だと思われる具体的、建設的な政策提言がありましたら、どしどしお寄せ下さい。

政治姿勢の原点

「ひたすら県民のために!」
県民の為になることであれば、国や他の自治体がしないことでも果敢に取り組みます。
一方、県民の為にならないことは、全国すべての自治体がやったとしてもやりません。

政治信条

1.過去との決別
・ しがらみ政治、既得権益者重視の利益配分政治との決別

2.自己責任、自助努力社会の追求
・選択肢の多い社会、何度でも挑戦できる社会の実現

3.伝統、文化の尊重
・とことんローカルな者だけがグローバルな世界で通用する
・改革、競争とゆっくり、マイペース生活との調和、共生

3つの誓約 5つの政策

3つの誓約

1.世界に通用する人づくりに力を入れます
・教育文化の向上、人材育成

2.民間経験を活かし、自らセールスの先頭に立ちます
・地域経済の活性化

3. 何事も包み隠さずオープンにします
・ 徹底した情報公開

5つの政策

1.地方主権時代に相応しい行政企業経営を目指します
・中央依存からの決別、自助独立県政の追求
 
2.貴重な税金を大切に使います
・行財政の健全化、子孫につけを回しません

3.大分の自然の恵みを大切にします
・環境の保全

4.地域で支え合う豊かな健康福祉社会を目指します
・健康福祉の向上

5.安心と安全の生活をとことん追求します
・危機管理の徹底、治安の回復

政策各論

教育文化の向上、人材育成

1.思いやりと真に生きる力を持った人材の育成
・伝統・文化を重んじ、郷土愛を育む教育
・社会人や親の学校教育参加(「ようこそ先輩、課外授業」導入)
・大分流国際貢献、福祉介護、緑化促進等への奉仕参加
2. 世界で通用する人材の育成
・小中学校からAPU との交流を促進し、国際感覚を高める
・海外留学奨励、支援(学生、社会人、県市町村職員)
3. 大分流国際貢献
・発展途上国の学校建設、砂漠緑化、井戸掘などボランティア組織への参加促進・支援(但し、自己責任原則)

地域経済の活性化

1.21世紀型産業の育成と農業を含む既存産業の競争力強化

・21世紀は環境、健康、教育の3K時代。環境、ナノテク、医療・バイオ、情報産業、介護・福祉関連の内、大分の土壌に最もふさわしい技術・産業を誘致、育成(特に知価の高い研究所・技術者の誘致、招聘)
・ 農業を含む既存産業の競争力強化支援

2.新たな税収を産出す事業への優先投資
・自主独立の財政確立の為、その年度で消えてしまう経常的支出を極力押さえ、将来に亘り波及効果の高い、新たな税収を産出す事業に優先投資する

3. 観光振興
・人口減少時代には交流人口による需要拡大が経済活性化の早道
・大分の豊かな自然と効率的な道路交通網整備により観光振興

4.大分版ワークシェアリング政策の導入
・現在の厳しい経済情勢に対応したセーフティネットとして、高卒未内定者を含む失業者の臨時雇用(主に環境、介護・福祉分野)と職業訓練・研修を同時並行で実施(原則、短期施策)
・行政ニーズを地元企業のビジネス拡大に繋げる

5.トップセールス
・21世紀の大分県政は独立採算「行政企業経営」
・海外の自治体とは人的交流から経済交流へ、更にはビジネス上の補完関係へと発展させる

6.外資系企業の誘致追求
・語学教育の徹底、大分流国際貢献や留学経験、APUの存在を武器として外資系企業を誘致する
・「外資系企業のアジア市場拠点を大分に!」

行政企業経営と行財政の健全化

1.「小さな政府、大きなサービス」の追求

2.新規政策の財源は、行財政改革、既存事業の見直し、コスト削減等により捻出

3.新たな税収を産出す産業・事業への優先投資と基盤整備
・将来に亘り波及効果の高い、新たな税収を産出す産業、事業に優先投資する

4.県組織の改革
・県民主権、生活者主権に対応した組織への改変
・「行政企業経営」感覚の徹底

環境の保全

1.豊かな自然の保全と適正利用
・豊かな自然を守り育てること、ゆとりある生活空間の創造や観光資源として適正利用することの両立を追求
・自然保護活動を学校教育に取り入れる
・健康福祉向上目的で遊歩道・ハイキング・コースを整備

2.環境にやさしい循環型社会の追求
・ リサイクル先進県の追求(ゴミ発生抑制と再資源化)

