「きらきら広報 国会報告号」発行のお知らせ 及び 政治とカネ 国民感覚と かけ離れた「処分」について
1.きらきら広報 国会報告号」発行のお知らせ
まず、本メッセージは「2024年きらきら広報 国会報告号」発行のお知らせです。
この「国会報告号」は、予算委員会質問3本と外務委員会質問1本の質疑録を忠実に再現・要約したもので、次の目次と大見出し(全8ページ)となっています。
(1)「政治とカネ」の根本解決策は企業・団体献金の全面禁止!
(2)ハマス・イスラエル戦争の即時停戦を働きかけよ!
(3)ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦を願う!
(4)アベノミクスから決別し、生活者主権政治に舵を切れ!
全文(国会報告号そのもの)はこちらからご覧戴けます。
2.政治とカネ 国民感覚とかけ離れた「処分」について
上記4項目の内、最近注目されている「政治とカネ」の「処分」問題について、私が思うところをお伝えします。
まず、法律違反不記載議員に対する「処分」内容を見て唖然とされている国民が圧倒的に多いのではないかと思っています。
本来、脱税容疑で刑事罰を科されてもおかしくない議員の処分が「自民党」からの離党勧告や、一定期間の「自民党籍停止」、「自民党の役職停止」といった処分になっており、国民から見れば自民党からの離党や自民党内役職の停止などはどうでもいいことであり、これらを「処分」や「けじめ」と思っている感覚自体が、一般的国民感覚からずれまくっています。
国民そっちのけで「自民党にいる」ことが大事、自民党公認で選挙を戦うことが大事と、このおめでたい感覚が今回の事件を引き起こしていると言っても過言ではないと思います。
更に、「何に使ったのか」という使途を明確にしないままの処分は一体何なんだ、という疑念も残ります。
全ての不記載議員ではないかもしれませんし、現時点で具体的な証拠を持ち合わせてはいませんので、断定することは避けなければなりませんが、私の確信を持った推測であることを断った上で、使途は「地方議員や有力者への領収書なしの金銭手渡し」と「銀座など高級クラブでの打合せ費用?」が中心だと思っています。
「使途不明」により国民から叩かれる度合いが40/100とすれば、銀座の高級クラブが使途先と判明した場合の叩かれ度合いは90/100になるでしょう。それゆえ、ひたすらほっかむりしていると思われます。
有志の会の緒方林太郎議員が予算委員会においてこの問題を取り上げ、不記載問題の先例となった千葉5区の薗浦健太郎元自民党衆議院議員の裁判記録の一部内容を披露しています。その中に、不記載のお金の使途は銀座のクラブだったことが記録されていると指摘しています。
経営が苦しく、1円単位でコスト削減努力をしている中小零細企業が、自民党議員やその議員と関係の深い元請け会社から奉加帳のようにパーティー券を2万円、4万円、10万円と買わされた立場からすると、そのお金が銀座の高級クラブでの「議員同士の打合せ?」に使われていたかと思うと髪が逆立つほどに怒りがこみあげているのではないかと思います。
こんな、自民党役職の停止などという「浮世離れした処分」を決して「けじめ」として容認することなく、徹底的に使途の明確化を追求していく必要があると思います。
今回発行した「2024年 きらきら広報 国会報告号」をできるだけ多くの人に読んで戴けるよう、吉良州司大分事務所を中心に、頑張ってお手元に届けさせて戴きますので、是非、お目通し戴きますようお願い申し上げます。
吉良州司