吉良からのメッセージ

無所属を表明 合流新党にも新国民民主党にも参加せず

9月7日、立憲民主党と国民民主党との合流新党の代表選挙(党名も投票)がはじまりました。この動きに先立って、5日に地元大分市で会見し「合流新党にも新国民民主党にも参加せず、無所属で活動する」ことを正式に表明しました。

全国紙を含む地元の新聞報道では、一部は会見内容の真意を伝えてくれていますが、一部の新聞社とテレビ報道は言葉足らずだったり、中には真意とは大きく異なる報道がなされていますので、本メッセージにて、会見で何を語ったか真実をお伝えします。

1.会見要旨

(1)合流新党にも、新国民民主党にも参加せず、無所属で活動する
(2)但し、両党とは敵対関係ではなく協力しながら、自民党と対峙していきたい
(3)合流新党に参加しない理由は、理念・政策が異なるから。但し、合流話が出た最初から、理念・政策が異なるゆえ合流はすべきではないが、お互いの得意や強みを活かしながら各々の支持層を拡大し、選挙協力と連立政権を構想しながら政権交代を目指すべき、と主張してきた
(4)合流新党に参加しない新国民民主党に集う議員とは理念・政策・政治姿勢が極めて近い。それ故本来なら行動を共にしたいところ
(5)しかし、今回、玉木代表が合流新党に参加しない理由の筆頭に「立憲民主党が消費税減税を受入れないこと」を挙げている。自分は、たとえそれがコロナ禍による消費の冷え込みを補う目的であっても「消費減税はすべきでない」のが持論(将来世代投資と社会保障充実の為。そして、一度でも減税を実施すると事あるごとに減税すべしとの議論が出てくるから)。「消費減税」を合流しない理由として掲げた国民民主党代表が中心となって立ち上げる政党に「消費減税反対」の自分が参加するのは筋が通らない。また、受入れる新国民民主党側も筋が通らない。
(6)また、今回の合流協議の結果、(既存の)国民民主党が出した結論は、「最後まで全員が合流するよう努力を続け、それでも合流しない議員がいる場合は、円満友好的に対応する」というもので、本筋は「合流する」こと。自分は終始一貫合流反対を主張してきた身ではあるが、この最終結論に照らせば、「合流新党」の船出を(合流しない方は)温かく見守るべきであり、合流新党の向こうを張るような形の新党立上げは筋が通らない。しばらくは無所属となり、新たな理念・政策をつくった上で新党を立ちあげるべきであり、ここで同時に新党を立ち上げることは、協力関係に水を差すことになりかねない。

2.主な質疑と回答

(1)次の選挙も無所属で戦うのか?

覚悟としては次の選挙は無所属で戦うつもり。但し、理念・政策が近い新国民民主党に何らかの時期に合流する可能性はゼロではない

(2)無所属となって連合からの支援は得られるのか?

自分の理念・政策は変わらない。その自分をこれまで支援してくれ、協力関係にある連合は、無所属となっても支援してくれると信じている

上記のカッコ内は会見時の発言ではなく本メールマガジン読者が理解しやすいように補足したものです。また、「消費減税」のくだりについても補足させて戴きます。
本来、同じ政党に属していても個々の政策が全て同じということはあり得ませんし、それこそすべて同じ政策だけの純化路線では多様性の欠如に繋がります。私も大きな目的のためには大同小異、個々の政策の違いは乗り越えていきたいと思っています。
しかし、今回の「消費減税論」は、国民民主党の玉木代表が土壇場で「消費減税を立憲民主党が飲まないから合流できない」とした最大の理由です。これを譲れない私がいわゆる玉木新党に参加することは、私の筋も、玉木代表の筋も通らない、と思っているのです。ここで両方が筋を通さないと、「先に合流反対ありき」で「消費減税論はどうでもよかったのだ」と、玉木代表が批判されることになりかねません。
やけに細かいことにこだわる、と批判を受けるかもしれませんが、「筋を通す」ということは、最近よく耳にする「説明責任」を「行動で示す」ことになりますので、筋を通すことにご理解を戴きたく。

前回のメッセージでも書きましたが、選挙を前に、政党を変えること、選挙やお金のために筋が通らないことを押し通すつもりはありません。

吉良州司

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