吉良からのメッセージ

2014年11月30日

ネット選挙解禁にあたって

みなさん、こんにちは。吉良州司です。

総選挙を直前に控え、普段からメルマガをお読み頂いている皆さんに対しても初めての人にお伝えするつもりで、これから、吉良州司の基本的な考え方、政治家としての理念・信念、具体的な政策について、幅広く発信していきたいと考えています。

メールやネットだからこそお伝えできる詳細を思い切りぶつけたいと思いますので、改めてよろしくお願いいたします。

今回のメルマガでは、まず今回の選挙の争点について、(以前から購読頂いている方には繰り返しになりますが)、お伝えしたいと思います。

■アベノミクスでは地方の暮らしは良くならない

今回の選挙は、安倍総理自身が「アベノミクスの是非を問う」と言って球を投げてきました。私は、その投げられたボールをしっかり打ち返していきたいと考えています。

アベノミクスは、大都市、輸出関連の大企業、株・資産を多く持つ資産家といった一部の人たちにとっては歓迎される政策かもしれません。しかし、地方で暮らす人たち、中小零細企業とそこで働く人たち、資産を持たない一般庶民にとっては、物価は上がるけれども収入は増えるわけではない、かえって生活が苦しくなる政策です。

アベノミクスでは、地方の暮らし、庶民の暮らしは良くならない。それが安倍総理の投げかけに対する私の回答です。

特に強調したいのは、「こんなに株価が上がるぐらい景気がよくなっている」「アベノミクスの成功だ」など、政府は(おそらく意図的に)間違って受け取られる情報発信をしているということです。

本当に景気が良くなっているのか? 実体経済が良くなった時に株価は必ず上昇します。しかしその逆、株価が上昇した時に必ず実体経済がよくなっているとは限らないのです。 異次元の金融緩和政策と称して、市場にジャブジャブの資金が投入されています。他に行き場の無いその資金は株式市場になだれ込み、株価を押し上げている。今回のアベノミクスによる株価上昇は金融緩和ゆえの株価上昇でしかないのです。

地方の景気、暮らしは決して良くなっていない。実体経済は伴っていない。「株価が上がってこんなに景気が良くなった」という政府の説明は決して本当ではない、まやかしともいえるような説明だということを訴えたいと思います。

吉良州司は選挙期間中も、これからの政治のあるべきすがた、政策の詳細について、皆さんにお伝えしたいと考えています。今回の内容は釈迦に説法な方も多かったかと思いますが、明日以降は、さらに政策の詳細に踏み込んだ内容をお伝えする予定です。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

吉良州司