吉良からのメッセージ

2022年4月4日

内閣委員会の質問に立つ 資源エネルギーの安定確保の重要性について

先週4月1日、経済安全保障法案を審議している内閣委員会において、下記内容の質問を行いました。 1.自分は学生の頃から仲間と「国際政治経済研究会」を立ち上げ、資源小国日本がどうやって生きていくのか。必要な資源エネルギーを安定的に輸入し、輸入するための外貨を稼ぐために輸出をする、その必要性を痛感し、それを最前線でやっている総合商社に入り、外貨を稼ぐプラント輸出に携わってきた。資源エネルギーの安定...続きを読む

2022年3月30日

ウクライナ問題を考える その11 ウクライナ戦争後の世界 ~新次元の東西冷戦を回避する知恵 その1

1.対ロシア経済制裁に拍手喝采することへの疑問 ~経済制裁で苦しむのは誰か~ 世界各国の対ロシア経済制裁のレベルが毎週のように引き上げられています。 ウクライナ問題を考えるシリーズその3において、「経済制裁で苦しむのは誰か」と題して、何の罪もない一般のロシア人、特に投獄されるリスクがありながら勇気を出して戦争反対を叫んでいるロシア人をも、その生活を困窮させることに、ほとんどの人が疑問を持た...続きを読む

2022年3月28日

ウクライナ問題を考える その10 小麦価格の高騰は世界の貧困層を苦難に陥れる

今回のメッセージは珍しく短い内容です(笑)。 ウクライナ問題シリーズその1において、軍事侵攻前の2月16日に設定されていた予算委員会分科会(外務)の質問通告の中で「ウクライナ情勢の緊迫化によって世界の天然ガス市場や穀物市場の需給ひっ迫が予想されるが(既にその傾向は出ている)、それでもNATOの東方拡大は、ウクライナの主権の尊重という名のもと、必要だと認識しているか」と通告していました。 私...続きを読む

2022年3月25日

ウクライナ問題を考える その9 今一度停戦合意の必要性

ウクライナの戦況は膠着状態が続いています。ロシア軍の計画・運用の甘さ、兵士の士気のなさ、一方、ウクライナ軍の士気の高さ、NATOのインテリジェンス情報提供協力により、ロシア軍の将官の殺害やピンポイントで的確、効果的にロシア軍の補給ロジステイックスを攻撃しているなど、ウクライナ軍が巻き返しに成功していることに世界中が拍手喝采を送っています。日本の報道やその報道に登場する解説者が「ロシア専門家」ならま...続きを読む

2022年3月22日

母校大分舞鶴高校を甲子園で応援 春のセンバツ高校野球大会

目を覆いたくなるようなウクライナの惨状が続く中、気が引けるような閑話休題話になって恐縮ですが、3月19日(土)、春のセンバツ高校野球大会に春夏通してはじめて(21世紀枠)出場した母校大分舞鶴高校を甲子園球場に行って応援してきました。 当初予定の金曜日であれば、応援に駆け付けることは厳しかったかもしれない人たちを含め、天の恵みの雨天順延で土曜日の試合となり、在校生や同窓生が続々と甲子園に乗り込み、...続きを読む

2022年3月15日

ウクライナ問題を考える その8 核抑止力の非対称性

ウクライナ問題シリーズに対して、数多くのご意見を寄せて戴き、感謝の念に堪えません。特に、これまでの仕事や人生の経験上、相手との厳しい交渉の上、時に妥協を重ねつつ何とか合意に持ち込んでいた経験をお持ちの方々、また、私の社会人の原点である旧日商岩井の先輩後輩など、世界各地を見てきて、ところ違えば価値観も、時には正邪のありかたまで日本のそれとは異なる異文化の地で生活し、異なる価値観や文化を背景にする人々...続きを読む

2022年3月11日

ウクライナ問題を考える その7 エネルギー安全保障とお家事情

ウクライナ問題に関する経済的側面につき、シリーズ第一回目のメルマガでもお伝えしましたように、予算員会(2月16日開会:外務)分科会の質問通告の中で、 (1)ウクライナ情勢の緊迫化によって世界の天然ガス市場や穀物市場の需給ひっ迫が予想されるが(既にその傾向は出ている)、それでもNATOの東方拡大は、ウクライナの主権の尊重という名のもと、必要だと認識しているか (2)日本が欧州にLNGを融...続きを読む

2022年3月11日

ウクライナ問題を考える その6 米国とNATOの他人事対応

ウクライナ問題に関する私の主張は「過激派」の域に達しつつあるかもしれません。今回もかなり踏み込んだ意見を述べさせて戴きます。 1.ウクライナが「飛行禁止区域」設定をNATOに要求、NATOは拒否 ロシアの空爆を防ぐため、ウクライナはNATOに対して、同国領空に「飛行禁止空域の設定」を求めましたが、NATOは拒否しました。同国制空権を掌握・維持するためには、同空域に侵入したロシア空軍機を...続きを読む

2022年3月9日

ウクライナ問題を考える その5 ウクライナ訪問で感じたこと

ウクライナ問題シリーズの第5弾です。 私は、外務委員会視察団の一員として、2005年11月6日、ソ連崩壊に伴う独立後15年が経過したウクライナ(キエフ)を訪問しています。2004年の大統領選挙を再選挙に持ち込み、西側志向のユシチェンコ大統領を誕生させた市民運動オレンジ革命の直後の訪問でした。 このウクライナ訪問時に感じたことを、当時、写真付きメルマガで発信していますので、まずは、それを...続きを読む

2022年3月8日

ウクライナ問題を考える その4 停戦合意の条件

過去3回のメッセージ「ウクライナ問題を考える」シリーズに対して、数多くの好意的な意見をお寄せ戴き感謝しています。一方、私の許へは届かない、声なき声として、ロシアの立場への過度な好意的考察(と受け取られてしまう)に対する批判もあるのだろうとは思っています。 それでもこの間「もし自分がロシアの立場だったら」と、ロシアの言い分にも耳を傾ける必要性についても書き続けてきたのは、ひとつには、ロシアの立...続きを読む

<<前へ次へ>>