吉良からのメッセージ

2020年11月8日

バイデン氏の勝利を祝すとともに今後の課題を考える

米国大統領選挙はバイデン氏が勝利し、米国民の良識が示されたことを心の底から喜び、祝したいと思います。 根拠のある説明でなく恐縮ですが、最高裁は「いわゆる保守派判事」が過半数を占めるとは言え、それは、銃規制、人工妊娠中絶といった価値判断を伴う判決の行方を左右する可能性があるのであって、各州で法的に認められた郵便投票を無効とするような判決は出されないだろうと信じています。 あの英国ジョンソ...続きを読む

2020年11月4日

米国大統領選挙 米国民の良識を信じたい

今日のメッセージは私にしては短い内容です。 日本時間11月3日夜から米国大統領選挙の投票が始まりましたが、ひたすらトランプ大統領の再選がないことを祈るばかりです。 米国民は理想と現実(本音)とのバランスの狭間で葛藤を続けながらも、トランプ政権誕生までは、何とか理想に近い良識ある言動を取ろうとしてきました。自分たちのつくった国が自由で豊かな民主主義国家であることを誇らしく思うからこそ、おせっ...続きを読む

2020年11月2日

日本のエネルギー問題解決に貢献する核融合技術 ~核融合施設を視察して~

10月26日から臨時国会が始まりました。菅総理は所信表明演説において、2050年にカーボン・ニュートラル(二酸化炭素CO2の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態)にすると宣言しました。中長期的なエネルギー政策については、核融合技術が現実的に発電への実用化を可能にするのか、また、実用化できるとすれば、それがいつになるのか、が大変重要です。私は中長期的なエネルギー政策には、是非核融合発電を組み込...続きを読む

2020年9月24日

アベノミクスは日本経済を全く成長させていない(米国ドル・ベース)~菅政権にアベノミクスを継承してほしくない背景説明

前回のメッセージでは、菅政権はアベノミクスを継承すべきではないことについての総論的な理由についてお伝えした上で、「アベノミクスによって日本経済は回復していないこと、更には、過去30年間(この間、非自民政権は細川・羽田内閣の1年弱と民主党政権の3年3か月だけで、残り約26年間は自民党政権)の世界における日本経済の低迷について、データを交えながら次回以降にお伝えしたいと思います」と予告しました。 ...続きを読む

2020年9月22日

菅政権はアベノミクスを継承すべきでない

菅政権が発足し、安倍政権の継承を掲げながら、行政改革やデジタル化の推進など独自色も打ち出しています。私は、行政改革やデジタル化の推進はどんどん進めていってもらいたいと期待していますが、安倍政権、特にアベノミクスについては継承すべきではないと思っています。 それにしても、病気で辞任した安倍晋三前総理は本当にツキのある方だと思います。理由は数多くありますが、ここでは、2点のみお伝えします。 ...続きを読む

2020年9月16日

畏るべし 菅義偉内閣

菅義偉官房長官の圧勝となった自民党総裁選挙。石破氏に対する執拗ともいえる制裁的対応など多くの問題はあったと思いますが、現在の主流派の狙い通りの着地点、落としどころに落とすことができる自民党の底力を垣間見たような気がします。 そして、昨日の自民党役員人事、更には、正式な任命は後程になりますが、昨日段階で出揃った菅義偉内閣の閣僚名簿を見て、「畏るべし 菅内閣」と感じています。 私が予想して...続きを読む

2020年9月8日

無所属を表明 合流新党にも新国民民主党にも参加せず

9月7日、立憲民主党と国民民主党との合流新党の代表選挙(党名も投票)がはじまりました。この動きに先立って、5日に地元大分市で会見し「合流新党にも新国民民主党にも参加せず、無所属で活動する」ことを正式に表明しました。 全国紙を含む地元の新聞報道では、一部は会見内容の真意を伝えてくれていますが、一部の新聞社とテレビ報道は言葉足らずだったり、中には真意とは大きく異なる報道がなされていますので、本メ...続きを読む

2020年8月30日

安倍総理辞任表明

憶測はされていましたが、一昨日、安倍総理が辞意を表明しました。 持病の再発により政治的判断に間違いがあってはならないとの理由による辞意表明ですから、政治的には対峙する立場ではありますが、長期に亘り重責を担われたことを労い、新薬効果よろしく早く回復されることを祈ります。 野党の立場からすると忸怩たる思いはありますが、安倍総理辞任表明を受けての自民党総裁選挙は、次の日本のリーダーを決める選...続きを読む

2020年8月20日

立憲民主党と国民民主党による新党結成と吉良州司の決意

みなさん こんにちは。 吉良州司です。 昨日、国民民主党の両議院総会及び懇談会が開催され、立憲民主党、国民民主党が各々解党して新党を結党すること、全員での新党参加にむけて最後まで努力すること、全員参加が叶わない場合には、さらなる「大きな塊」に向けて、円満かつ友好的に諸手続きを進めること、それらを玉木代表と平野幹事長に一任すること、が圧倒的多数により決議されました。 幾分、わかりにくい...続きを読む

2020年8月6日

コロナ禍で定説になりつつある現況の認識について

前回は、「Go to キャンペーンは、感染再拡大の今は時期尚早で、感染拡大が収まり人々の不安が和らいでからにすべきだ」、「日本の活力を取り戻すためには、会社、個人、地域が「依存」から「自立へ」と向かわなければならない」とお伝えしました。 今この時期に「依存から自立へ」を主張すると、コロナ禍で大変厳しい経営や生活を強いられている方々からは、それこそ、現場がわかっていない人間のたわごとであり、そ...続きを読む

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