3.非化石燃料エネルギー先進県の追求
・地熱発電、風力発電、太陽光発電の普及促進
・水資源の有効利用

健康福祉の向上

1.今現在の高齢者に配慮した老人福祉
・戦後の苦難を乗越え、廃墟の中から、現在の豊かな日本を築いてくれたのは、今現在の高齢者。国内外の環境、価値観が激変する中での努力、苦労に敬意を表し、その恩に報いるべく、現高齢者には安心した老後を送ってもらえる老人福祉を実施

2.家族・地域で支えあう全員参加型福祉社会の実現
・与える福祉から選べる福祉へ!ここでも一人ひとりが主役です
・将来の老人福祉は(1)個人の自助努力による老後設計、(2)家族、地域で支え合う全員参加型福祉社会の実現で対応
・NPO組織、ボランティア組織の積極活用

3.障害者福祉の充実
・障害者自立への積極支援、生涯に亘る活動的社会生活支援

危機管理の徹底と治安の回復

1.災害に強い県土の追求
・ライフラインの建設時強化と保守の充実
・地震や台風などの災害に強い家づくり
2.危機管理体制の強化
・災害時の初動体制強化(指揮命令系統と災害対応実務部隊との連携)
・災害に備えた日頃からの啓蒙と訓練
3.治安の回復
・犯罪の未然防止の為、支え合う地域社会の回復
・犯罪の国際化、高度化に対応した予防体制、捜査体制

「官か民か」の戦いに勝利して
「海の幸にも恵まれたスイス」のような大分県を創りましょう!

知事選直前の決意:わさだタウンの該当演説
知事選直前の決意:わさだタウンの該当演説

明日27日は知事選の告示日です。いよいよ戦いの始まりです。
今日まで、「吉良州司と元気な大分を創る会」のホームページを何度も訪ねて下さりありがとうございました。このホームページの内容は全て吉良州司本人が書き綴っている為、出馬表明後は、時間の制約もあり、十分な改訂ができなかったことお許し下さい。
告示後はホームページを改訂することはできませんので、本日の本トップページの改訂を最後に選挙戦に突入します。

このトップページの改訂では、再度、吉良州司の出馬動機、知事選の争点、告示後公約に掲げる内容、どのような大分県を目指すのか等につき、掲載致します。

1.県内行脚の旅

2月14日に正式出馬表明をして以降、吹雪の中の辻立ちとなった中津江村を遊説第一声の地として、大分県内各地を回り、「みなさんと一緒に大分を変えましょう」と訴え続けてきました。また、その過程で、大分県民の声を聞いて聞いて聞きまくりました。各町村では役場の職員の方々をはじめ、一人ひとりに声をかけながら握手をして支援をお願いしました。

2.出馬動機

吉良州司が県知事選に出馬することを決断したのは、下記3つの理由からです。
(1)官から官への禅譲阻止、大分県知事職が中央省庁の天下り先となること阻止する為
大分県民の民意を問うことなく、官から官へと大分県が禅譲されてしまうこと、大分県知事の公職が中央省庁の天下り先になってしまうことを断固阻止する為、
(2)真の改革を実行する為
今、大分を変えるには、痛みを伴う真の改革が必要です。その改革の為には一切のしがらみから決別した県政が必要です。政策協定、推薦、支持により政策の選択肢が奪われ、結局は真の改革が断行できないことを何としても阻止する為
(3)かわいい子孫には借金ではなく、輝ける未来と希望溢れる故郷を残す為
大分県でも1兆円、国全体で700兆円という借金が残されようとしています。1兆円、700兆円という数字は、毎日毎日来る日も来る日も百万円づつ返済していっても、返済し終わるのに、何と各々3000年、200万年もかかる気の遠くなるような多額の借金です。この借金を何とか今の大人が返済、解決し、かわいい子供達、孫達には、借金ではなく、輝ける未来と希望あふれる故郷を残したい、世界の誰からも尊敬される大分にしたい との一念から、出馬を決意しました。

