吉良からのメッセージ

2024年9月27日

2024年きらきら広報「国政報告第2号」発行のお知らせ その1 ~自民党総裁選挙にみる「政治とカネ」のけじめ、裏金議員の票もほしい、反省なき総裁選挙~

2024年きらきら広報誌「国政報告第2号」(吉良州司の政策特集)を発刊し、現在大分市内を中心に配布中です。
同誌は、下記内容で構成しています。

1.巻頭言「今何故、生活者主権の国創りが必要なのか」
2.物価高、国民の悲鳴に耳を傾けよ
3.「米国大統領選挙と日本の対米外交」 共和党の源流、民主党の源流
4.「吉良州司の基本理念と基本政策」

また、同誌はこちらにも掲載していますので、是非ご一読戴きたく。

本メッセージでは巻頭言の冒頭部分をご紹介させて戴きます。

1.理念・政策、物価高対策、米国大統領選挙を特集

2024年国政報告号第二号「吉良州司の政策特集」をお届け致します。
「基本理念と基本政策」の掲載に加え、今、国民が悲鳴をあげている「物価高」対策、および、今後の世界の政治経済に大きな影響を与える11月5日投票の米国大統領選挙(米国移民史を紐解き、共和党の源流、民主党の源流などを解説)を特集していますので、参考にして戴ければ幸いです。

2.自民党総裁選挙にみる「政治とカネ」のけじめ

本冊子を執筆している段階では、自民党総裁選挙と立憲民主党代表選挙の経過と結果はわかっていません。しかし、名乗りをあげた自民党総裁候補(9月6日表明の小泉進次郎氏まで)の主張、政策、「政治とカネ」に関する見解は見聞しています。

思い出して戴きたいのは3年前の自民党総裁選挙です。当時「菅義偉総理では選挙を戦えない」といって、菅総理を総裁選不出馬に追い込み、岸田総理に託した多くの自民党議員。そして、3年経った今度は「岸田総理では選挙を戦えない」といって岸田総理を総裁選不出馬に追い込み、新しい総裁に託そうとしているのも、同じ現自民党国会議員です。国民の生活は二の次で自分の選挙のことしか考えていません。

そして、「政治とカネのけじめ」について。河野太郎氏は「不記載相当額を国庫に返納すればけじめ」、小泉進次郎氏は「総選挙前には重要役職に登用しないが、選挙の禊(みそぎ)を受けた後なら登用できる」との見解を示しています。これは、あまりにも一般の国民の感覚とずれています。

100万円窃盗罪の容疑者が、1年後に「盗んで申し訳ありませんでした」と仮に100万円を返したとしても、盗んだ罪は消えません。また、100万円窃盗した人が仮に選挙で当選しても窃盗の罪は消えません。選挙は「全てなかったことにできる」そんな魔法のような禊方法なのでしょうか。

裏金議員の票もほしい、反省なき総裁選挙

このように国民の感覚とずれた方法を「けじめ」のように見せかけたがるのは、総裁選挙に勝つためには、80名程度の裏金議員の票もほしいからだと思います。岸田総裁が裏金議員を除名や(公民権停止期間同じ)5年間の党員資格停止処分にしていれば総裁選投票権もなく、このような問題は生じませんでした。
このようなずれまくった感覚の根本原因は、そもそも本気で「やってはいけないことをした(罪を犯した)」という反省」はなく、「やばっ、バレてしまった。でも時がすぎれば国民も忘れるだろう。一刻も早く忘れてもらうためには、時計の針を早く回すべきだ」といった感覚で、「国民の関心をメディアジャックによって(盛り上がる)総裁選挙に移したい。その盛り上がりの勢いそのままに総選挙に持ち込みたい」との思惑があるからだと思います。

この続きはあらためてお伝え致します。

吉良州司