『吉良氏 知事選不出馬の意向 引き続き国政に専念』報道について
今朝(2023年2月7日)の大分合同新聞朝刊に「吉良氏 知事選不出馬の意向 引き続き国政に専念」という記事が掲載されました。「知事選には不出馬で国政に専念する」決断をしたことは事実です。
しかし、ニュアンスとして、「この間、知事選に出馬するかどうか悩み続けていたが最終的に不出馬を決断した」と受け取られかねない内容となっており、それは私の本意ではありませんので、本メールマガジンにて、私の真意と経緯についてお伝えします。
1.広瀬知事が6選を目指すなら立ち上がる覚悟だった
昨年の秋口までは広瀬現知事がもう1期やるのではないかとの憶測も流れていました。もし、広瀬知事がもう1期やるつもりなら、私自身が立ち上がる覚悟でした。逆に、広瀬知事が不出馬ならば、自分は出馬せず、情熱を持って大分県をよくしたいと挑戦する人に託したいと、早い段階から決めていました。
2.自分の決断は、マスコミ報道前に必ず支援者に直接報告する
私は20年前の大分県知事選挙に挑戦以来、草の根支援者に支えられてきました。それゆえ、何か大きな決断をする(した)際には、マスコミ報道前に、集会などを開催して必ず草の根支援者に報告するという基本姿勢を貫いてきました。
昨年の秋にも今回の決断につき「国政報告会」で直接お伝えしようと会場を押さえて準備をしていました。しかし、コロナの第8波が押し寄せ大分県の感染者も記録的に増え続けていましたので、4回も延期した経緯があります。そして今月2月18日に予定していた国政報告会を最後と決めて準備していたところ、感染者数は収まりつつあったものの、(開催するか中止するかを判断する時点では)高齢者の死亡リスクはまだまだ高いゆえ、最終的に中止する決断をしました。
3.郵送物とメールマガジンで自分の真意をお伝えする
国政報告会を中止したことに伴い、私の真意を郵送物とメールマガジンでお伝えすることにし、下記のような書面を郵送にてお届けしています。この書面の中に、上記広瀬現知事との件を除き、私の真意を綴っています。ご一読戴けると幸いです。
吉良州司
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吉良州司を力強く支えてくださる恩義あるみなさまへ
国政報告会「非開催」のお知らせ、および、統一地方選挙への対応について
厳冬の候、まだまだコロナの脅威に気を抜けない日々が続きますが、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。遅ればせながら、あけましておめでとうございます。常日頃から吉良州司を温かくご支援戴きありがとうございます。
実は、2023年になればコロナ禍も落着くだろうと期待し、2月に新年互礼会または国政報告会の開催を計画しておりました。しかし、感染者数の増加もさることながら高齢者の死者数が全国的に高止まりしていることから、恩義ある高齢支援者に万一のことがあってはならないとの思いから開催を断念致しました。
また「吉良さんは大分県知事選挙に出ないの?」との問い合わせを多く頂きます。20年前に県知事選挙に挑んだ際、全く無名の私に互角の戦いを演じさせてくれたのが恩義あるみなさま方なので大分県知事への大きな期待があることは十分承知しています。
しかし、1年3か月前の総選挙により国政を託されたばかりの身です。また、18年間みなさまに支えられながら国政、特に外交安全保障、経済、エネルギー安全保障、教育、子育て支援に全精力を傾注してきました。更には現在、衆院会派「有志の会」の代表として大きな責任を負いながら活動しています。それゆえ、引き続き国政に専念する決断をいたしました。
大分県知事選挙、大分市長選挙などいわゆる首長選挙は与野党対決ではありませんので、人物本位で大分県、大分市を託せる候補をご自身で選んで戴きたいと思います。大分県議会議員選挙についても、多くの恩義ある候補が出馬予定なので特定の候補を全面支援することはしません。但し、厳しい戦いが予想される候補については、他候補に迷惑をかけない範囲で支援するつもりです。
以上、新年互礼会・国政報告会の非開催、および、大分県知事選挙をはじめ統一地方選挙への対応について私の決断と方針をお伝えさせて戴きます。
本来なら、国政報告会等で直接お伝えすべきところ書面にて大変恐縮ですが、上記事情ゆえご容赦、ご理解戴きたいと存じます。
最後にこの1年がみなさまにとって幸多き素晴らしい年になることを祈念致します。
吉良州司