吉良からのメッセージ

2024年10月2日

物価高、国民の悲鳴に耳を傾けよ!その3 今、我が国がやるべきこと

物価高、国民の悲鳴に耳を傾けよ!最終の第3弾「今、我が国がやるべきこと」についてお伝えします。

今、我が国がやるべきこと ~人的投資が全て~

今、我が国がやるべきことは何か、それは徹底して人への投資を行うことです。対外的には経済連携協定やTPPのように、国際的な投資貿易上の制限を小さくして、企業が世界中どこでも自由に活動できる環境整備を行うこと、一方、国内的には規制緩和と富の再分配により格差拡大を抑制することに加え、何よりも大事なことは、一人ひとりの能力を伸ばすこと、イノベーションを加速させながら生産性を向上させることです。

そのためには、子供・将来世代への徹底した教育投資と子育て世代への国を挙げての支援、社会人の再挑戦のための自己投資支援(教育や職業訓練など)を最優先すべきです。

何度でも挑戦できる社会の実現

少子化が進むわが国において、社会やある程度の経済規模を維持していくためには、また、一人ひとりが幸せ感に満ちた社会にするためには、各人の能力を高めるしかありません。一人ひとりの能力向上なくして社会全体の成長もありえません。

その能力を伸ばすことに大きく立ちはだかる「親の経済力格差等による子供たちの教育格差」など「教育の機会均等」の崩壊は何としても食い止めなければなりません。
誰しもが教育を受ける権利と機会を保障され、頑張れば必ず報われる、何度でもやり直しができる、再挑戦できる社会をつくっていかなければなりません。今は、国民一人ひとりの幸福感を追求する社会を目指しながら、ひたすら人的投資にまい進すべき時です。<終わり>

吉良州司