3.知事選の争点

さて、今度の県知事選の争点は何でしょうか?それは「官か民か」の戦い、また、選挙のやり方については「旧態然とした上からの締め付け選挙」対「新しい時代の選挙、県民の良心による、草の根、ボランティア選挙。お金のかからない選挙」との戦いです。
(1)「官か民か」の戦い
貴重な税金のばら撒き政治、既得権益者優遇政治、借金し放題政治、不要不急の箱物建設政治、これらの元凶である官の政治に終止符を打ち、お金を自ら稼ぎ出す大変さ、大切さを知り、その稼いだ収入の中でやりくりする という一般の国民、県民がごく当たり前にやっている生活感覚の政治、民間の知恵や常識を取り入れたしがらみのない民の政治を実現する為の戦いです。
(2)「旧態然とした選挙」対「新しい時代の選挙」
また、選挙のやり方については、資金集めパーティーでの1枚2万円のパーティー券を不況であえぐ県内企業に何千枚、何百枚単位で買わせることから始まり、各市町村でもここまでやるのか と驚愕するほどの厳しい締め付けが行われています。誰かを応援したが為に、その後冷や飯を食わされるといったような選挙のあり方は何としても変えなければなりません。旧態然とした選挙に終止符を打ち、県民の良心による選挙、草の根、ボランティア選挙、お金をかけない選挙を旗印に来る選挙を戦い抜きます。

4.すぐに実行できる3つの公約内容

県政あらゆる課題の改革が必要ですが、告示後は、すぐに実現可能と思われる次の3点を公約として掲げます。
(1)知事給与30%、副知事、出納長の給与も15%カット
行財政改革に不退転の決意で臨む為、知事給与を30%、副知事、出納長の給与も15%カットして範を示します。
(2)失敗を失敗と認められる行政の実現
結果を客観的に評価できる行政、言い換えると、失敗は失敗として認めることのできる行政を実現します。
官の政治は自分の誤りを決して認めようとしません。諫早干拓事業を見てください。一方で減反の為に補助金を出し、一方でまた税金を使って干拓事業継続しています。失敗を覆い隠す為に、無駄が無駄を呼ぶ税金の使い方をしています。
大分県においても失敗と思われる事業が数多くあります。その中で、県央空港(農道空港)を利用したフライト野菜事業は、航空輸送すればする程赤字が広がり、それを県費で補っているという明らかな失敗事業であり、この事業は即刻廃止します。
(3)女性の登用。教育、健康、環境分野に責任を持つ知事直轄のポストを創設
21世紀のこれからの時代に是非とも積極的に取り組まなければならない分野、教育、健康、環境に責任を持つ知事直轄の専任ポストを新設し、女性を登用します。21世紀は女性の社会的活躍なくしては存立しえません。これらの分野を最も得意とする女性に力を発揮してもらいます。

5.県内企業の先頭に立ってトップセールスに邁進

地域経済の活性化も最重要課題です。私は5年半に亘るニューヨーク勤務、1年間のブラジル留学を含め、世界各国を相手にビジネスを追求してきました。吉良州司にとって、日本国内は勿論、世界のあらゆる人、物、技術が大分を豊かにする為の経営資源であり、世界のあらゆる人、地域が大分の製品、サービスを買ってくれるお客さんです。その経験と前向き発想を活かし、私は県内企業の先頭に立ってトップセールスに邁致します。そして、世界に通用する人材育成を最重要政策と位置付け、子孫の繁栄、幸せを常に念頭におきながら、こころも豊か、経済的にも豊かな大分を創ります。県民のみなさん一人ひとりが主役となる元気な大分を創ります。

6.「海の幸にも恵まれたスイス」のような大分県を創りましょう

県内行脚の旅で、「具体的に、どういう大分県にしたいのか、イメージで分かるように、一言で分かるように説明してほしい」という声をよく聞きました。その問いにお答えします。吉良州司が目指す大分の姿は「海の幸にも恵まれたスイス」です。
ご存知の通り、スイスは下記のような特色を持った国です。
1)国民一人ひとりの政治への参加意識、自治意識が極めて高く、独自の生き方を絶えず追い求めている。
2)教育水準が極めて高く、世界に通用する人材の宝庫でありながら、スイスという国にこだわって生きている。
3)産業の中心は酪農を中心とした農業と観光業。また、商工業でもネッスルに代表される食品加工業、UBSに代表される金融業、ABBに代表される重電業など世界トップクラスの企業やオンリーワン企業も多い。
4)上記の結果として、こころも豊か、経済的にも豊かな国です。

これらスイスが持つ資質や特徴は大分も潜在的に持っている資質、特徴であり、大分が目指すべきはスイスのような県です。いや、スイス以上の可能性を秘めているのは大分が大海原と海の幸にも恵まれていることです。世界の誰からも尊敬される大分県にしたいものです。

7.大分を変えるチャンスは今しかない!

大分を変えるチャンスは今しかありません。吉良州司と一緒に大分を変えましょう! とにかく、走って走って走り回り、力の限り戦います。引続いての御支援宜しくお願い致します。
吉良州司