特別国会を終えて。新会派「有志の会」の結成
昨日、総選挙後の首班指名を最大の目的とする特別国会が幕を閉じました。
特別国会を迎えるにあたり、自民党候補と戦って勝ち上がってきた野党系無所属議員5人の仲間と新会派「有志の会」を結成し、今国会から会派としての活動をスタートしました。
最初の活動?としての首班指名選挙では、自分を含む会派メンバー5人が「吉良州司」に投票し、岸田総理にはわずかに及びませんでしたが(笑)、堂々の5票を獲得できました。
小渕優子さんから「吉良さん、総理候補に躍り出ましたね」と冗談で冷やかされるなど、多くの議員仲間に冷やかされ続ける一日となりました。
新会派のメンバーは、いずれ総理にしたいと思う大人中の大人「北神圭朗」(京都4区。財務省出身)、民主党政権時代のTPP議論での取りまとめ役の事務局長であった私を支え続けてくれた恩人でもあり、頭の良さは群を抜く「緒方林太郎」(福岡9区。外務省出身)、TPP議論では常に反対の立場で私を苦しめてはいましたが、広汎に亘る分野において政策通の「福島伸亨」(のぶゆき。茨城1区。経産省出身)、落選中は現職の医師として活動し、今回の総選挙では専門家としてのコロナ対策を訴え続けてきた「仁木博文」(徳島1区。医師)、など、財政、外交、産業、経済、社会保障分野の即戦力がそろい、小さな政府がつくれるような個性派集団です。
「有志の会」として今後どうしていくのか、については、政党要件の現職議員5人が揃っていることもあり、各方面から高い関心を持って戴いています。私自身が考えている方向性は明確ですが、他の4人は、3人が4年間、一人は9年間の厳しい浪人生活を送ってきているので(それでも今回の総選挙では敢えて背水の陣の無所属で挑んだ勇気あるつわものたちですが)、少し時間が必要です。できれば、12月初旬に開会予定の臨時国会中に、その方向性をお伝えできればと思っています。
吉良州司